仕事中、特にデスクワークをしている時に不意に眠気が襲ってきたり、パソコンに向かっていてもどうも集中できなかったり、すぐに集中力がなくなってしまう、、、そんな経験を持っている社会人は多いはず。
気分を変えようと席を立って休憩したり、コーヒーを飲んだりスマートフォンでニュースを確認したりFacebookやTwitterなどのSNSを見てみたり、、、
仕事に集中できなくて他のことを考えていて、挙句の果てには会社辞めたいなぁ、、、
なんて考えていたり。
仕事に集中できないと、どうしてもこのように余計なことを考えている時間が増えてくるので、仕事のスピードも遅くなって仕事が溜まりますし、残業をしなくてはならなくなります。
でも、仕事にしっかりと集中して効率よく作業を進めることがができれば、一つの仕事を早く終わらせて他の仕事にも取り組むことができるので仕事でも成果を出していけますし、残業とは無縁になって自分の為にも時間を使うことができるようになり、毎日を充実した楽しい生活にしていくことができますよね。
そんな仕事への集中力の高め方は人それぞれで、ラジオや音楽を聴きながら作業した方が集中できる人もいれば、逆にちょっとした騒音でも気が散ってしまう人もいますが、香りには誰にでも共通して集中力を上げる効果があるといわれています。
そこで今回は、集中して効率よく仕事を進めていき、職場で過ごす時間を有意義に過ごすための、エッセンシャルオイルの目的別のアロマの香りについてお伝えしていきます。
仕事に集中できなくて仕事の効率が上がらずに悩んでいる人は、アロマを使えば効果的に集中力を高めて仕事の効率を上げることができますので、参考にしてみてください。
なぜアロマの香りで仕事の集中力を効果的に上げることができるのか
記憶力や集中力といったものは脳の活動によって力の発揮のされ方が左右されるものですので、脳に対する刺激をコントロールすることで、仕事への集中力もコントロールすることができますよね。
そして、その脳に刺激を与えるためには、香りを利用することが効果的なのです。
脳には食欲や性欲などの動物と共通した 本能に基づく行動 、喜怒哀楽などの 情緒行動 を支配し、自律機能にも大切な役割を果たす大脳辺縁系という部分があるのですが、他の視覚や聴覚などが、視床や大脳皮質を経て大脳辺縁系へ到達するのに対し、嗅覚は嗅神経からダイレクトに大脳辺縁系へ入ります。
つまり、香りは感情や本能を支配する脳にダイレクトに作用するということ。
ですから香りという刺激をうまく利用することで、脳の反応や活動をもコントロールすることができるというわけなのです。
また、記憶と嗅覚は繋がっているので、日常的に香りを嗅いでいることで記憶の精度も高めることができると言われていますので、この効果を仕事に使わない手はないですよね。
アロマの香りを使えば集中力と記憶力を高めることができるので、仕事の効率を上げていくこともできるようになります。
また、香りを準備するにも植物やハーブを職場に持ち込むことは現実的ではありませんので、エッセンシャルオイルを利用するようにしましょう。
エッセンシャルオイルとは植物の香り成分を抽出して、その香り成分を凝縮したものです。
エッセンシャルオイルなら小さな瓶に入っているので持ち運びも楽ですし、オイルをハンカチやティッシュに含ませてデスクに置いておいたり、マッサージオイルにエッセンシャルオイルを混ぜて手に塗っておくことで、職場でも気軽にアロマの香りを利用することができますよ。
熱湯を入れたマグカップにエッセンシャルオイルを数滴落とすだけでも、香りは広がりますので、職場のデスクで試しやすい方法を使ってみてくださいね。
仕事の集中力を効果的に高めるアロマの香り
グレープフルーツ
グレープフルーツの爽やかな香りには、活動するときに働く自律神経である、交感神経を刺激してくれる効果があります。
やらなければいけないとはわかっているけどダラダラしてしまって、なぜか集中力が続かないときには、交感神経が活発に働いていない可能性が考えられるので、交感神経の働きを活発にするためにもグレープフルーツの香りを活用してみましょう。
朝起きて布団から出た直後は、リラックス状態の時に働く副交感神経が交感神経と比べて優位になっているので、グレープフルーツの香りを嗅ぐことでスムーズに交感神経へと切り替えることができますよ。
レモン
レモンの香りには、集中力を高めたり仕事の疲れを軽減させる他、気持ちを切り替えたり冷静さを取り戻す効果があります。
爽やかなレモンの香りは嫌いな人や苦手な人はほとんどいないと思いますし、どのような職場でも周りに気を使うことなく使うこともできますよね。
あるオフィスでレモンの香りを使ったところ、全体的にタイプミスが65%も減ったという研究結果もあるほどです。
ローズマリー
ハーブとして肉や魚ん臭い消しにも使われる、スッキリした草木のような香りが特徴のローズマリーの香りには、血液循環を促進する働きを持っていますので、脳への血流量を増やして眠気をとばしたり、頭をクリアにして集中力や記憶力をアップさせてくれます。
ヨーロッパでは、何世紀にも渡って記憶力との関連性が伝えられているほど。
何かを覚える必要がある時や、やる気がでない無気力な状態の時におすすめの香りです。
ペパーミント
ガムや飴、歯磨き粉にもよく使われているペパーミントは、すーすーする爽やかな香りが特徴で、車を運転しているときの眠気覚ましにペパーミント入りのガムを噛むことで頭をスッキリさせる人も多いですよね。
ペパーミントには覚醒作用があり、脳を活性化させてくれるので眠気をとばしたり、頭をスッキリとリフレッシュさせることができます。
また、頭をリフレッシュさせることで、集中力と発想力もアップしますので、新しいアイデアを考える時にもペパーミントは効果的です。
まとめ
以上のように、香りは素早くのうに到達するため、アロマの香りを使うことで脳の活動をコントロールし、効果的に集中力を高めて仕事の効率を上げることができます。
また、アロマの香りには頭をスッキリさせたり集中力を高めるだけでなく、体や心もリフレッシュさせてくれる効果があるので、アロマの香りを日常的に使うことでイライラすることも減りますし、心の平穏を保つこともできるようになります。
アロマの香りを利用することで、集中力を高めて仕事の効率を上げるだけでなく精神的にも安定するので、気分が乗らないときや集中力が途切れがちな時には、アロマの香りを効果的に使っていきましょう。
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