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こんな時には何を食べる?仕事のパフォーマンスを上げるおやつの食べ方

仕事が長引いて残業。
お腹が空いたけど、夜食を食べたら眠くなりそう……。

そんな時こそおやつを食べるべきです。
「仕事中にお菓子を食べるなんて……」などと言う人もいますが、脳を効率的に働かせるためには勤務中であろうともお菓子を食べるべきなのです。

だからといって、何でも食べればいいわけではありません、
隣のデスクからポテトチップの袋をガサガサさせて、バリバリ食べる音が響いていたら仕事になりません。

今回は、仕事中に役立つおやつの食べ方をご紹介します。

 

 

1 仕事中に最適なおやつの条件

 
脳科学的には、デスクワークに最適なおやつとは「甘くて」「歯ごたえのある」ものがベストだそうです。

集中力を保つためには、脳を動かすことが必要です。
では、その脳のエネルギー源は何でしょうか?

脳のエネルギー源は、血液中のブドウ糖です。
このブドウ糖が不足してくると、脳はエネルギーを作ることが出来ずに、考える力が下がってきてしまいます。
砂糖やブドウ糖などの甘味類は、ストレスを解消して心をくつろがせる効果がありますので、おやつには甘いモノが適しています。

また、食べ物を噛むことによって脳の前頭前野が刺激されます。
前頭前野は判断や記憶などに重要な役割を持っている部分ですので、この部位を刺激してくれる歯ごたえのあるものもオススメです。
 
 

2 こんな時にはこのおやつ

 
 
・疲れているなら

ハチミツがオススメです。
ハチミツをそのまま舐めてもいいのですが、さすがに職場に壺を置いておくわけにも行きません。
ハチミツを使った飴やお菓子を食べることでも同じ効果を得られますのでそういったものを常備しましょう。
ハチミツの8割はブドウ糖と果糖の糖分ですので、脳の疲れを取り除いて活性化させるのに適しています。
 
 
・集中力を上げるなら

チーズがオススメです。
集中力を持続させるにはカルシウムが必要となります。
特にチーズのカルシウムは吸収力が高いので、チーズを食べるのがオススメです。
チーズをたっぷり使った焼き菓子などは常温保存もできますので、机の引き出しに入れておくのもいいですね。
 
 
・脳をフル回転させるなら

チョコレートがオススメです。
チョコは糖分を素早く脳に届けてくれます。
チョコレートに含まれるカカオも脳に良い成分が多く含まれますので、脳を最大限活用したいときには必需品です。
ちなみに、脳をフル回転させる同時通訳の人などもチョコを常備しているそうです。
 
 
・すぐに効き目が欲しいなら

レーズンがオススメです。
レーズンはミネラルが補給できる上に、低カロリーです。
レーズンなどのドライフルーツは、必要なブドウ糖を素早く脳に補給できます。
どうしても疲れて今すぐ効き目が欲しいなら、レーズンを食べて脳を回復させましょう。
 
 
・アイディアが煮詰まったなら

ナッツがオススメです。
特にアーモンドは思考力を向上させる効果があると言われています。
ナッツ類に含まれる脂肪酸は、抗うつ効果もあるので、ポジティブシンキングをするためには最適なおやつです。
鉄分や、むくみを取ってくれるカリウムも豊富なので女性にオススメですね。
 
 
・疲れ目には

ブルーベリーがオススメです。
視力の回復に効果があると言われるだけでなく、運動能力や学習能力にも効果があるとされています。
ブラックベリーやラズベリーも、抗酸化物質が多く、脳の働きを高めてくれます。
もちろんイチゴでも効果があるので、イチゴを使ったおやつもオススメです。
 
 

3 おやつの正しい食べ方

 
おやつの時間といえば何時を想像しますか?
たいていの方は15時を思い浮かべたと思います。

実は同じ量のおやつを食べても、食べる時間によって太りやすくなったり太りにくくなったりします。

脂肪を貯めこむ働きをするタンパク質「BMAL1」というものがあります。
このタンパク質は時間によって分泌量が変化します。
分泌量が最も少ないのが、実は15時なのです。
この時間におやつを食べれば、体型を維持したまま脳を活性化して仕事を続けることが出来ます。

また、おやつを食べるときには飲み物と一緒に食べると満腹感が得られやすくなります。

最適な時間に最適なおやつを食べることで、昼食と夕食の間隔が広がることが無くなります。
そうすると、空腹を理由にたくさん食べ過ぎてしまうようなこともなくなりますので、おやつを食べることは体型を維持するための必須アイテムでもあるのです。
 
 

4 便利なおやつ自動配給システム

 
おやつに関して抜きん出ているのが、あのグリコです。
オフィスグリコというシステムを開発し、40億を超える売上を叩きだしているそうです。

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8万を超える会社に設置され、総台数は11万以上だそうです。
既にコンビニの数を超えているわけですね。

このオフィスグリコ、システムは簡単なもので、箱の中からお菓子を1つ取ったら100円を入れておくだけ。
要するに野菜の無人販売所と同じなのです。

甘いものからしょっぱいものまで、希望があれば他社の製品まで用意するというから驚きです。
定期的に商品が入れ替わるので、飽きが来ないようになっているのもお見事。

オフィスグリコは設置する会社に全くコストがかかりません。
箱を置く場所さえ提供すれば、あとは勝手にお菓子が補充されるだけ。
もちろん買わなければ無料ですので、欲しいお菓子がなければ何も負担することはありません。

特に開発系、IT系などの会社で人気があるようですね。
やはり残業して脳を働かせなければならない職場なのでしょう。

代金の回収率は95%。
ほぼ全ての人が見られていなくても代金をしっかり払っているわけです。
正直な日本人向けのビジネスと言えますね。
 
 

5 まとめ

 
一口におやつと言っても千差万別です。
美味しいからといって、音のうるさいものや匂いの強いものは、周りに不快感を与えかねませんので注意して食べて下さい。
大震災の影響で、空腹のためでなく、いざというときの非常食としておやつを常備しておく人も増えてきました。
本格的な非常食と違ってかさばりませんし、常日頃から食べて、また買い足すことで常に賞味期限の新しいものを置いておくことが出来ます。
あなたの好きなおやつを食べて心をリフレッシュし、新たな気持ちで仕事に取り組みましょう。

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