今回はルームシェアをするメリットやデメリットを紹介していきます。家賃の高額な都市部を中心に一般的になってきたルームシェアというライフスタイル。これまでの家族や恋人との同居ではなく、目的や価値観を共有できる友人などと同居する新しい居住の方法ですが、メリットもあればデメリットもあります。実際に1年弱ルームシェアをしてきた著者が感じたルームシェアをするメリットやデメリットを紹介していきます。
ルームシェアを行うメリット
まずはルームシェアを行うメリットから紹介していきます。ルームシェアを行う大きなメリットとして家賃が安く住むことが挙げられます。また、同じように家賃を安く済ませることができるシェアハウスと比較して、同居する人を選ぶことができるというメリットも上げることができます。では、それぞれのメリットを詳しく紹介していきます。
ルームシェアのメリット1:家賃を安く抑えることができる
通常は1人で全額を負担しなくてはいけない家賃を、ルームシェアをすれば同居する人数分だけ減らすことができます。10万円の部屋を借りるにしても2人でルームシェアをすれば1人あたり5万で済ませることができますよね。特に都心で生活しようと思うと、どうしても家賃が高額になってしまいます。プライベートな空間は狭くなってしまうとはいえ、家賃の負担を減らして都心で生活できることはルームシェアの大きなメリットと考えることができます。
ルームシェアのメリット2:シェアハウスと比較して同居人を選ぶことができる
ルームシェアの大きなメリットの2つ目は、同居人を選ぶことができる点にあります。同じように都心で生活する上で家賃を抑える方法に「シェアハウス」という選択肢があります。しかし、シェアハウスの場合、同居人を選ぶことができません。それに対してルームシェアなら、同居人ありきで物件を選択することになります。つまり、仲の良い友達であったり、同じ夢や目的を共有することができる人と同居することができます。生活をする上で、どこに住むか、と同じように誰と住むかも非常に重要な要素です。その点で、同居人を選ぶことができるルームシェアは非常に大きなメリットになると言えます。
ルームシェアを行うデメリット
メリットがある一方で、もちろんデメリットも存在します。こちらも主にシェアハウスと比較した場合のデメリットとなるのですが、ルームシェアならではのデメリットを紹介していきます。ルームシェアならではのデメリットとしては、ルールの取り決めが必要になること、そして、シェアハウスと比較した場合に初期費用がかかってしまうことが上げられます。
ルームシェアのデメリット1:ルールの取り決めが必要になる
ルームシェアをする場合、あらかじめルールの取り決めをしておく必要があります。いくら価値観の合う友人と同居すると言っても、お互いの生活スタイルには異なる部分が多く存在するはずです。各々が好きなように生活していては、ストレスが溜まり、トラブルの元になってしまいます。それを回避するためにあらかじめルールを決めておくことが必要になるのです。一人暮らしならルールを決める必要なんてありませんし、シェアハウスの場合は不動産会社があらかじめルールを決めている場合がほとんどになります。そのため、ルールの取り決めが必要というのは、ルームシェア独自のデメリットと考えることができます。
ルームシェアのデメリット2:生活に必要な家具家電が揃っているシェハウス比較した場合、初期費用が高額になってしまう
ルームシェアをする場合、ルームシェアが可能な通常の賃貸物件を借りることになるので、生活に必要な家具や家電を自分たちで調達する必要があります。そのため、初期費用が高額になってしまう場合があります。一般的にシェアハウスの場合、家具や家電などは不動産会社が負担して調達している場合がほとんどになるので、自腹で購入する必要がありません。ルームシェアの場合にはシェハウスよりも初期費用が高額になってしまうというデメリットがあるのです。
また、補足として、シェアハウス用の物件の場合、敷金礼金が必要無い物件も多く存在します。ルームシェアの場合は一般的な不動産と同じ契約になるので、敷金礼金も必要になる場合がほとんどです。その点からも、初期費用という面ではデメリットが多いと考えることができます。
ルームシェアのメリットデメリットまとめ
ルームシェアの場合、シェアハウスよりも快適に、一人暮らしよりもコストを抑えて生活をすることができます。しかし、裏を返せば、シェアハウスよりも高額で、さらに一人暮らしと違いストレスを抱える可能性があるデメリットも存在します。現在は居住のスタイルも多様化しているので、ルームシェアも選択肢の一つとして考えながら、自分に最も合うスタイルを探していくことが大切だと考えられます。
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