しなければいけないことは山積みなのに、頑張れない。
デスクに向かったはいいけど、どうしても無気力状態になってしまって、気づいたらぼんやりしているだけで、一向にやる気が出ないし何もしたくない。
このような、延々と続くなんとも言いようのない無気力感に襲われてしまった事はありませんか?
頑張らなければいけないことがわかっているのに、どうしても無気力で頑張ることができないと、頑張れない自分を責めていきますし、辛いですよね。
無気力になってしまって何もしたくない状態になってしまう原因は沢山ありますが、何もしたくない、このままずっと寝ていたい、という気分に襲われてしまう事はだれにでも訪れる事です。
人の感情は常に一定ではないので、浮き沈みはあって当然ですが、「無気力でやる気が出ないから何もしたくない」という気持ちをそのままにしていたら、社会人は生活ができなくなってしまいます。
ですから、無気力になり何もできなくなってしまう状態を長く続けないためにも、憂鬱な気分を立ち直らせる方法を知っておきましょう。
何もしたくない無気力な状態になってしまいそうになった時には、充実した楽しい毎日を取り戻すためにも、ぜひ参考にしてみてください。
無気力で何もしたくなくなる原因
無気力で何もしたくない時に取るべき対処法を考える前に、まずは無気力で何もしたくなくなくなってしまう原因について知っておきましょう。
理想と現実のギャップへの絶望
人はどうしても理想を追い求めてしまう生き物です。
もちろん、理想を持っていないとモチベーションは生まれませんし、理想を持っていないと頑張ることができないのですが、理想に近づくために努力をしてきたにも関わらず、自分の理想とした姿にいつまでたっても近づいていかないと感じ、現実の自分の姿に絶望してしまった時には、無気力になってしまいます。
努力したことが、全て必ず成果に結びつけば絶望することもないでしょうが、実際に仕事をしていると、成果は運に左右されたり評価する人によっても変わってくることも多いですよね。
すべての努力が、必ずしも成果に跳ね返ってくるわけではありません。
これだけ努力してやってきたのに、以前と成果が全く変わっていない、、、
一体、あとどれだけ取り組めば理想に近づくことができるのだろうか、、、
努力しているにも関わらず、自分の理想に近づいている実感が持てないでいると、このような感情が生まれ、自分が何もできないように感じて絶望し、無気力になってしまうのです。
ストレスに対する無意識な防衛
やりたい気持ちはあるにもかかわらず、自分の力がその気持ちに追いつかずにうまくできない日が続くと、できない自分を否定するようになってきてしまいます。
このような状態になった時には、自分が認識しているか否かに関わらず、この自分を否定するストレスや過労から身を守るために、無意識で脳が現実逃避を行います。
そのため無気力になって、やる気を失ってしまうことになるのです。
また、失敗が許されない緊張状態が続いた時や、環境が大きく変化した時、大きな仕事をやり終えた時などにも、精神力や体力が自分の気持ちに追いつかなくなるほど消耗しているので、無気力になってしまうことがあります。
自分に対する自信の喪失
同僚に何気なく言われた言葉に傷ついたり、仕事でミスが続いてしまって上司に怒られたり、職場の人間関係がギクシャクしていて職場に行くことが辛くなってきた。
私生活でも、恋愛がうまくいかなくて喧嘩ばかり。
というようにうまくいかない時には、仕事も私生活も関係なく、全てがうまくいかなかったりするものですが、そうした時に自分に対して自信を喪失してしまうと、無気力になって何もしたくなくなってしまいます。
また、うまくやっている他人と比較してしまうことで、自分の人生は一体何だったのかと自分に嫌気がさしてしまい、無気力になってしまうこともあります。
無気力で何もしたくない時の克服方法
無気力で何もしたくない時は、何もしないようにすることが一番の克服方法です。
無気力で何もしたくない状態が、ずっと続くようなことはありませんし、無理をして行動しようとすることで余計に負担をかけてしまい、自分を精神的に疲れさせてしまうことになります。
「泣きっ面に蜂」「弱り目に祟り目」「傷口に塩を塗る」というような多くのことわざがあるように、不幸には不幸が重なったり、弱っている時にはさらに追い討ちを食らったりするものです。
無気力で何もしたくない時に、無理をして行動しても良い状況に変わることはありませんし、余計に自分を追い込んでしまって疲れさせてしまうだけ。
無理をしたばかりに、さらに倦怠感が増して無気力の状態を長引かせてしまっては、いつまでたっても克服することができなくなりますので、心の底から何もしたくないと感じた時には、自分を存分に甘やかせてあげるようにしてみましょう。
他人の評価を気にすることなく、自分の気持ちを優先させて生活をしてみる。
つまり、やらなきゃいけないことや、やるべきことがあっても無理はしない。
やりたくないと思っていることをやらないことで、他人からの評価は下がるかもしれないし、やらなかった分の成果がでないかもしれないですが、無気力で何もしたくない時には自分の気持ちに素直になってみましょう。
一日中寝ていたい、漫画を読みたい、何もしたくない。
このような自分の気持ちを大切にして、自分のやりたいと思うことだけをやってみると、だんだんと充実感が生まれてきて、やる気が出てくるようになります。
まとめ
無気力になって何もしたくない時は、自分が思っている以上に精神が疲弊してしまっている時ですし、そんな時に無理に行動しようとしても辛いばかりで、いい成果を出すことはできません。
ですから、そんな状態の時には、自分の気持ちに素直になって、気楽に構えて自分の気持ちを優先させてあげること。
これが、無気力で何もしたくない状態を克服する一番の方法です。
また、誰かの評価を気にして自分の行動を決めるということは、他人を基準にした生き方であり、他人の人生を生きているということです。
他人の人生を生きることに充実感があるはずはなく、そのような人生を送っていると、無気力で何もしたくないと感じてくることは当然です。
いい子でいるために、誰かに気に入られるために頑張るのではなく、自分を大切にするために頑張るようにすることが大切。
無気力で何もしたくなくなってしまった時には、自分の気持ちに素直になって、自分らしく生活するようにしてみてください。
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