誰でも仕事に取り組んでいると、心が折れそうになる時はあると思います。
仕事がやってもやっても失敗続きで、全然うまくいかない。
今まで積み上げてきたものが、ある日突然、一瞬にして0になった。
仕事をしていると当然、このようなことも起こってくる可能性はあるわけですが、
心が折れそうになっている時に正しく対処することができないと、
本当に心が折れてしまい、モチベーションも無くなってしまって、
なにも行動をすることができなくなります。
心が折れそうになった時の正しい対処方法を知っておくことで
仕事での憂い事や悩み事にぶれることなく折れない心を持ち続けることができますので、
もしも心が折れそうだと感じた時には、
心が折れてしまう前に今回お伝えする方法を試してみください。
心が折れるという言葉の意味
なんとなく、昔から使われてきたような言葉のように思われがちですが、
この「心が折れる」という言葉は、実は結構新しい言葉なのです。
「心が折れる」という言葉の意味は、心の支えを失い、意欲がなくなる。
障害にぶつかってくじける。というもので、本当に、心がまるで枝か何かのように、
ぽっきりと折れてしまっているような意味として使われています。
ずっと努力して頑張ってきたのに報われず、心が折れてしまった。
というような使われ方をするもので、
もう立ち直れないほど落ち込んでしまっている、
非常にショックであるということを表すために使う言葉です。
あのイチロー選手ですら、2009年のWBC韓国戦で敗戦した時には
「心が折れそうになった」と発言し、話題にもなりました。
何事も絶好調でいい時ばかりではなく、努力をしていても成果が出ない時もあり、
そのネガティブな感情に支配されてしまうと心が折れた状態になってしまいます。
完全に折れてしまう前に立ち直れるか、それとも折れてしまうかで、
その後の行動が変わってきてしまいますので、注意しておきましょう。
大切なのは表に出てくる感情よりも、その感情を生み出す思考です。
この思考の捉え方を変えることで心は折れにくく、
そして折れそうになっても立ち直らせることができるようになります。
心が折れない思考方法とは
折れない心を持つためには、次の3つの考え方を持っておく必要があります。
他人と比べない
心が折れそうになりがちな人は、自分と他人を比べたがる傾向があります。
世の中は人だらけですし、自分と他人を比べてみても
自分より優っている人はいくらでもいますのできりがないですし、
どうしようもないことばかりです。
どれだけ他人を羨んでも、その人に自分がなれるわけではなく、
他人と比べて一喜一憂していても無意味ですよね。
自分の目標を達成するためには、他人が頑張ってやってくれるものではなく、
一歩一歩、挫折しながらでも自分の足で進んでいくしかありません。
目標を達成するためには、心が折れたからといって、
そんなところで立ち止まっている暇なんてありません。
他人と比較するのをやめ、自分の行く先のことだけをまっすぐに見て、
突き進んで行くようにしましょう。
広い視点で考えるようにする
柔軟な考え方で物事を見るようにすると、心がすぐに折れることを防いでくれます。
これが正しい!この方法しかない!完璧でなければならない!
このように凝り固まった狭い思考を持っていると、
この思考から外れた時にすぐ心が折れそうになってしまいます。
「これが正しい、この方法しかない、完璧でなければならない」
という考え方は、あなたが勝手に考えているだけで、
他の人からすればどうでもいいことなのかもしれないのです。
今までは自分の持っていたこの狭い思考でうまくいっていたかもしれませんが、
その思考にこだわっているよりも、
もっと広く柔軟な考え方をもった方が実はうまくいっていたかもしれませんよね。
失敗した時やうまくいかない時、落ち込んでいるときは、
その絶望感が永遠に続くかのように感じますが、人生は可能性だらけです。
失敗も成功も楽しめるぐらい広い思考を持っていれば、
一つのことにこだわって、すぐに心が折れるなんてことはなくなります。
プラス思考で過ごす
どうせダメだ、どうせうまくいかない。
このように「どうせ」という言葉が口癖なのであれば、
「どうせ」を「きっと」に言い換えるようにしましょう。
きっと大丈夫、きっとうまくいく。
もし失敗しても、それは失敗する方法を一つ新しく見つけたから成功だ。
綺麗さっぱりリセットできて、新たな気持ちで取り組めるな。
このように考えることができれば、
心が折れて立ち止まることとは無縁になります。
心が折れそうな時に簡単に立ち直る方法
心が折れそうになってしまった時には、
そのストレスが大きいために、半ばヤケクソになって暴飲暴食をしてみたり、
タバコやお酒などについはしってしまいそうになりますが、
そんなことをしていては後から自分のその行動に後悔することで、
余計に心が折れることを加速させてしまいます。
正しい対処方法をして、心が折れてしまうことを防ぎましょう。
質の良い睡眠をとる
心が折れそうになる時には、体も弱ってしまっている場合があり、
逆に言えば、体が疲れて弱っている時には、
何か問題が発生した時には心が簡単に折れてしまいます。
体と心は密接に繋がっており、体調が悪いとメンタルも弱まり、
メンタルが弱まると体調も弱くなりますので、
心が折れそうになった時には、まずは体をしっかりと休ませましょう。
心が折れる程度なら、まだ行動が止まって少し立ち止まる程度ですみますが、
あまりにメンタルが弱っている時ですとうつ病にまで進行してしまいます。
うつ病になってしまうと長期間、立ち止まる必要が出てきますので、
心が折れてしまいそうになった時にはしっかりと睡眠をとること。
睡眠をとって体が元気になり、活力がみなぎってくるようになれば、
体に引っ張られて折れそうになった心も元に戻ってきます。
普段から適度に体を動かしておく
普段から体を動かして運動することで血流を改善することができ、
脳にも新鮮な血液と酸素を送り込みことができるようになりますので、
頭の回転も良くなってプラス思考で物事を考えやすくなります。
また、普段から運動することでストレスを解消できているので、
大きなストレスを受けた時にも受け入れることができるストレスの許容量を
簡単にオーバーしてしまうこともありません。
運動する時には、室内だけで終わらすのではなく、
外に出て太陽の光を浴びることによって、
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンも分泌させることができます。
脳内にセロトニンを発生させるだけで、自然とストレスが解消され、
折れそうだった心も徐々に元の状態に戻ってきますので、
短時間でも毎日外に出かけて、太陽の光を浴びるように習慣付けましょう。
栄養のある食事をとる
心が折れそうな時に暴飲暴食をしたり、アルコールに逃げるのは良くありません。
アルコールを飲んでしまえば、心が折れそうになっていることばかりを考えて
余計に落ち込んでいってしまいますし、翌日は気分がスッキリしません。
負の連鎖に入っていってしまいます。
上記でもお伝えしましたが、心が弱っている時は体も同時に弱っていますので、
栄養のある食事をとって、規則正しく生活することをおすすめします。
特に果物は、その香りやビタミンなどの栄養素から体をリフレッシュしてくれますし、
水をたくさん飲むことで体に溜まった老廃物を外に排出することもできます。
良いものを体に取り入れて、体に溜まった悪いものを出す。
こうすることにより、体と一緒に心もスッキリすることができますよ。
まとめ
心が折れそうになることは誰しもあることですが、
そのまま折れてしまうのではなくて、
立ち直ることができる方法と、心が折れにくい思考方法を持っておくことで
人生で無駄に立ち止まってしまうことは防ぐことができます。
心が折れたから、、、といって立ち止まっていても、何の解決にもならないし、
物事はちっともうまくいきません。
なんだか心が折れそうだな、、、と感じている人は、
この記事を参考にしてもらって、
自分の考え方の一つとなるように、意識してみてはいかがでしょうか。
経験が自分自身を成長させますから、
すべての経験を活かすことができるようにしていきましょう!
坂本龍馬はツイてないことばかり起こる男だったそうです。
詳細はこちら
→ 心が折れそうなときキミを救う言葉
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