整理整頓は、得意ですか?苦手と思う方もいると思います。整理整頓を苦手だと思っている人は、20代のビジネスマンで約60%もいて整理整頓を習慣化できれば仕事の効率が上がると思っている人が約95%もいるのですがなかなか習慣化できません。時間も取れないですしすぐに散らかってしまうと思うと後回しにしてやらないですよね。しかし、整理整頓することで自分の力を引き出せるのです。
整理整頓はストレスを軽減させる
整理整頓をするのは、自分で使うものをわかりやすくして無駄な探し物をしないようにするためです。日本人は、探し物の時間が1ヶ月に約76分あるそうです。生きてるうちに探し物をしてる時間はなんと52日間も使っているのです。すごく勿体無いですよね。この探し物をしてる時間は、かなりのストレスになり余計な負荷をかけています。なので整理整頓が習慣化できればストレスが軽減されます。常にストレスに晒されている状態の人であればこれだけで楽になりますよね。仕事ができる人ほど整理整頓ができるのです。
整理整頓でスイッチを入れる
整理整頓を習慣化すると探し物がなくなるのでストレスが軽減されて作業効率も上がります。しかしそれだけではないのです。脳は、無意識のうちにONとOFFに切り替えながら仕事をしています。うまく切り替えができないときは、やる気が出ずにはかどりません。スムーズに切り替えをするためには、作業興奮を活用します。
作業興奮とは、手を動かす簡単な作業をすることで脳が刺激され軽い興奮状態になることです。
朝起きてすぐには頭が働きませんが歯を磨いたり服を着替えたりしていくうちに少しずつ頭が冴えてきませんか?その状態が作業興奮でスイッチがOFFからONに切り替わった状態なのです。なので整理整頓を習慣化すると手を動かす簡単な作業も習慣化されることになり効率よく力を引き出せるようになります。
力を引き出す整理整頓術
常に綺麗な環境にする
5Sという言葉を聞いたことがあるでしょうか?5Sとは、整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字である5つのSをとったもの。5Sを徹底することで、きれいな仕事場になりスムーズに仕事ができるようになります。人は、環境にもっとも影響を受けます。環境が悪いと仕事もはかどらずクオリティも低くなってしまいやる気も出ません。なので5Sを徹底して綺麗な環境にしておくとことが大切なのです。
これは、割れ窓理論と同じことです。割れ窓理論とは
この理論は、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した理論なんですが、「窓が割れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、他の窓も全て壊される結果となる」という考え方です。
引用元:今すぐ使える新時代の心理学講座~日常・仕事・恋愛・学校・スポーツで今日明日から使える実践技術~|割れ窓理論を仕事に応用する)
自分の力を引き出すためには、綺麗な環境に身を置かなければならないのです。なので整理整頓を習慣化する必要があるのです。
整理整頓を習慣化するポイント
デスクの上には、必要最低限のものしか置かないことです。デスクの上にものをおいてわかりやすいようにしょうとする人もいるともいますがそれは、ストレスになります。なので最低限仕事にいるもだけを決めて必要がないものは、引き出しや棚にしまって管理するようにしましょう。
必要ないものは、捨てましょう。いつか使うからといってとっておくとものが増えてしまいます。なかなか捨てることができに人もいるかもしれませんが必要なものを捨てて身の回りをシンプルにしましょう。
毎朝時間を決めて整理整頓するように習慣化しましょう。しまっているものを忘れてしまうこともあるかもしれませんので毎朝やることでものの管理にもなりますし簡単な整理整頓が手を動かすことにもなるので作業興奮を生んで良いスタートができます。時間は、10分ぐらいがちょうどいいので時間をオーバーしないようにしてやっていきましょう。
整理整頓が習慣化できたら定期的にリセットするようにしましょう。3ヶ月に1度ぐらいでいいので時間を少し長めにとってしっかりと整理整頓すると良いかもしれません。また行き詰まったときや仕事がひと段落した時に整理し直すと良い刺激な理気分転換にもなります。
まとめ
整理整頓を習慣化するメリットは、ストレスを軽減させる、仕事が効率よくできるようになります。また捨てるという決断しなければいけないので決断力もアップします。
整理整頓のポイントは
- デスクの上には最低限のものしか置かない
- 必要がないものは捨てる
- 毎朝10分間の整理整頓をする
- 定期的にリセットする
整理整頓できるようになるだけで仕事もできるようになりますので苦手意識があってもすすんでやっていきましょう。
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