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アナウンサーがやっている会話を盛り上げる術

会話は『聞く』のが最強説

円滑な会話には『聞く』ことが
重要だと言われていますよね。

といっても
どうすれば上手く『聞く』ことができるでしょうか?

耳

ということで
聞くことに関してプロである
アナウンサーがオススメしている方法5つを
解説していきます。

1:会話の終わりに「あなたは?」と聞く

会話はキャッチボールですよね。

気づくと自分ばっかり話していた、
ということが多い方は、
「私は〜」ではなく、
「あなたはどう思う?」を増やしてみましょう。

たとえば悪い例だと、

Aさん「久しぶり、元気?」

Bさん「はい、元気です。
最近は健康のために水泳しているんですよ。
この間は新しい水着を買ってね、
フィットネスクラブにも入ったんですよ。ほら、あの話題のところ…」

Aさん「へぇ〜」

Bさん「それから、食事にも気を使い始めて、
マクロビオティックというのを始めてね…」

あなたはBさんの事を
どう思いますか?

悪い例では、
Bさんが自分のことばかり話してしまい、
会話は一方的となってしまいます。

下に書いたやりとりの方が
盛り上がっていませんか?

Aさん「久しぶり、元気?」

Bさん「はい、元気です。
最近は健康のために水泳をやっているんですよ、
Aさんはどうですか?何かスポーツをしているんですか?」

Aさん「最近テニスを始めたんです。
水泳もいいですね、どこに通っているんですか?」

Bさん「会社の近くの○○クラブです。
今度一緒に体験レッスンにいらっしゃいませんか?」

よい例では、
お互いを思いやりながらの会話が進んでいるので
相手からも情報収集することができますね。

2:新しい要素も入れて聞き返す

相手の発言をそのまま繰り返す“オウム返し”。

例えば、「今日は、良い天気ですね」に対して
「本当に良い天気ですね」など。

これは、相手が“よく話すタイプ”であれば、有効です。

また、とりあえずは場つなぎにもなりますが、
ただ繰り返すだけでは
発展性はありませんよね。

特に、相手が“話さないタイプ”の場合、
“オウム返し”だけで会話が終わり、
再び沈黙になるケースも……。

そこで、続けたい場合は少しエッセンスを加えます。

例えば、
「もうすっかり秋ですね。早く紅葉が見たいなあ。
どこかお勧めの紅葉スポットってご存知ですか?」

「そういえば、週末も天気良かったですよね。
どこかに行かれました?」

ただ繰り返すのではなく、
少しでも“新しい要素”を入れましょう。

さらに“質問で返す”と、効果的。
ただ、あまり突拍子もない振り方だと、
相手が驚いてしまうので、
あまり親しくない相手には、まずは無難な話題が良いかもしれません。

3:質問はオープン・クエスチョンで

オープン・クエスチョンとは
Yes or Noで終わらない聞き方で、

「いつ〜」
「どこで〜」
「だれが〜」
「なにを〜」
「なぜ〜」
「どのように〜」

といった感じで聞くことです。

会話が弾む人と、
そうでない人の違いの一つは“質問力”です。

答えが「はい、いいえ」だけで
終わってしまうような質問が多くなっていませんか?

質問の際は、
なるべく話題が膨らむような振り方をしてみましょう。

例えば「釣りが趣味」という人には、
「今まで釣った中で一番大きな魚は何でしたか?」
「初心者が釣りに行くなら、どこがお勧めですか?」など、
相手の話をどんどん広げるように進めていくと、盛り上がります。

「この人とは盛り上がらない」
と思われてしまうと損ですよね。

話したくない相手なら別ですが、
そうでないなら「即答では終わらせないぞ」と、
楽しみながらも、
軽く挑戦する位のつもりで話すと盛り上がりますよ。

4:興味ないときは感情面へ

基本的に、人は自分の話を聞いてほしいものです。

たわいない事、自慢、困っている事など、
聞いてもらうだけで、嬉しさが倍増したり、
心が軽くなったりしますよね。

でも、人の話を聞くのは、
実は意外と難しいもので、
特に相手の話題に興味がなかったりすると、
対応が雑になりがち。

例えば、
「明日、駅前にパチンコ店がオープンするらしいよ」
に対して「あ、そうなの。」

自分が詳しくない分野だと
話を広げにくいものですが、
そういう場合は、
相手の気持ちを聞いてあげましょう。

例えば、
「パチンコの醍醐味って何?」
「今まで悔しいおもいしたことある?」
とか。

こんな風に、感情面を中心に広げていきましょう。

『相手の気持ち』を上手く聞き出せれば、
自然と盛り上がりますよ。

5:話は70秒で区切る

最後に話すときのポイントも書いておきます。

ニュース番組で観るストレートニュースのほとんどは、
1分10秒~1分半の長さに
まとめられていることをご存じですか? 

これには理由があります。

これ以上時間をかけると視聴者は長すぎると感じ、
これ以下だと物足りなく感じるからです。

日本語でひとつの情報を伝える場合、
1分10秒から長くて1分30秒くらいが
いちばんわかりやすいのです。

そこでテレビやラジオのニュースは
約70秒前後にまとめられているのです。

裏側から言うと、
ニュースを観たり聞いたりしている
視聴者の集中力は70秒間くらいしか
継続してくれないということでもあります。

この『70秒の法則』はニュースだけではなく、
ふだんの日常会話にも応用できます。

自分の話を集中して聞いてもらいたいのなら、
ひとつのテーマを70秒前後で話す必要があります。

「たった70秒では何も伝えられない」
と思うかもしれませんが、
じつは70秒という時間は決して短くありません。

アナウンサーは3秒で何を話すかで勝負しているくらいです。

3秒の沈黙はテレビでは相当長く感じられるからです。

実際に、生番組では、
アナウンサーがアドリブで
ひと言つけ加えて時間合わせをするのですが、

たった3秒の時間でもしっかりと
メッセージは伝えることができるようです。

「明日は晴れますが湿気が多いようです。体調管理に気をつけてください」

これも3秒間で言えるコメントです。

アナウンサーは、70秒という時間があれば、
言いたいことはたいてい言いきれると実感で知っているそうです。

何かのミーティングのときの自己紹介やスピーチで、
司会者から「ひとり1分くらいでお願いします」
と言われることはよくあることですし、

時間を言われなくても
「ひと言お願いします」の「ひと言」は70秒だと
考えていいですね。

しかし、たいていの人は
話が15秒や20秒で終わってしまい
時間があまりすぎたり、

逆に3分、5分と長く話しすぎたり
してしまうことが多いのです。

短すぎれば印象に残りにくいし、長すぎれば飽きられてしまう。

特に長すぎるのは禁物で、
悪い印象しか残しません。

時間は取り返しがつかないものだからです。

とても面白い内容なら別ですが、
誰もが、その人の長い話を聞くほど
無駄な時間はないと思ってしまうのです。

「会話が苦手だな」と思っている方は
以上の5つを参考にしてみてください。

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