体調管理は社会人の基本と言われますが、具体的に何をしていいのか分かりませんよね。体調管理は仕事のうち、といっても体調管理に給料が出るわけではありませんし、どんなに気を付けてもかかってしまう病気は仕方ないじゃん!そんな風にも思っちゃいますよね。そこで、今回は社会人の基本とされる体調管理、いったいどこまでやればいいのかを具体的に紹介していきます。体調を崩しやすくなるこれからの季節、ぜひ参考にしてください。
自己都合で体調不良を起こさないのが社会人としての体調管理の基本
社会人の基本として体調管理があるのは、自己都合で体調不良を起こさないということです。どう考えても自分で防げるはずだった体調不良を理由に、仕事に影響を出さないということです。具体的な例を出してみますので参考にしてみてください。
飲み過ぎで二日酔い、食べ過ぎで腹痛は典型的なNGパターン
前日の飲み過ぎで二日酔いになってしまった、食べ過ぎて腹痛がやまない、こんな理由は自己都合の体調不良になります。お酒を飲む量をセーブしたり、飲まなければ二日酔いにはならないのですから。食べ過ぎも同様に、自分の適正量を把握して食事をしていればどう考えても防ぐことができます。飲み過ぎ、食べ過ぎが原因の体調不良は自己都合の典型的な例と言うことができます。
夜更かししてしまって眠い、頭が回らないのも自己都合
他にも、特にお酒を飲む人が少ない若い世代に多いと考えられるのが、ゲームなどに夢中になってしまった結果、夜更かしをするというものです。ゆとり世代をはじめとした最近の20代はお酒を飲まなくなったと言われています。そのため、二日酔いによる体調不良は少ないと思います。しかし、その分ゲームを始め、自分の趣味にお金や時間をかけるパターンが多いです。そうなった場合、深夜までゲームや趣味に熱中して寝不足になってしまうということのないようにしなければいけません。
インフルエンザの流行などへの基本的な予防策をとることも大切な体調管理
インフルエンザやノロウイルスなど、流行している病気に対して最低限の予防策をとることも重要です。インフルエンザやノロウイルスが流行してしまえば100%感染しないというのはどう考えても不可能です。しかし、無理だからといって対策を一切行わないのはどうでしょう。大きなお金をかけず、また、手間もかからない予防策・予防方法はありますので、最低限それらはやるべきです。具体的な方法を紹介していきます。
手洗いやマスクは徹底する
手洗いとマスクは簡単にできる対策でありながら効果的なことで有名です。外から中に入った時の手洗いやアルコール消毒。他にも人混みに行く際のマスクは徹底しましょう。手洗いとマスクを徹底するだけでも感染のリスクを大きく減らすことができます。
ちなみに、余裕があればうがいも行うべきですが、ウイルス対策としてのうがいの場合、数分〜数十分に1回という頻度でやらないと効果がないと言われています。手軽さという点からも、うがいよりも手洗いを優先させるべきでしょう。
少しでも体調がおかしいと感じたらマスクをすること
自分が少しでも体調がおかしいと感じた場合もマスクをしましょう。これはどちらかと言うと、自分自身ではなく、周りにウイルスを散らかさないための対策です。自分自身が感染しないための対策も大切ですが、周りに広げないための対策が必要です。特にインフルエンザの場合、初期段階や症状が軽い場合には風邪と勘違いしてしまう場合も多いです。そのため、少しでも体に違和感があったり、体調が悪いと感じた場合にはマスクをした周りに移さないようにする必要があります。
まとめ:万が一体調を崩してしまったら、しっかりと休みをとるのも体調管理の一環
どんなに体調管理をしっかりしていても、どうしても体調を崩してしまう場合があると思います。その場合には、必ず会社を休んだり、予定をキャンセルして休息をとりましょう。無理して出勤しても周りにウイルスを移してしまったり、感染を広めてしまう原因になります。しっかりと体調を治し、その後で会社に行くようにしましょう。
また、体調不良のまま出勤したところで、通常のパフォーマンスで仕事ができるはずがありません。必ずパフォーマンスが低下して周りに迷惑をかけてしまいます。しかも、疲労が溜まる原因にもなりますので、体調回復も遅くなってしまいます。しっかりと休息をとり、体調を治してから仕事をした方が効率的です。必ず休息をとるようにしましょう。
以上が社会人の基本としてやるべき体調管理です。どうしても感染してしまう病気はありますが、最低限の予防策はとっていきましょう。また、休むべき時には無理をせず、体調回復に専念することも大切なことを忘れないようにしましょう。
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