あなたは仕事が遅いことで悩んだことはありませんか？仕事が遅いせいでいつも残業続きだ。早く仕事を終わらせてアフターファイブを楽しんでみたい。仕事を早く終わらせることができる、仕事のデキる人間になりたい。そんな風に思ったことはありませんか？
仕事を早く終わらせるためには、仕事を早く終わらせるための方法も必要になりますが、仕事が遅い原因を探っていくのも近道の1つであると考えることができます。そこで、今回は仕事が遅い人の特徴、仕事が遅くなってしまう5つの原因を紹介していきます。あなたがもし仕事が遅いと悩んでいるなら、何かしら当てはまる原因があるはずです。ぜひ、仕事が遅くなってしまう原因を見つける手がかりにしてみてください。
最初から仕事を効率的に進めようとして仕事が手に着かなくなってしまう
仕事が遅い人は最初から効率的に仕事を進めようと考えて、いつまでもスタートできない、という特徴があります。誰だって仕事を早く終わらせたいと考えるのは当然のことです。しかし、仕事が遅い人は、実際に仕事を始める前から考えすぎてしまうという特徴があります。
仕事を早く終わらせるにはどうしたらいいのか、そんな風に考えすぎる結果、スタートするのが〆切ぎりぎりになり、結果的に仕事が遅くなってしまうのです。仕事が遅くなるのを避けるためには、まずはとにかく仕事に手を付けてみることが一番です。さっさと仕事を始めてみることによって、実際に手を付けてみることによって初めて分かるコツなどもあるからです。
仕事が遅い人には完璧主義者の傾向があり、100%の完成度を最初から求めている
仕事が遅い人がいつまでもスタートできない特徴に、最初から100%の完成度を求めて仕事をする完璧主義者の傾向があります。特に真面目な人や優等生タイプと呼ばれる人に多い傾向になりますが、仕事を始める前から100％の完成度を目指すばかりに、いつまでたっても取りかかれないのです。また、実際に仕事を始めてみたとしても、少しでも気になることがあると、その部分を完璧に解決してからでないと先に進めなくなり、いつまでも仕事が先に進まないのです。
仕事を早くできるようになりたいのなら、まずは完璧主義を捨て、とりあえず完成形を目指して作業を進めることです。最初の完成度は80%程度でも構いません。とにかく完成させることを最優先に考えるのです。仕事を早くスタートさせ、80%の完成度でも良いと割り切っておけば、全体が完成した後でも十分な時間ができるはずです。その時間を使って、100%の完成度に近づけていけばいいだけなのです。
仕事が遅い人は多くの仕事を並列作業でこなしてしまっている
仕事が遅い人は複数の仕事を同時にこなそうとしてしまう傾向があります。たしかに、並列作業で同時に仕事を進めていけば早く仕事が終わりそうな気がしますよね。AもBもCも、全ての案件を上手に同時に進めていけば早く終わりそうな気がします。しかし、実際には私たち人間は複数の物事を同時に考えたり、同時に作業を進めるのが苦手です。そのため、並列作業で仕事を進めようとすると仕事が遅くなってしまうのです。
仕事が早い人はこのことを理解しているので、無理に並列作業をしようとはしません。1つ1つの仕事・作業に集中し、効率的だと考えた場合にのみ、並列で作業を進めるのです。仕事が遅いと悩んでいる場合には、自分が複数の仕事を並列に進めてしまおうとしていないか、見直してみましょう。
疑問点、不明点、悩みなどを抱えたまま仕事を進めるから遅くなる
仕事や作業を進めていくうちに出てくる疑問点や不明点、悩み事、これらを放置していることも仕事が遅くなってしまう原因の一つです。先述したように、私たち人間は複数のことを同時に考えるのは得意ではありません。そのため、疑問点や不明点、悩み事などをそのままにしておくことによって、仕事中、作業中に頭の中のノイズとなってしまい、仕事や作業に集中できなくなってしまいます。結果、仕事が遅くなってしまうのです。
仕事や作業を進めていくうちに生じた疑問点や不明点は必ずその場で調べたり、聞いたりして後に残さないようにしましょう。疑問点や不明点を残しておくと、頭の中で不安が生じてしまい、仕事や作業がどうしても遅くなってしまいます。クリアな頭で仕事や作業を進めることができるように、必ず疑問点や不明点は早めに解決して集中できるようにしましょう。
仕事が遅い人は期限内に仕事が終わらないことが前提となっている
仕事がいつも遅い人というのは、「どうせ期限に間に合うはずない」と考えながら仕事をしてしまっている傾向があります。一応提出期限は1週間後だけど、今月中にどうにかすれば間に合うから。今日も絶対に残業だろうな。そんな風に考えながら仕事をしてしまっているので、そもそも仕事を間に合わせる気がないのです。本人に仕事を間に合わせる気が無いのですから、仕事が早く終わるはずがないのです。
仕事が遅いことに悩みを抱えているのなら、まずは仕事を期限内に終わらせる、という考え方に変えていくことです。「パーキンソンの法則」という時間に関する考え方があります。簡単に言えば、1時間で終わる仕事も、2時間を与えてしまえば、ダラダラと2時間を使って終わらせてしまう、という人間の特徴です。しかし、このパーキンソンの法則では、1時間かかる仕事も、30分の時間しか与えなければ、私たち人間はどうにかして30分で間に合わせようとする、という考え方もできます。仕事を早く終わらせようと考えるなら、長すぎない期限を設定することが非常に有効なのです。
仕事が遅い原因は能力よりも取り組み方や考え方にある
今回紹介したように、仕事が遅くなってしまう人の特徴、仕事が遅い原因というのは、本人の才能や能力よりも、仕事への取り組み方次第、という部分が多いです。あなたも仕事が遅いことで悩んでいるのなら、今回紹介した特徴のどれかに当てはまっていないか、もう一度自分の仕事への取り組み方を見直してみましょう。
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