寒くて長い冬が明けて、草花もどんどん咲いてくる春という季節。
桜のお花見を楽しんだり、だんだんと日が長くなってきて暖かくなってくることで、本来なら仕事へのモチベーションも高くなってきそうな季節に思えるのですが、逆にこの春の時期にやる気が出ないという人もいます。
年度が変わって、仕事や学校での環境が変わり、最初のうちは張り切っていたのに、五月のゴールデンウィーク連休明け頃から、何があったわけでもないのになんとなく気分が落ち込んで疲れやすくなったり、仕事や勉強に集中できない、眠れない、、、
といったスランプ状態に陥る五月病は有名ですよね。
この五月病というのはもともと、四月から親元を離れて初めて新生活を始めた大学の新入生が、ゴルデンウィークの連休明け頃から、新しい環境の変化についていけない焦りを感じでストレスになり、知らず識らずのうちに体の症状になって出てくることから五月病と呼ばれたそうです。
新社会人の場合は、もう少し遅い時期にこのような症状になる新社会人が多いので、「新五月病」や「六月病」とも呼ばれるそうで、この症状になるのは何も新生活を始めたばかりの大学生や新入社員だけでなく、長年働いている社会人でも同じこと。
そこまで重症じゃないけども、なぜか眠かったり、体がだるかったり、イライラしたり、何もしたくなくなったりと、春になると色々な症状がでてきます。
仕事そのものに全くやる気がなくなってしまって、仕事を辞めたくてしょうがなくなる人もいますよね。
そんな辛い五月病と向き合っていくために、今回は暖かくなって気候が良くなる春に、やる気がなくなって仕事を辞めたい気分になる五月病を乗り越えるための解決方法をお伝えします。
リフレッシュする
社会人として毎日仕事に取り組んでいく中で、ストレスを完全になくしてしまうことはできませんが、意識して休息をとってリフレッシュすることによって、ストレスを溜め込まないようにはすることができますよね。
五月病になってしまう原因は、体も心も疲れてしまっているところにありますから、五月病を乗り越えるためには、まずは体も心もリフレッシュするようにしましょう。
読書をするということはストレス解消にかなり効果が高いと言われていますし、のんびりお風呂に入って緊張をほぐしたり、音楽を聞いてリラックスしたりと、一日數十分だけでもストレスを解消できる時間をとってあげるだけで、効果的に気分転換をすることができ、五月病を乗り越えることができます。
適度なストレスは自分を奮い立たせて目標に向かって進んでいく原動力になりますが、ストレスが大きすぎたりプレッシャーを受け続けていると負担になってしまい、五月病の症状として体からサインが発せられるわけです。
五月病の症状が出てくるということは、それだけ体と心が疲れているということですから、リフレッシュして休息を与えてあげるように意識しましょう。
太陽のもとで運動する
春は幸せホルモンと呼ばれる、脳内の神経伝達物質であるセロトニンが欠乏しやすい状態となっています。
というのも、セロトニンは筆耕を浴びることで安定させることができたり、運動をして体を動かすことでセロトニンの分泌が促進されるのですが、冬は太陽の出ている時間が少ないですし、寒さもあって外に出て運動をしないで過ごしていたこともあるので、セロトニンが足りていない社会人が多いのです。
この幸せホルモンと呼ばれているセロトニンは、不足するとうつ状態を招くということも言われており、私たちの精神を安定させるためにとても重要な物質ですから、セロトニンが不足しやすい状態になっている、冬が明けたばかりの春には、なんとなく仕事に対してやる気がなくなったり、仕事を辞めたいと思いがちになってしまうわけですね。
ですから、なぜか眠かったり、体がだるかったり、イライラしたり、何もしたくなくなったりと、やる気がなくなってしまったときには、日中に積極的に外にでて、日光を浴びながら運動をして身体を動かしましょう。
特に太陽の下でウォーキングをしていると、血液の流れも良くなり、脳への血流量も増えますから、記憶力や集中力の向上にも効果があります。
平日は日中外に出て運動することができないという人は、休日だけでも太陽の下での運動を取り入れてみると気持ちが変わってくるかと思いますので、休日の過ごし方を考えてみてください。
体調を整える
春の時期は暖かくなってきたとはいえ寒い日もあったりしますし、気温の変化が激しく意外と体調を崩しやすい季節です。
そんな時期ですから、気候の変化に体がついていけなくて疲れてしまったり、だるく感じてしまったり、眠くなったりするわけですね。
花粉症の人にとっては、気候の変化で体調を崩しやすくなっていることに加えて、スギの花粉やヒノキの花粉によるくしゃみや鼻水で頭がぼーっとしてしまって、疲れもたまりやすくなっています。
ですから、五月病の症状が出てくるこの時期は特に、質の良い睡眠としっかりとした栄養をとることのできるバランスのいい食生活を心がけて、体調を整えることがやる気を保つために重要になります。
新生活を始めた大学生や新社会人だけでなくても、年度が変わると社会人は新しいことや新しい環境に馴染むためにやることが多くなって夜更かしもしがちになります。
その結果、疲れを溜めやすくもなりますから、この時期にやる気が出なくなるという人は、体調を整えるように意識しましょう。
まとめ
なぜか眠かったり、体がだるかったり、イライラしたり、何もしたくなくなったり、仕事を辞めたいという気持ちになる五月病の多くは、時間の経過とともに改善することも多いものですが、モチベーションが上がらないまま過ごすのは辛いものです。
辛いだけでなく、五月病の症状が出ているということは、体や心が疲れているというサインでもありますので、体や心を労わりリフレッシュさせてあげることで、五月病をうまく乗り越えていきましょう。
そして春本来のチベーションを取り戻し、仕事だけに限らず何事にもやる気を出して取り組んでいけたら最高ですよね。
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