人間的にも優れた上司を持つことができれば、自分の仕事のスキルを向上させることができて会社でのポジションを上げていきやすくなるばかりか、私生活での悩みの相談もすることができたりと、何かと自分にとってメリットの大きい存在になってくれますよね。
ですが逆に、いわゆるダメな上司について行ってしまって気に入られてしまうと、自分が良いように使える子分ができたことから手放してくれなくなりますし、その上司の手柄のために仕事をすることになってしまいます。
そうやって仕事でも成果を出せなくなったり、仕事のスキルを身につけることができなくなるばかりでなく、自分の生活を充実したものにすることも難しくなります。
そんな上司を簡単にすぐ見抜くことができれば、ついていくこともないので問題ないのですが、上司は部下の前では良い上司を装うものであり、その行動や行為が演技なのか素のものなのかを見抜く必要があります。
そこで今回は、尊敬できる本当に良い上司を見分ける方法をお伝えしますので、ついていく上司を間違えて後から後悔しないためにも、良い上司のふりをしたダメ上司を見分けることができるようになっておきましょう!
何気ない行動をチェックする
会話をしていたりと直接関わっている時には、人は誰でも自分のことをよく見せようという意識を働かせていますから、まだよく知らない上司の特徴をちょっとした会話の中から判断することは難しいです。
ですから、デスクに一人で座っている時に上司のことを観察して、何気ない時のふとした行動や仕草をチェックしてみるようにしましょう。
自分のデスクに座っている時には落ち着いていますから、意外と無防備になっていて、その人の素の行動や仕草をチェックすることができます。
きちんとしている上司は自分のデスクに座って一人で仕事をしている時でも、誰かと関わりながら仕事をしている時と同様にきちんと仕事をしていますし、落ち着いているでしょう。
逆に会話をしていた時にはすごく物腰が柔らかくて感じの良い上司のように思えていた人でも、自分のデスクで一人で仕事をしている時にイライラした感じで仕事をしていたり雑に仕事をしているような人は、本質的には短気で怒りやすい気質を持った上司であるということがわかります。
いくら取り繕っていても、普段の何気ない行動や仕草にその人の本質はあらわれてきますから、そういったところをチェックしてみることで、上司がどんな人であるのかはなんとなくわかってくるものです。
避けるべき上司を見抜くためにも、上司の普段の行動や仕草をチェックしてみてください。
家族を大切にしているか
上司が家族を大切にしているかどうかは、かなり重要です。
というのも、家族を大切にしている上司の元で仕事をすることができていれば、上司が家族との時間を大切にしたいために残業をなるべく少なくして早く仕事を終わらせて帰宅します。
そういう上司であれば、早く仕事を切り上げて帰りやすい雰囲気になりますから、部下としても自分のプライベートな時間を大切にしつつ仕事に取り組んでいくことができるようになります。
また、残業をする必要がないぐらい効率よく仕事を進めていく必要があるため、仕事に対しては厳しく指摘されることもあるでしょうが、自分の仕事のスキルも向上させることができるのです。
逆に、家族は大切だと言っている上司でも、毎日のように飲みに行っていたり、家族の愚痴を会社で同僚や部下に言っているような上司は、本心では家族をそこまで大切にしようと考えていませんから、ダラダラと残業もしますし部下が早く帰りにくくなります。
家族を大切にしようと思っていない上司だと、家族のイベントの日にもなかなか早く帰ることができなかったりする雰囲気になりますし、上司が家族を本心から大切にしようとしていて、仕事とプライベートのバランスを上手にとっているかは、充実した生活を過ごすためにかなり重要になってきます。
口先だけのことをいう上司なのか、それとも本心を言う上司なのかは、こうした行動からもチェックすることができるのです。
仕事に対する姿勢をチェックする
人は口だけではなんとでも言えますし、自分で言っているほど行動しないしできないのに、、、
口が上手いので面倒な仕事は部下に回して、手柄は自分が持っていくような上司も悲しいかな存在します。
口が上手いので、部下も上司の口車に乗せられそうになるのですが、普段からその上司の仕事に対する姿勢をよく観察しておき、行動が言動に伴っているのかをしっかりチェックしておくようにしましょう。
口だけで上手いこと言っても行動が伴っていなければ尊敬はできませんし、逆に口数が少なくてもきちんと仕事をこなしているような人は、それだけ自分の仕事や立場に対して責任感を持って取り組んでいますから、部下に対しても誠実に関わってくれます。
褒める時は褒め、叱る時には叱ってくれるような、誠実に向き合って対応してくれるような上司こそ、信頼できる上司ですよね。
口の上手いだけの上司におだてられて、大変な仕事を引き受けざるを得なくなり、それでも頑張ってやり遂げた。
その結果、口の上手いだけの上司に手柄を全部持っていかれてしまったら、仕事に対してのやる気は無くなってしまいます。
上司がいつもきちんとした仕事をしていて、いつでも誠実な行動をとっているか、口だけで上手いこと今までやってきた上司ではないかを、仕事に対する姿勢からチェックしましょう。
まとめ
上司を選ぶことはできませんが、本当に信頼してついていこうと思える上司を選ぶことは自分でできますよね。
ですが安易についていこうとする上司を選んでしまうと、その上司に良いように使われるだけで自分が疲れてしまうばかりか、仕事でのスキルの向上も見込めなくなってしまいますから、今回お伝えした尊敬できる上司を見分ける方法を参考にして、本当に良い上司についていくことができるようにしましょう。
また、この尊敬できる上司を見分ける方法を知っていれば、新しい上司が来た時にも、その上司がどんな人なのかを見分けることができ、どんな上司なのかを見分けることができれば、今後どのようにその上司と付き合っていくべきかの対策も考えることができます。
自分の仕事だけに集中するのではなく、常に上司の行動をチェックし、さりげなく、どんな人物なのかを見極めることが、あなたのこれからの生活を左右してきますから、ぜひ参考にして上司のことをチェックしてみてください。
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