独立・起業に必ず必要な書斎
独立や起業をする場合、自宅を住居兼オフィスにするパターンが多いですよね。特に、従業員を雇わないスモールビジネスの場合だと、自宅とオフィスを一体化させてしまえば、通勤時間などの無駄な時間をかけずに済みますし、家賃の一部をビジネスの経費として計上できる場合もあります(私は税金の専門家ではありませんので、断言はできませんが、、、)。他にも、文章を書く仕事、たとえば、作家さんを始め、最近ではコピーライターやブロガーなども自宅で仕事をすることが多いですよね。
そんな時に気になるのが、自宅内での仕事をする場所です。独立後、軌道に乗って、ある程度の部屋数、広さのある住居を借りることができれば、そのうちの1部屋を「書斎」として仕事用の部屋に使えますが、独立直後なんかはそんな余裕ありませんよね。家族と同居していたり、ワンルームに済んでいると、書斎どころか、自由に使える部屋が1部屋しかありません。そこで、生活や遊び、睡眠、そして、仕事まで、すべてをやることになります。
しかし、これでは、たとえ独立・起業してもうまくはいきません。すべてを1部屋で済ませるということは、仕事をするための部屋に、ベッドがあったり、趣味の道具があったり、食べ物や飲み物があることになります。私たち人間は、楽をしたがる動物です。仕事中にそんなものが目に入ったら、仕事に集中できなくなってしまいますよね。独立したら、売上を立ててなんぼ、生活がかかっています。仕事に集中できないなんてことはあってはなりません。必ず集中して仕事だけに取り組める書斎を持つ必要があります。
書斎として新しく部屋を借りるといくらかかる?
では、新しく書斎として部屋を借りる場合、いくらくらいの予算をみればいいのでしょう?たとえば、東京23区で最も人口の多い世田谷区のワンルームの相場は、約75,000です。この金額の場合、初期費用は敷金、礼金、初月の家賃を合わせて、最低でも20万円以上を考えておく必要があります。また、当然ですが、毎月の家賃、75,000円も払い続けなくてはいけません。
はっきり言って、現実的な金額とは言えませんよね。ただでさえ独立したてでお金がないのに、一括20万円以上を準備して、その後も毎月7万円以上を払い続ける、、、よほどの資金力がないと無理です。そこで、今回、毎月の負担0円、初期費用5,000円で、あなただけの書斎を手に入れる方法をご紹介します。
パーテーションで書斎を作る
たったの5,000円、しかも、その後の負担も0円でどうやって書斎を手に入れるのか。それは「パーテーション」を使って部屋を2つ以上の空間を分ける方法を使います。この方法なら、現在の住居のまま、仕事をする書斎だけを分離して手に入れることができます。それでは、具体的にどうやってパーテーションで書斎を手に入れるのか。順番に解説していきます。
部屋や机の寸法を測っておく
まずは、部屋や机の寸法をはかり、どの程度の大きさのパーテーションを準備するのかを決めましょう。部屋を真っ二つに区切って書斎にするのか、それとも、部屋の一角の仕事スペースを囲って書斎にするのか。それを決めて、どのくらいの大きさのパーテーションが必要かを考えておきます。
お手軽派か本格派か
パーテーションには、自分で組み立てて、床に置くだけのお手軽タイプと、施工をともない、本格的に部屋を分けてしまう2つのタイプがあります。自分の部屋の中に書斎を作るくらいならお手軽タイプでも十分なのですが、もし、本格的に新しい部屋として書斎を作りだしたいなら、高額ではありますが、本格派の施工を伴うパーテーションを選ぶ必要があります。
お手軽派のおくだけのパーテーションなら、楽天市場を探せば、5,000円くらいから、しっかりとした物を買うことができます。本格派の場合は、オフィス用品の通販サイトで商品を探しましょう。
実際に設置する
実際に購入する商品を決めたら、あとは部屋に設置するだけです。本格派の場合は、施工が必要になりますので、業者さんに設置してもらうことになると思います。お手軽派の場合は、自分自身で組み立てなくてはなりません。購入する際に、重さや、組み立てに必要な道具を確認し、買ったのに組み立てられないという事態にならないようにしましょう。
組み立てが完了したら、あとは置くだけです。くれぐれも、パーテーションが倒れてケガをした、などということがないようにしましょう。背の高いパーテーションの場合、書斎にしっかりと照明の明かりが届くのかも注意する必要があります。
まとめ
まとめると、ただ単に、衝立によって、部屋を2つに分けるというだけのことですが、これだけでも仕事への打ち込み方が変わります。特に、文章を書く作業、例えば、私はコピーライターとして広告分を書いたり、ブログ記事(まさに今書いてるこの記事ですね)、メルマガの文章を書いたりもします。この書く作業では、非常に高い集中力が要求されますので、自分専用の書斎があるだけで、仕事の生産性を上げることができます。
また、生活する場所、寝る場所、そして、仕事をする書斎、これらを物理的に分けることによって、それぞれの部屋の目的が明確になり、場所を変えるだけでスムーズに仕事のオン・オフを切り替えられるようになります。特に、書斎に仕事関連以外の物を置かなければ、そこでは仕事意外にすることがなくなりますので、書斎にいるだけで仕事に集中できるようになります。
一括で20万払って、毎月7万円を払い続けなくても、しっかりとあなた専用の書斎は手に入れることができます。もし、仕事専用の空間を持っていなければ、パーテーションを使って書斎を作り上げましょう。
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