職場の人間関係が良好で、毎日を楽しく仕事をして過ごせていますか?
それとも最悪の人間関係の中、仕事での付き合いが面倒だと思いながら毎日仕事をしていますか?
職場という場所は、生まれた場所も育った環境も別々な様々な年代の人たちが集まって仕事をしているので、どうしても人間関係が自分と合わなくてストレスになる人が必ずいるものです。
会社を辞める理由の上位にランクインされるものとして「職場の人間関係が悪いから」というのは、昔から定番になっていますよね。
陰口や愚痴ばかりを言っていて仕事をしない同僚や無能な上司、人の噂話ばかりしている女性社員、、、など、仕事をするために会社に行ってはいるものの、こんな職場の人間関係は面倒だと感じてしまうことがあるかと思います。
ただ、残念ながら職場の人間関係は、その職場の環境に自分が入社して入り込むという形でスタートするので自分で選ぶことはできません。
嫌な人、嫌いな人と同じ空間で一緒に仕事をしているだけで仕事のペースが落ちてしまったり、毎日会社に通勤するたびに憂鬱な気分になってしまって、会社に行くことが辛くなってしまう。
人間関係による悩みは、心身ともに多大なストレスになりますし、1日の大半を過ごす職場ですから尚更です。
そうやって仕事の付き合いが面倒で、職場の人間関係のストレスがピークに達してしまったら、自分がその職場を去るしか方法がなくなってしまいます。
いくら仕事の内容にやりがいを感じていても、職場の人間関係が悪いばかりに、そんなことになってしまったら勿体無いですよね。
そこで今回は、職場の人間関係がストレスになっていて、仕事の付き合いが面倒になった時の対処法をお伝えします。
人間関係をストレスに感じず、居心地がいいと感じられるような雰囲気にすることは不可能ではありませんから、仕事の付き合いが面倒で憂鬱になる前に、ぜひ参考にしてみてください。
自分を理解してもらおうと思わない
仕事の付き合いが面倒だと感じる多くの人は、職場にいる全員から好かれたいと思っている部分がありますが、職場の全員から自分のことを理解してもらえることはできないということを知っておきましょう。
これだけでも随分、職場の人間関係が楽に感じられるはずです。
というもの人間関係、特に職場においての人間関係では、誰かがメリットを受ける出来事が起こった時には、別の誰かがデメリットを受けるものですよね。
職場のポストを想像してみればわかりやすいですが、役職は全社員の数だけ用意されているものではなく、職場に100人の社員がいても役職のポストは10しかなかったら、その90人の人は役職に就くことができないのです。
やりたいプロジェクトに手をあげても、10人でやるプロジェクトに11人が手をあげれば、その外れた1人の人はどれだけその仕事に携わりたいという気持ちを持っていても携われないわけですし、これは特に職場のような仕組みの中に人が集まってきているのですから避けられないこと。
それでも、その結果が気に入らないと思っている人は、うまくいった人を蹴落とそうとしてきたりしますし、こうなってしまうのは自分に責任があるのではなく、職場の構造的なものなので仕方ないのです。
人が集まる以上は、右を作れば左が生まれてしまうというようなことは避けられないので、自分を理解してもらおうなどとは思わないことです。
自分に厳しい完璧主義にならない
自分の仕事に対してのハードルを常にあげて、自分に厳しくしている人は仕事で成果を出すことができますが、自分に厳しい完璧主義の人は職場の同僚や後輩、さらには上司にも、自分と同じ完璧な仕事を求めてしまいます。
そうやって相手に完璧を求めても、相手は人間ですので自分の思った通りの完璧な仕事をしてくれることはまずあり得ません。
また、相手にも自分と同じような完璧な仕事を求めすぎることで、相手に対する自分の無意識の中での期待と、実際の相手の仕事への取り組みの間にあるギャップにストレスを感じてしまいます。
それを相手に強要することは、職場での人間関係を悪化させて孤立してしまうことになりますので、自分に厳しい完璧主義の人は、他人へのハードルは下げて接するように心がけましょう。
相手へのハードルを自分と同様にあげてしまうと、ただ空回りして疲れてしまうだけです。
相手にとって必要なことはハードルを上げられることではなく、励ましたり応援したりしてあげることです。
自分に厳しく、相手にも厳しくと、ハードルを上げ続けていると、相手はもちろんですが自分も疲れさせてしまい、良いことはありません。
自分の実力以上に厳しくしていても長続きはしませんので、職場の周囲の人たちと一緒にゴールを共有して、80点を目指してコツコツ自然体で仕事を進めていけば空回りすることも少なくなりますし、楽な気持ちになれて人間関係のストレスも軽減するはずです。
悩みやストレスは前向き思考で捉える
仕事の付き合いが重要だと考えている人は、職場の人間関係を重視しすぎているので、仕事で失敗してしまったりした時には、みんなに顔向けできないと考えたり、もう自分の居場所は職場にないと考えてしまいがちです。
このように考えて、職場の人間関係に気を使いすぎてしまうから仕事の付き合いが面倒になったりと、職場の人間関係がストレスになってくるのです。
職場には仲の良い友達を作りにきているわけではないですし、好かれなければいけないことはないわけです。
職場の人の顔色を伺っているのではなく、精一杯やった結果として失敗してしまったのなら仕方ないことだと気持ちを切り替えて、次に失敗しないためにはどうすれば良いのか、前向きな方向へ気持ちを切り替えるようにしましょう。
人間関係を気にしすぎる必要はありませんし、理不尽なことを言う上司や先輩がいたとしても、それをバネに良い結果を出して見返そうと発奮材料にしていきましょう。
問題は解決できる人のところにしかやってきませんので、いよいよレベルアップの時がきたと前向きに捉えて、どんどん前に進んでいってください。
前向きに物事を考えることで行動や発言も前向きに変わってくるので、職場の人の見る目も良い方向へ変わってきますよ。
まとめ
職場の人間関係がストレスになり、仕事の付き合いが面倒になってしまっている時には、なかなか思い切った行動が取れなくなってしまっているものですが、「どうせやめることになるんだから失っても良いや、嫌われてもいいや、変なやつだと思われてもいいや」と思ってみると大胆な行動をとることができて、それが結果的に職場の人間関係の改善につながったりするものです。
仕事の人付き合いが面倒になった時に、その原因を自分だけに求める必要はありません。
職場の人間関係に悩んでいて、ストレスを感じているような日々をおくっているのだとしたら、上記で紹介した対処法を参考にして試してみてください。
自分の考え方を少し変えるだけで心がすっと軽くなって、今までの悩みや問題が自然と解決されていき、職場の人間関係にストレスを感じずに仕事ができるようになるはずです。
職場の人間関係がもうどうにもならない場合は転職を考えてみるのも、一つの方法ですよ。
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