職場には様々な人がいますが、他人の悪口や批判が多くて、しょっちゅうヒソヒソと陰口を言っている同僚がいることもありますよね。
自分と違う価値観は否定し、自分が正しいということをアピールするために陰口や悪口を言っている同僚の話は、自分の悪口であっても他人の悪口であっても、どちらも聞いていて気持ちいいものではありません。
実際、どこの職場にも陰口や悪口が好きな同僚はいますし、そんな陰口や悪口ばかり言っている同僚と一緒にいても楽しいわけがなく、それどころか自分の陰口や悪口を言われているようなら、人間不信になってしまって職場に行くことが嫌になります。
それに軽い人間不信ならまだしも、陰口や悪口を言う同僚が原因になって重い人間不信になってしまうと、日常生活に支障をきたしてしまいますので、ストレスを感じたままで放置しておくと、取り返しのつかないことにもなりかねません。
完全に無視できればいいですが、仕事をするためにはコミュニケーションを取る必要もありますし、まして同僚だと同じチームになることも多いので、なおさらそんな同僚と関わらなければならないのは辛くなりますよね。
今回は、そんな陰口や悪口が好きな職場の同僚との上手な付き合い方と対処法をご紹介します。
陰口や悪口が好きな職場の同僚が原因で人間不信になってしまう前に、上手な付き合い方でしっかり対処するようにしておきましょう。
陰口や悪口を言う職場の同僚の特徴
陰口や悪口を言う職場の同僚にも色々なタイプが存在しており、自分を有利な立場にするために誰かを陥れようと意図的に陰口や悪口を言う同僚もいれば、ある意味ほとんど趣味や口癖のように、気が付いたら他人の陰口や悪口を言っている、、、という同僚もいます。
何らかの満たされない欲求があるからこそ陰口や悪口を言うようになるのですが、それが自分の保身のためや、自分の立場を良くしたいがために、陰で同僚の悪口をささやく人もいれば、孤立することが嫌なので自分の悪口の話に同調してくれる、いわば悪口仲間を求めている人もいます。
このような陰口や悪口を言う人には、以下の共通する特徴があります。
気持ちの弱さがある
陰口や悪口を言う同僚は、気持ちが弱いのですが、その気持ちを隠して自分の強さをアピールしたいがために、他人を蹴落とすような陰口や悪口を言うのです。
自分の心を強く持っていて、自分の人生を自信を持って過ごしていれば、他人をわざわざ蹴落とすようなことをする必要もありませんよね。
自分の人生に不満を持って生きているから、他人が上手くいっていることが気に食わなかったりと、他人のことが気になってしょうがないから、陰口や悪口で自分と同じようにしてやろうと考えます。
陰口や悪口をいう人は、自分の人生を満足に生きれておらず、気持ちの弱い人です。
嫌われるのが怖くて本当は好かれたい
人の陰口や悪口を言う人は、自分の行なっていることと矛盾しますが、他人から嫌われることに対して恐怖心を抱いていることが多いです。
人間という生き物は、集団意識に属して生きていく本能が働いているので、グループに属することに執着したり、そのグループから外れてしまうと強い不安に襲われてしまいます。
職場はまさに、この本能が働きやすい状況になっているので、自分に自信を持っていないためにグループから外れてしまう恐怖があるので、他人を蹴落とすために陰口や悪口を言うのです。
陰口や悪口を言うことはよくないことだと頭では分かっていても、集団からはみ出てしまうことへの強い不安感と恐怖心に負けてしまい、陰口や悪口を言うようになるわけです。
この集団に属していたいと思う意識が強いことからもわかるように、実は陰口や悪口を言う人は、好かれたいという気持ちが人一倍強い人とも言えるでしょう。
人の悪口を言う人は、決して嫌われたいわけではなく、本当は周囲から自分を好きになってもらいたいと思っています。
ネガティブ思考で性格が歪んでいる
他人の陰口や悪口を言う人は、ネガティブ思考で歪んだ性格の人が多いです。
ですから、表面上は仲良くしている相手のことでも、本当は自分のことをよく思っていないのではないかと疑いますし、他人を全く信頼しませんので、陰口や悪口を言うようになるのです。
性格は指摘されても簡単には変えることが難しいですし、そもそもネガティブ思考で歪んだ性格の人は、他人の話を聞き入れませんので、残念な人だと思うしかありません。
また、表面上は仲良くしていても、いつ裏切られるかわからないと考えているので、相手に傷つけられる前に先に傷つけてやろう、といった防衛本能が働いてしまい、自分を守るために相手の悪口を言う、という行動をとりがちです。
陰口や悪口を言われたときの対処法
陰口や悪口を言う職場の同僚との上手な付き合い方を知っておかないと、自分の陰口や悪口を言われた時に傷ついて落ち込んでしまい、人間不信にもなってしまいます。
重い人間不信になって取り返しのつかないことにならないためにも、陰口や悪口を言ってくる職場の同僚には以下の対処をしておきましょう。
陰口や悪口に気づかないフリをする
陰口や悪口を言われると傷ついてしまうのは、誰でも同じです。
悪口を言ってくる職場の同僚に対して悪口で応酬しても、火に油を注ぐようなもので、結果はさらに悪くなるだけ。
ですから、どんなに素晴らしい人でも批判されることはあるのだと自分に言い聞かせて、陰口や悪口を言われても気にしない、聞いていないフリをして聞き流しておくことが一番です。
実際のところ残念ながら、実力があって目立っている人は叩くような風習が日本にはありますよね。
同僚が陰口や悪口を言うということは、あなたの仕事のできに嫉妬して、陰口や悪口を振り撒いていることも十分に考えられます。
陰口や悪口を言われると言うことは、それだけ周りの人たちに素晴らしい人だと思われていると言うことですので、陰口や悪口に対して一人で悩み込んで、不要なストレスを抱えてしまわないようにしましょう。
色んな考えの人がいますし、育ってきた環境もそれぞれ違うわけですから、万人から慕われるなんていうのは、無理な話です。
気づかないフリをするということは、陰口や悪口に対する一つの防衛手段になります。
他人の悪口には同意しないこと
職場の同僚の言っている他人の陰口や悪口をに賛同しながら聞いていると、話が通じる人だと思われてしまって、毎日同僚から他人の陰口や悪口を聞かされるようになってしまいます。
自分の陰口や悪口を聞く時と同様に、他人の陰口や悪口を聞いていても楽しくならないですし、気分が落ち込みますよね。
楽しいのは他人の陰口や悪口を言いふらすことが大好きな、悪口好きの同僚だけです。
しかも、そんな悪口好きの同僚と毎日話をしていたら、あなたまで陰口や悪口を言っている仲間と間違われてしましますので、なるべく距離を置いておきたいですよね。
そこで有効なのが、聞かされた他人の悪口に同意しない、ということです。
悪口好きの同僚は、他人の陰口や悪口に対して、同意してくれて感情を共有できると思ってあなたの元へ話にやってくるわけですから、あなたが陰口や悪口に同意しなければ面白くないので近寄ってこなくなります。
邪険に扱うとあなたの陰口や悪口を言いふらされて不要なストレスを受ける可能性もありますので、話をしていても相槌だけはするようにし、それ以外は話さないようにしましょう。
まとめ
陰口や悪口を言う人は、劣等感が強く、人付き合いに臆病になっている人が多いので、こういった心理を知った上で、嫌な思いをせずに過ごせるためにも、上手な距離感を持って、陰口や悪口を言う職場の同僚と接するようにしましょう。
また、陰口や悪口を聞かされるだけでもストレスになりますし、職場の同僚の陰口や悪口を聞いてしまうという不毛な関係に身を置かないよう、悪口で盛り上がる場からは出来るだけ遠ざかっておきましょう。
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