どうして怠け癖は治らないのか
あなたは怠け癖がどうして治らないのか考えたことはありますか?怠け癖という物は厄介なもので、ほとんどの人が持っている癖です。そうなのです。実は人間は本来楽をしたいようにつくられているので、怠け癖はどうしても出てしまいます。大事なことは怠け癖に対してどう対処していくかなんです。今回はその対処法についてお伝えしていきます。
サラリーマンであれば昼夜問わず業務に取り組んでいて、ノマドワーカーや個人で事業をされている方は日々この怠け癖と戦っているのではないでしょうか。自分のことだけで済むならいくらでもダラケられます。しかし、会社での業務となると、あまり自分勝手に怠けているのは良いことではありません。先ほど怠け癖は人間において本来備わっているものだということは説明しましたね。それでは、これから怠け癖に対する具体的な対処法を説明します。
結局、怠惰も習慣的な行動でしかない
ベッドでごろごろしているといつの間にか昼になっていた。会社の業務で頭を悩ましていて、それについてグダグダ考えていたら定時を迎えてしまった。怠惰について挙げていくとキリがありませんね。ここで1つ、あなたに大事なことを伝えます。それは、結局のところ怠惰も習慣的行動の1つでしかないということです。
具体的にいうと、「ベッドでごろごろする」のも、「面倒な業務を前にぐだぐだする」のも、ただの習慣的行動だということです。そういった生産性の低い行動はあなたが「毎朝歯を磨く」、「風呂に入る」という習慣的レベルであなたの身体に染み付いているのです。もうそういった怠惰な行動を取るのに慣れすぎていて、無意識に身体がそう動いてしまうのです。まずはこれを理解してください。それでは次に簡単すぎる怠け癖への対処法をお伝えします。
小さな自制心の積み重ねで大きな結果は生まれる
怠け癖への対処法は、おそらくあなたが思っているよりもずっと簡単なことです。それはツールを使ったり、本を勝手知識をつけて行うものではありません。もっとずっと簡単で、おそらく一度は経験があると思います。原始的な方法です。
それは「自制心を使う」ということです。自制心なんかあるなら苦労しないよ、という声が聞こえてきそうですが、向上したい気持ちがあればどんな人にも自制心はあります。でも、その自制心を使おうとするまえに、習慣化して身体に染み付いた怠惰な行動が先に出てしまうのです。ですから、あなたは意識的に自制心を使わなければなりません。
意識的に自制心を使うというのは、サボりたいなあという気持ちが湧いてきたら、すかさず「私は今◯◯をする」と声に出して、目の前の集中したいことに取り組むということです。頭に私はこれから◯◯をするぞと宣言して怠惰な気持ちを追っ払うのです。疑いたい気持ちも分かりますが、本当に効果的です。ぜひ実践してみてください。
大きな勝ちより小さな勝ちを祝福しよう
自制心を使って小さな勝ちを作ってください。小さな勝ちを作り続けてください。それはあなたの自信にもつながってきますし、生産性のある行動を無意識に取る習慣が身につきます。
多くの人は「優勝した!」とか、「大きな成果が出た!」とか、長期的な結果にばかり目が行きます。それももちろん大事なのですが、それよりもあなたの日々の小さな勝ちを本気で祝福してください。きっとあなたの望む未来につながっていくはずです。
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