トイレで手を洗ったときや、急なクシャミをしてしまったとき、夏場に汗を拭くときなど何かと使うことのできるハンカチ。
社会人であるならば、清潔なハンカチを持っておくことはエチケットの基本ですし、身だしなみに気を使うビジネスマンの必須アイテムですよね。
持っていて困ることがなく、逆にハンカチを持っていないと困った状況になることもあるので、清潔なハンカチを携帯しておくことは当たり前であり、社会人のビジネスマンがハンカチを持っていないなんて、ありえません。
そんなハンカチですから、ハンカチのブランドなどにこだわって選んでいるビジネスマンは少なくないかと思いますが、ハンカチの使い方にこだわっているビジネスマンはほとんどいないのではないでしょうか。
ですが、ビジネスマンのハンカチの使い方は、実は意外と他の人から観察されているものですし、ビジネスマンは見た目で「この人は仕事ができそう」「この人は仕事ができなさそう」という判断を受けるものです。
「この人は仕事ができそう」だという印象を持ってもらうことができれば、それだけで信用されますし、仕事の受注を得ることだって有利に進めることができますから、ハンカチの使い方ひとつとっても相手に好印象を与えることができるハンカチの使い方をしたいですよね。
人は見た目だけでは判断できないとはいうものの、ビジネスマンとしての初対面ならなおさら見た目で判断されることは多いですし、「誠実そう」「信用できる」「仕事が雑そう」「マナーがわかってない」「決まり事を守らなさそう」などということを、第一印象で判断されてしまいます。
だからこそ、ビジネスで円滑な人間関係を築くためにも、ハンカチの使い方に少しこだわりを持ってみて、見た目に気を使いましょう!
ハンカチの使い方にこだわりを持つと、それだけで好印象を持ってもらうことができますし、他のビジネスマンと差をつけることもできますから、今回はそんなハンカチの使い方についてお伝えしていきます。
ハンカチの選び方
スーツで仕事をしているビジネスマンが目の前で取り出したハンカチが、キャラクターがデザインされたハンカチだったら、どうでしょうか。
仕事を依頼しようとしていたとしても、「この人に仕事を任せるとちょっとずれた出来上がりになりそうだし、考え直そうかな」と思うはずです。
雰囲気に合わせることができる感性は大切で、その時の自分の雰囲気にあっていないハンカチを使うと違和感を与えますから、ハンカチの色や柄はその時の自分の雰囲気に合ったものを選ぶようにしましょう。
ハンカチの色や柄の雰囲気に合った選び方は、高度なファッションセンスが必要なわけではなく、何も難しいものではありません。
スーツやシャツ、ネクタイの色に近い同系色、同型柄のハンカチを選ぶようにするとOKです。
たとえば、ネイビーに白のストライプが入ったネクタイをしているのなら、ネイビーの無地のタイプのハンカチや、逆に白地にネイビーのストライプが入ったハンカチが合います。
ネイビー地のハンカチに、さりげなくちょっとした刺繍が入っていてもオシャレですよね。
また、ハンカチが分厚いと吸水性は高くなりますが、その分ポケットに入れた時にハンカチの厚さでポケットが膨らんでしまうことになり、目立ってカッコよくありません。
そもそもスーツというものは体のラインを綺麗に見せてくれる洋服であるので、ハンカチでポケットを膨らませてカッコ悪くすることはマナー違反です。
ハンカチは貰ったものをなんとなく使うのではなく、スーツスタイルをきれいに見せて他のビジネスマンと差をつけることができるように、薄くても吸水性が高い素材のハンカチを選ぶようにしましょう。
他のビジネスマンと差をつけるハンカチの使い方
ハンカチは2枚持っておく
最近はトイレに入ってもハンドドライヤーが付いていたりするので、ハンカチを使う機会も少なくなってきており、持ち歩いていても使わなかったという日もあるかもしれません。
それなのに、なぜ2枚もハンカチを持っておく必要があるのか疑問ですよね。
それはハンカチが必要になった時に、誰かにそっと差し出すことができるように準備しておくというところにポイントがあります。
実際に誰かにハンカチを差し出すことはそうそうないものですが、顧客と商談をしている時に、顧客がもしも水をこぼしてしまったりした時には、「ハンカチを2枚持っているので」と言って、サッとハンカチで水を吹くことができますよね。
何かあった時にも、ハンカチを2枚持っていたら、人に貸してあげることもできます。
友人や家族だけでなく、まったく見知らぬ人への気くばりをも身につけている人は、ビジネスでもプライベートでも好印象を持ってもらえるのです。
お尻のポケットからハンカチをチラ見せする
スーツのお尻のポケットからチラッとハンカチを見せると、それだけでなんだかオシャレで遊び心のある人に思ってもらうことができます。
余裕があるようにも見えるので、仕事ができる人だと思ってもらうこともできますし、女性からはオシャレな男性ということで一目置かれる存在になれるかもしれませんよ。
パンツチーフ、略してパンチラと言われている着こなしですが、スーツのジャケットがひるがえったときなど、ふとした瞬間にのみ、チラッとハンカチが見える、このさりげなさが大人な雰囲気を演出してくれます。
カバンはハンカチの上に置く
外でメモを取ったりして両手を使う時には、カバンは地面に置くかと思いますし、電車の中やカフェに入った時にも、地面にカバンを置いていますよね。
パソコンだって入っていますし、書類もたくさん入っている重いカバンですから、地面に置くことは何も悪いわけではありませんし、ずっと持っているわけにもいきませんから地面に置きたくもなるでしょう。
ですがそう考えると、カバンの底は自分の靴底と同じですよね。
そんなカバンをお客さんに案内された部屋にそのまま置くということは、土足で家の中に入っていくことと同じことです。
ですから、カバンはハンカチの上に置くようにしましょう。
ちょっとした気遣いですが、このちょっとしたことを徹底することで、他のビジネスマンとは全く違う、気遣いのできる存在だという印象を持ってもらうことができるのです。
ハンカチをコースターとして使う
夏に冷たい飲み物を飲む時には、コップの周りに水滴がついて机が濡れてしまうことがありますよね。
机が濡れてしまっていることに気づかずに大切な書類を置いてしまったら、書類がシワシワになってしまいますし、机を濡らしたことに気づかずに去ってしまったら、後から使う人に迷惑がかかってしまいます。
ですから、コースターがない時にはハンカチをコースターの代わりに敷いて、机が濡れないようにすると、配慮をすることができる人なんだというように思ってもらうことができます。
こういった気遣いが自然とできる人は、誰が見ても仕事も丁寧だと思いますよね。
まとめ
以上のように、ハンカチの使い方にこだわりを持つと、それだけで好印象を持ってもらうことができますし、仕事ができそうだと思ってもらうこともできて、他のビジネスマンと差をつけることもできます。
それにこのハンカチの使い方は、特に技術も必要ありませんし手間も必要ありませんから、仕事のできるビジネスマンの雰囲気を出すためにも、ぜひ実践してみてください。
ハンカチの使い方に少し気を配るだけで、仕事も人間関係も今までとは違って格段に良くなりますよ。
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