通勤・通学に満員電車を使っていると、何もできないと感じ、その時間が無駄に感じてしまいますよね。大勢の人が詰め込まれる満員電車では身動きを取るのも難しく、立ち尽くしているのがやっと。本を読むこともできないし、新聞を広げるなんて他の人の迷惑になるし、できるわけがないです。電車を使った移動になると、数十分乗っていることも珍しくありませんので、その間何もしないのは時間の無駄に感じてしまいますよね。
実は、そんな満員電車での移動中でも行うことができる勉強方法が2つあります。毎日使う満員電車、1ヶ月や1年というスパンで考えたら、勉強や自己投資のために使えれば非常に有益ですよね。今回紹介する勉強方法は、満員電車の中でも問題なく行える、時間を有効に使うことができる勉強の方法です。ぜひ参考にして、少しでもあなたの時間を有効に使うために役立ててみて下さい。
何もできない満員電車でもオーディオブックを聴くくらいはできる
最初に紹介する勉強方法が「オーディオブック」です。オーディオブックとは、「耳で聞く本」とも呼ばれている新しい読書の方法です。「耳で聞く」という通り、本を読むのではなく、耳で聞いて勉強をしていきます。プロのナレーターや声優が有名な本を読み上げ、それを収録したものがオーディオブックです。それを聞くことによって、本を読まなくても、聞くだけで本の内容が頭に入っていくというのがオーディオブックの特徴です。
もともとは車社会で普及していたオーディオブック
オーディオブックは元々車移動の多いアメリカで広まった読書の手法です。車を運転している時間を有効に活用するための方法として、本をプロのナレーター・声優が朗読・音読し、それをCDに収録して売り出したのです。車内のカーステレオでそのCDを聞くことによって、運転中に本の内容を覚え、時間を有効活用していくことができます。
スマホの普及によって満員電車でも使いやすくなった
では、どうして車社会のアメリカで広まったオーディオブックを満員電車での移動で勧めるのか、です。それは、現在のオーディオブックの環境が、スマートフォンやiPodによって大きく変化したからです。音楽と同様に、オーディオブックもCDからMP3などの電子ファイル形式へと移行してきました。これまでCDで聞いたいたのが、スマートフォンやiPodを使って手軽に聞けるようになったのです。小さなスマートフォン、iPodを使うことによって、身動きが取れない満員電車の中でもオーディオブックを聴いていることができます。
たとえ満員電車の中で身動きが取れず、何もできないとしても、オーディオブックなら乗車前に耳にイヤホンを入れて再生しておくことによって、勉強することができます。これがオーディオブックをおすすめする理由です。
満員電車の中でも電子書籍があれば勉強はできる
オーディオブックだけでなく、「電子書籍」も満員電車の中でおすすめできる勉強方法の一つです。本・書籍を紙ではなくデータ化することによって、スマートフォンやタブレット、専用端末でも読めるようにしたのが電子書籍ですね。スマートフォンの普及とともに、電子書籍も普及してきているため、オーディオブックよりも馴染み深いのではないでしょうか?
電子書籍なら満員電車でもスマホで本を読んで勉強することができる
しかし、電子書籍といえば、大きな専用端末、タブレットが読みやすいイメージがあり、満員電車には不向きな感じがしますよね。なぜ、満員電車での勉強に電子書籍を勧めるのか、です。それは、スマートフォンを使えば、満員電車の中でも本を読むことができるからです。
実際に電子書籍で本を読むためには専用の端末、具体的にはAmazon Kindleや楽天koboが必要だと考える人が多いです。しかし、多くの電子書籍サービスでは、専用の端末がなくても簡単にAndroidやiPhoneで読み始めることができるんです。
片手で電子書籍が読めるための工夫も増えている
手の平に収まる小さなスマートフォンなら、何もできない満員電車の中でも扱うことができますよね。片手をつり革に伸ばしても、もう片方の手で扱うことができるはずです。利用する電子書籍のアプリをホーム画面にセットしておけば、満員電車の中でもすぐに電子書籍を読み始めて、勉強を始めることができますよね。
また、最近の電子書籍アプリは音量ボタンを利用した操作に対応するなど、片手での操作がやりやすくなっています。身動きが取れない、何もできないと思う満員電車の中でも、簡単にページめくりなどの操作ができるので、非常におすすめの方法ということになるのです。
まとめ:満員電車は何もできない?満員電車でもできる勉強方法
オーディオブック、電子書籍、ともにスマートフォンを駆使し、満員電車で勉強をする方法です。時間を無駄にしてしまうと考えがちなスマートフォンでも、使い方次第では自分のために使うこともできます。もしあなたが通勤や通学に電車を利用していて、満員電車に困っているなら、ぜひ参考にしてくださいね。
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