今回は昼食後に襲ってくる強烈な眠気への対策方法、対処方法を3つ紹介していきます。昼食後の眠気、本当に辛いですよね。午前中はバリバリ仕事できていたのに、ご飯を食べ、昼食後となると強烈な眠気に襲われてしまいます。コーヒーを飲んでみたり、無理やりミントタブレットで眠気を覚まそうとしても我慢できない。それが昼食後の強烈な眠気。
でも、昼食後の眠気はしっかりと対策方法、対処方法を知っておけば恐れる必要がありません。私たち人間が昼食後に眠くなってしまうのには理由があります。その明確な理由に合わせて対策・対処していくことによって、昼食後の眠気と戦う必要無く、午後の仕事もしっかりとこなせるようになります。
昼食後の眠気への対策･対処方法1：炭水化物・糖質を抑えた昼食にする
昼食に限らず、私たち人間は食事の後に眠気に襲われることが多いです。その理由は、炭水化物や糖質を摂取することによって、私たちの体内の血糖値が急激に上昇、降下するからです。大量の炭水化物・糖質を摂取することによって、私たちの体内の血糖値は急激に上昇します。それを下げるために、私たちの体は膵臓から「インスリン(インシュリン)」というホルモンを分泌し、急激に上がりすぎた血糖値を正常な値まで下げようとします。
しかし、この時にインシュリンは急激に血糖値を低下させ、必要以上に下げすぎてしまいます。そうすると、一時的に体が低血糖の状態になってしまい、眠気やめまいを感じ、場合によってはふらついたりすることもあります。
インスリンの分泌によって低血糖状態になるのを防ぐためには、食事の炭水化物・脂質の量を意図的に減らせばいいのです。炭水化物・糖質の量を減らすことによって、急激な血糖値の上昇を抑えることができます。そうすれば、インスリンの分泌も抑えることができ、食後の眠気を抑えることができる、というわけです。
昼食後の眠気への対策･対処方法2：昼食抜きにしてしまう
次に、昼食を抜いてしまう、という方法です。インスリンによる低血糖状態で眠気が起こることは説明しました。しかし、たとえ炭水化物・糖質が抑えられた食事をして血糖値の急激な上昇を防いでも、私たちは食後眠くなってしまいます。
食事をすると、食物の消化のために血液が内臓に集中し、脳や筋肉に十分な血液が回らなくなってしまいます。また、内臓が活発に働くことで、体全体が休息モードとなる「副交感神経」が優位に働くことになります。そのため、炭水化物・糖質に関係なく、食後は眠くなってしまうのです。
これを防ぐ方法が、いっそ昼食を抜いてしまう、という方法です。昼食を抜くことで、私たちの体は消化活動を行う必要性がなくなります。つまり、血液が内臓に持って行かれることなく、頭脳や筋肉を使う活動に集中できるのです。
私たちは一食抜いたところで、大抵は死ぬことはありません。もし炭水化物を抜いても昼食後の眠気が収まらない場合にはぜひこの「昼食抜き」を試してみて下さい。
昼食後の眠気への対策･対処方法3：コーヒーナップを使ってみる
たとえ昼食をとらなくても眠気に襲われることがあります。というのも、人の生体リズム上、昼1時や2時というのは、どうしても眠くなってしまう時間帯になっています。つまり、昼食をとろうがとらまいが、ある程度の眠気を覚悟しておく必要があります。
そんな眠気にも対応できる最後の方法は「コーヒーナップ」です。コーヒーナップは、簡単に言えば眠気覚ましにコーヒーを飲む場合に、その効果をより効果的に得るための方法です。
コーヒーには眠気覚ましの効果がありますよね。しかし、その眠気覚ましの効果はコーヒーを飲んでから少し時間が経過した後に現れてきます。その時間は約30分程度。つまり、コーヒーを飲んだとしても、30分間は眠気と戦い続ける必要があるのです。そんなコーヒーの弱点を克服してくれるのがコーヒーナップです。
コーヒーナップの方法・やり方は非常に簡単で、コーヒーを飲み、その後すぐに20分〜30分間仮眠をとるだけです。そう、コーヒーに含まれるカフェインの覚醒効果が出てくるまでの間、昼寝をするのです。昼寝による体力回復効果、そしてコーヒーによる眠気覚ましの効果を同時に得ることができる方法なのです。さらに、昼寝から目覚める時のだるさも、ちょうどコーヒーの覚醒効果が働くことで、楽に目覚めることができるんです。
15分や20分の昼寝をするだけでも、その後8時間分のエネルギーを蓄えることができるなど、昼寝の効果は期待されています。コーヒーと昼寝の組み合わせ、コーヒーナップ、試してみる価値がありそうですね。
まとめ：昼食後の眠気への3つの対策･対処方法まとめ
昼食後の眠気を追い払うことは、私たちの体のつくり上、どうしてもできません。しかし、今回紹介した3つの方法をうまく利用していくことによって、改善していくことは難しくないはずです。ぜひ、参考にしてくださいね。
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