新しいやり方を取り入れず、無理ばかり言ってくる頭の固い上司や、
自己流にこだわって全く話を聞かない同僚、、、。
仕事をしていく上で、うまくいかない人間関係がうまくいかないことは、
一番のストレスの原因になってしまうことがあります。
私たちは、毎日、気心の知れる家族や友人たちと過ごす時間よりも、
はるかに多くの時間を仕事のために使っているので、
職場の上司や同僚という存在は、
毎日顔を合わせてコミュニケーションをとる相手だからこそ、
うまく関わって無駄なストレスなく過ごしていきたいですよね。
そんな毎日、長時間同じ時間を過ごす上司や同僚だからこそ、
頭が固くて融通がきかないとイライラしますし、
「自分の思い通りに動いてくれたら、、、」
このように思うことは、当然のことです。
しかし、相手を動かそうと思えば、まずは相手をよく知ることが大切。
そこで今回は、頭の固い上司や同僚が持っている考え方の特徴と、
そんな人を思い通りに動かす方法をお伝えします。
頭の固い人の3つの考え方や特徴
過去の経験に固執している
新入社員の場合は、右も左もわからずに業務に取り掛かるため、
新しい情報を吸収する時に過去の経験が邪魔をすることはないので
乾いたスポンジが水を吸うように、
素直にやり方や方法を吸収していくことができます。
ただし、上司や同僚など、ある程度仕事を持つようになってくると、
「あの時は、こうすればうまくいった」という経験を
大なり小なり、ある程度はしてきていますので、
そのやり方や方法がいつでも使える方法だと思い込むのです。
もちろん、自分なりのやり方や方法を持っていて、
その仕事に対して自信を持っていることは悪いことではないのですが、
頭の固い上司や同僚は、過去にうまくいったやり方や方法こそが正しく、
どんな時にも通用する唯一の自分流のやり方だと
頭の固い人は信じて疑っていないのです。
自分が詳しくない情報は否定する
セミナーに参加したり本を読んだりして、新しいやり方や方法、
情報などを勉強した際には、当然一回で全てが理解できるわけではなく、
自分が学んだことをしっかりと理解できるようになるためには
何度も繰り返し勉強する必要があります。
ですが、頭の固い人の場合は、素直に新しい情報を理解しようと試みず、
その情報のアラを探すことに注力する傾向があります。
頭の固い人は、以下のように考えてしまいます。
「自分が知らない情報や方法」→「よくわからない」→
「自分流でないので気に入らない」→「とりあえず否定しておく」→
「否定するロジックを通すためにアラを探す」
こうなってくると、何を言っても、自分流のやり方や方法以外のことを、
全て否定的な考えを持って見るようになってしまい、
余計に頭の固い人に向かっていくのです。
謙遜の言葉で会話が終わる
謙遜の言葉だけで会話が終わってしまうのは、頭の固い同僚に多いです。
新しいやり方や方法などの情報を伝えた時に、
「さすがですね!」「それは効率が上がりそうですね!」
だけの返事で終わる人は頭が固い人です。
というのも、新しい情報を伝えているのですから、
よほどの天才でもない限り内容を詳しく聞かないと、
その内容を詳しく理解することはできないはずですし、
自分に取り入れていくためには
「なぜそうなるのか」や「具体的にどうすべきなのか」
という一歩踏み込んだ返事が返ってくるはずですよね。
それが謙遜の言葉を返すだけで、返事が終わるということは、
「私はそのことについては、自分の考えで間に合ってますので」
ということを考えているということです。
一見、腰の低そうな柔らかい印象を受けるのですが、
実はガチガチに頭の固い人なのです。
頭の固い人を思い通りに動かす3つの方法
しつこく頼み込む
得意先に商談を断られた時に「はい、そうですか」とならないのと同じで、
上司や同僚に仕事や新しいやり方を断られてもめげずに説得し、
相手が動くまで何度でも行動することは基本中の基本です。
ただし、毎回しつこく説得すると煙たがられて
自分の評価を下げてしまうことになってしまいますので、
あくまで軽く、淡々と「あの件、どうですか?」ぐらいで
繰り返し伝えていきましょう。
タイミングを見極める
相手が自分の話に聞く耳を持たなかったのは、
もしかしたらタイミングが悪かっただけかもしれません。
体調が優れていなかったのかもしれませんし、
家庭で嫌なことがあって悩んでいたので余裕がなかったかもしれません。
また、その日はどうしても定時で帰りたい理由があったので、
目の前の仕事だけに集中したかったのかもしれませんよね。
ですから交渉がうまくいかなかった時には相手の状況をよく観察して、
話を持ちかけるタイミングを見極めてみましょう。
シンプルにわかりやすく伝える
相手がなかなか動いてくれない原因の一つに、
面倒だと思われていることがあります。
相手の気持ちに配慮して、オブラートに包んだ言い方をしていると、
結局どうすればいいのかを相手に考えさせることになり、
考えることが面倒だからと動いてくれなかったりするものです。
ですから、使えるときは複雑な説明をすることなくシンプルに、
「こう言った理由なので、この方法でお願いしたい」
という伝え方を心がけましょう。
まとめ
以上、頭の固い人の特徴と、頭の固い上司や同僚を動かす方法を
3つずつお伝えしました。
頭の固い上司や同僚の考えている特徴を知れば
その対策も立てやすくなりますし、
相手を思い通りに動かすことも可能になります。
もしも自分が、頭の固い人の考え方や特徴に当てはまるものがあれば、
周りの人から「頭の固いやつだ」と思われている可能性もありますので、
周囲の人たちに不要なストレスを与えないように、
普段から気をつけて過ごしていくように意識していってくださいね。
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