人は誰でもミスはしてしまうものですし、仕事でも当然ミスをしてしまうこともあります。
疲れが溜まっていたり急いでいたりすると、余計にミスをしてしまう可能性は高くなりますよね。
そのミスがメールのタイピングミスや単純な伝達ミスといった、単なるうっかりミスで笑って済ませることができるミスならいいですが、重大なミスだったら真っ青になってしまいます。
また、そんなうっかりした時に起きるケアレスミスも、たまにしているぐらいでしたら許されますが、ミスばかりしていると怒られるばかりか信頼を失ってしまいますし、ミスした仕事を挽回するために余計な仕事が増えたりと、嫌なことばかりでいいことはありません。
ミスは完全になくすことはできないとはいえ、同じミスを繰り返してしまうと周りからの評価も下がってしまいますし、仕事での信頼を失ってしまうと仕事のチャンスも回ってこなくなったり出世ができなくなったりすることにも繋がるので、ケアレスミスはできるだけ減らしたいですよね。
しかし、仕事でケアレスミスを防ぎ、同じミスを繰り返さないためにはどうすればいいのでしょうか。
今回は、ケアレスミスをしてしまう原因とその対策方法についてお伝えしますので、頻繁にケアレスミスをしてしまって怒られたり、同じミスを何度も繰り返ししてしまって悩む前に対策しておきましょう。
ミスを繰り返す人の特徴
ケアレスミスをはいえ何ども繰り返していると、ちゃんと説明を聞いていないのではないかと思われたり、またこんなミスしてるのかと思われたりで、いいことはありませんし、ミスを繰り返す人の特徴に当てはまっていたら、自分が気づいていないところでミスを連発して周囲の信頼を失っているかもしれません。
気づかないでミスを連発していると大事な仕事は任せてもらえなくなりますし、仕事のできないやつだというレッテルを貼られて職場で孤立してしまう可能性も考えられますので、ミスを繰り返す人の特徴に当てはまっていたら、十分注意するようにしましょう。
頼まれた仕事を後回しにする
上司や同僚から仕事を頼まれた時には、その仕事に関する説明も一緒に聞きますが、時間がたったら細かい部分を忘れてしまったりするもの。
仕事の段取りや効率を重視するあまり、頼まれた仕事を後回しにしていると結果的に注意するべきポイントなどが抜けてしまってミスをしてしまうことになります。
ですから、頼まれた仕事は後回しにせず、説明が頭に残っているうちに優先的に片付けるようにしましょう。
普段から時間に追われている
仕事を多く抱えていて、いつもより早く仕事を処理していく必要があったり、仕事の納期が近づいていて焦ってくると、どうしても心に余裕がなくなってしまいますのでケアレスミスは起きやすくなってしまいます。
仕事の量は自分ではなかなか調整が難しいでしょうから、多くの仕事を抱えてしまう人は、自分の仕事のスキルをあげて余裕を持って仕事に対応できるようにしていきましょう。
また、普段からギリギリまで寝ていてバタバタと準備して出社している人は、心に余裕が持てない状態で仕事に取り組むことになるため、ケアレスミスをしやすいです。
仕事でのミスを減らすためには、なるべく普段から心に余裕を持って生活しておくことが大切です。
確認作業をする癖がない
時間に追われて仕事をしているため、確認する作業に時間を使えないということにもつながっていますが、自信過剰な人もまさか自分がケアレスミスをするとは思っていないので確認作業を怠る癖があります。
ですが誰でもミスはしますので、時間のロスに感じても余裕がなくても、基本的なことのようですが、作業の確認はしっかりとすることがミスを防ぐためには重要です。
確認作業を怠ったばかりにミスしてしまっていたら、挽回する時間の方が勿体無いですよ。
仕事のケアレスミスを無くす対策方法
ミスを繰り返す人の特徴に当てはまってはいませんでしたか?
しかし、ミスを繰り返す人の特徴に当てはまっていないからといって安心はできません。
ケアレスミスは誰でもやってしまう可能性があるものですから、なるべく仕事でミスをしないようにするためにも、自分は大丈夫だと油断することなく、以下にお伝えするケアレスミスを無くす対策方法に取り組むようにしましょう。
仕事の連絡事項は必ずメモにとる
新入社員のことは何から何までメモを取っていたのに、仕事に慣れてくると自分の力を過信してメモを取らなくなってきますが、人は絶対に聞いただけのことは忘れてしまいます。
作業の指示の中にある細かい注意点などを抜かしてしまわないためにも、必ずメモはとるようにしましょう。
初歩的なことのように思えますが、ミスをしてしまう人はこの初歩的なことを怠るからミスをするのです。
確認作業は怠らない
当然のように確認作業をしていると思いますが、それがただの作業になって十分に意識が向いていないと、ミスがあってもそのミスに気づくことができず、ミスしたままで提出してしまうことになります。
自分で自分のミスは見つけにくいものですので、絶対にどこかにミスがあると疑ってかかるぐらい慎重に確認作業を行うようにしましょう。
できるならば少し時間をおいてから確認作業をしてみると、ミスでなくても、その時には気づくことができなかった修正箇所を見つけることができて、仕事をより良いものにすることもできます。
慎重に確認作業をするには時間もかかりますし、確認作業にそんなに時間をかけていられないと思うかもしれませんが、ミスしたことでさらに時間がかかることを考えると、トータルで使う時間は確認作業に使う時間の方がはるかに短いはずです。
集中力に緩急をつけて取り組む
全ての仕事に対してずっと高い集中力を持って取り組むことができればミスをすることもなくなるでしょうが、人間はそんなに集中力をキープし続けることはできません。
無理に集中して仕事に取り組んでいても、集中しているつもりでも実は集中力は切れてしまっていますし、ほとんどのケアレスミスはその瞬間におこっていうのもです。
そもそも人間の集中力には周期があり、その波は15分周期となっています。
この集中力の波に次々と上手に乗っていくことで、長時間の集中が可能になるのですが、この波に乗り続けても最長で90分間キープすることが限界だと言われています。
ですから仕事に取り組む時にも、ずっと集中することは不可能なんだということを認識し、力を入れるポイントと力を適度に抜くポイントの緩急を上手に使い分けて仕事を進めていくことが必要です。
こうすして緩急をつけておくことにより、大事な部分で集中することが可能になるのでケアレスミスを防止することができます。
まとめ
念には念を入れて注意してもケアレスミスをなくすことはできないかもしれませんが、大きなミスは防げますし、ケアレスミスも100%防げないとしても100%に近づけることはできます。
あまりにミスが目立つようだと、迷惑をかけてしまいますし、上司や同僚から冷たい目で見られて職場に行くことが辛くなってきてしまいますので、そうなってしまう前にケアレスミスは繰り返さない、そして無くす対策方法を実践しておきましょう。
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