毎日忙しく仕事をして過ごしていると、ふとした時に「なんだか仕事が楽しくない、、、」というように感じる瞬間があったりしませんか?
仕事は楽しくないのが普通だし、「仕事が楽しくない」という気持ちになって当たり前だということも言われたりしますが、人生において、仕事に費やす時間は非常に多いものです。
そんな人生の多くの時間を使っていくことなのに、「仕事が楽しくない」と思って毎日を過ごすのは寂しいですよね。
かといって、「仕事の内容や職場が自分に合っていないことが、仕事を楽しく感じることができない原因だ」と思って転職してみても、そういう人は、結局転職先でも自分の仕事に満足できなくて、やっぱり仕事が楽しくないと感じることになります。
そうやって楽しい仕事を追い求めて転職を繰り返していくと、その結果、自分に専門的なスキルを身につけさせることも難しくなりますし、人間関係も一から作り直してばかりしないといけないので、ますます仕事が楽しくなくなってきてしまいます。
このように、毎日の仕事が楽しくないと思いながらも、歯を食いしばりながら我慢して仕事をしている人もいる一方で、同じ仕事をしていても、毎日の仕事を楽しそうにして過ごしている人もいることは事実ですが、何が違うのか気になりますよね。
もしかするとこの両者の違いは、仕事に対しての考え方や心構えにあるのかもしれません。
多くの自分の時間を使って取り組んでいく仕事ですし、毎日を「仕事が楽しい!仕事がしたくてたまらない!」と思って過ごせたら、人生はもっと充実してくるはずですから、今回は仕事が楽しいと思えるようになる考え方や心構えについてお伝えしていきます。
自分の当たり前を疑ってみる
同じ仕事を続けていると慣れてきますし、入社したての頃でしたら四苦八苦していたようなことでも、毎日当たり前にやっていることが増えてきます。
何も深く考えなくても当たり前に仕事を進めていくことができるようになると、楽なのですが、同時に自分の頭で深く考えて行動しなくなるので、楽しくないと感じるようになってきてしまうのです。
ですから、自分が毎日当たり前に行っているようなことでも、時には疑問を持って、「もっと効率の良いやり方はないだろうか」「もっと楽しくできる方法はないだろうか」というように疑問を持って考えてみるようにしましょう。
今あるルールややり方が一番効率の良いものであったとしても、自分の頭で新しいことや試してみたいことを考えずに、その通りにずっと忠実に従っていくと、どうしても飽きてしまって楽しくなくなります。
もちろん、新しい方法を試してみた結果、効率が悪くなることもあるでしょうが、考えることや試してみることを放棄してしまっていては、進歩がなくなります。
当たり前に行っていることが一番効率が良くて、これ以上の良い方法はない、他の方法ではうまくいかない、と鼻から否定して決め込むのではなく、「これができたら面白い」ということを想像しながら過ごしていくと、当たり前に行っている仕事も楽しくなってきます。
仕事の楽しさを見つけるようにする
仕事が楽しくないからといって消極的になり、誰かが自分のことを後押ししてくれることを待っていては、いつまでたっても仕事は楽しくなりません。
楽しい仕事というものは、上司や先輩が教えてくれるものではなく、進路指導の学校の先生が教えてくれるものでもなく、両親が教えてくれるものでもなく、自分で見つけていかなくてはならないのです。
そのためには、誰かが教えてくれることを待っているのではなく、自分から積極的になって行動していく姿勢を持つことが大切。
食わず嫌いで仕事の内容を選んでいては、自分のアンテナを広げることもできませので、チャンスがやってきてもキャッチすることはできませんが、どんどん新しいことに挑戦してみて常にアンテナを大きく広げておけば、楽しいと思える仕事に気づくこともできます。
チャンスは無数に転がっていて、いつでも飛びつく準備ができている人には、当然それなりの成果が出ますから、同じ仕事をしていたとしても楽しく過ごせますよね。
誰でも、時間を忘れるほど没頭する趣味を持っているかと思いますが、その趣味のどこが面白いのか聞かれても、明確には答えることができないと思います。
感覚的に楽しいと思うから、その趣味に没頭しますよね。
仕事も趣味と同じで、積極的になってアンテナを広げて楽しいと思える仕事に取り組んでいたら、理由はわからなくても感覚的に楽しい気持ちになるので、その仕事自体が楽しいと思えるようになってくるのです。
ですから、仕事が楽しいと感じないからと、仕事に消極的になって誰かが仕事の楽しさを教えてくれることを待っているのではなく、仕事の楽しさを見つけることができるように、自分から積極的に行動してみましょう。
自分の可能性を広げていくこと
自分の長所を把握して、得意な仕事に取り組んでいくと自分の能力も十分に発揮できますし、自信を持って仕事をすることができますから、全く間違ったことではなく良いことなのですが、自分の得意なことだけに固執して他のことを受け入れないようにしてしまうと、新しい自分の可能性に気付くことができなくなってしまいます。
もちろん、不得意なことに取り組んでいるよりも、得意分野を伸ばしていくことは自分の大きな武器になりますし、誰にも真似できないところまで自分を高めることは素晴らしいことです。
ですが自分の長所や得意分野を自分で決めつけてしまって、「自分にはこれしかできない」という先入観を持ってしまうと、新しい仕事が出てきたときに考えることもなく拒否するようになってしまいます。
そうなると、自分の可能性が広がっていきませんよね。
実際に取り組んでみたら、その仕事のセンスがあって、自分の力が今まで以上に発揮することができるかもしれないのにもったいないですし、「自分にはこれしかできない」と思っていると、自分が成長していきませんから仕事はだんだん楽しくなくなってきます。
自分の可能性を広げていくことで自分のスキルもあがっていき、その自己成長を感じることができたときに「仕事が楽しい」と思えるものですので、自分の可能性に蓋をしてしまうのではなく、積極的に新しい分野にも興味を持って、できることをどんどん増やしていきましょう。
仮に興味を持ったことがうまくいかなくても、それは失敗ではなく、その分野は自分には合わなかったということに気付くことができたわけですから、成功とも言えます。
自分にできることはもっとたくさんあるという気持ちで、自分の可能性を広げていってください。
まとめ
今の仕事が楽しくないからと転職することは簡単ですが、転職しても、仕事に対する自分の気持ちが変わっていないと、新しい職場でもまた同じように仕事が楽しくないと感じるようになってしまいます。
転職をしてしまう前に、今回お伝えした仕事を楽しいと思えるようになる考え方をしてみてください。
それでも仕事が楽しいと思えないようなら、その仕事や職場が自分には合っていないということなので、その時は思い切って新しい職場に転職することも考えましょう!
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