あなたは、一ヶ月でどれくらい本を読みますか?今現在の平均月間読書数は、1〜2冊ぐらい読む人が2番目多いそうで全く本を読まないという人が一番多く結構驚きの結果です。本を読んでいる人も読む量は、減っている傾向にありこの理由は、仕事で忙しいことやスマートフォンやパソコンに時間を取られ本を読む時間がなくなるということだそうです。
しかし、本を読むことは、一般に知られている以上メリットがあります。本を読むのメリットと忙しくて本を読む時間がないビジネスマンでもできる読書術を紹介していきます。
語彙力がつく
語彙力と本を読むことは、密接な関係があることは、教育心理学の研究結果が各国で多数出ています。本を書く作家さんは、一般の方よりは多くの言葉を知いるので本を読むことは、知らない言葉や言い回し、文章の構成に触れることになります。本を読んでいて初めて知る言葉も少なくないと思います。
本を読むことはそれらを無意識に取り入れることになるのです。本を読む量が増えれば、当然ことながら多くの語彙を取り入れることになります。語彙力がつくと文章力や表現力も豊かになるので言いたいことを相手にわかりやすく伝えれるようになります。
また、語彙力が高い人ほどアウトプットする機会が多く主観的幸福度や世帯年収が高いという結果も出ています。
共感力が向上する
共感とは、相手の気持ちを感じることでその気持ちがわかって初めて共感します。その為には様々な体験をしていないとできません。相手の気持ちを感じても知らないことに共感はできませんよね。なぜ本を読むと共感力上がるかというと想像するということをするからです。
本を読むと頭の中でその本内容の風景、匂いや味、相手の人物像など字面から想像します。その擬似体験を脳は、本当に体験したと感じるのです。そうすると自分の中の引き出しが増えるので相手に共感できるようになるのです。
ストレスが軽減される
本を読むことは、散歩している時や音楽を聴いている時よりもストレス解消になります。静かなところで6分間、本を読むだけでストレスの68%を減少して目に見えて効果があるとの結果も出ています。
アイディアが豊富に浮かんでくる
人が思いつくアイディアは、自分自身の中から出てきたわけではありません。アイディアは、自分自身の知識や体験したこと記憶を色々とつなぎ合わせて出てきます。なので本を読むことは、知識がついてさらに擬似体験が本当に体験したと脳が認識するので本を読む量が多い人は、読まない人に比べて多くのアイディアが出てくるということです。
本を読む人は頭がいい
頭がいいという定義を成績がいい、仕事ができるとするとやはり本を読む人は、頭がいいです。上記メリットで紹介したように表現力や表現力豊かになるのでコミュニケーション力が高い傾向にあり人と接するには必要な能力です。また読解力もついていますので話を理解する能力が高いと言えます。
子は、親の生き写しというぐらいで本を読む親の子は知能が高いことが様々な研究で証明されています。子供が小さい時は、親が一番身近にいます。親の語彙力や表現力が高いと子供もそれを真似するので知能が高くなります。
忙しいビジネスマンのための読書術
冒頭でも紹介したように仕事が忙しくて本を読むことができないビジネスマンもいます。これだけのメリットがあって本を読まないのは、とても勿体無いです。ここで紹介する方法は、少ない時間でもできますのでまた本を読むようにしてください。
本を読むというと隅から隅までしっかり読破しなければいけないと思っていませんか。そうするとやっぱり時間がかかってきます。本は、しっかりと読破する必要はありません。興味があるところだけ読めばいいのです。
まずは、本を全体的にパラパラと見ます。これが5分ぐらいです。なんとなく全体像を把握するぐらいの感覚です。そしたら次に目次を読んでいきます。目次は、大したページ数は、ありませんのでこれも5分ぐらい読んでいきましょう。
そうしたらさらっと全体を読んでいきましょう。じっくり読む必要もありませんし興味がないところは、飛ばしても構いませんし目に止まるところがあればそこだけしっかり読めばいいだけです。その本に興味がなければ読むのをやめればいいだけです。
全体をある程度把握して興味があるところだけ読んでいけばいいのです。しっかり読破したところで内容なんてあまり覚えていません。エビングハウスの忘却曲線って知っていますか?人は、20分後には42%、1時間後には、56%、1日後には74%忘れてしまうということです。1時間かけて読破したところで内容の半分ぐらいは、忘れていることになりますので無駄ですよね。この方法で毎日同じ本を続けて読んでいけば、時間もかかりませんし記憶の定着にもなります。
まとめ
本を読むことは、ほぼメリットしかありません。デメリットいえば時間が取られることですが忙しい人の読書術を使えば時間短縮できます。目的がストレス解消であれば1日6分だけ本を読めばいいので毎日続けれますよね。メリットしかないので忙しくても本を読むことをオススメします。
1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術【電子書籍】[ 渡邊康弘 ] |
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