二日酔いの時に出てくる辛い頭痛の症状。少しでも早く治したいと思いますよね。そこで思いつくのが、「薬」を使って頭痛を治すこと。即効性のある痛み止めを使えば素早く頭痛を治すことができると思いますよね。しかし、病気ではなく、お酒が原因の頭痛である二日酔い時に薬を飲んでも大丈夫なのでしょうか？今回は二日酔いで起きた頭痛に薬を使って良いのかどうか、まとめてみました。
お酒の席が増えるこれからの季節。どうしてもお酒を飲み過ぎてしまう日も出てくると思います。そんな時、二日酔いの症状が出てしまった時はぜひ参考にしてみてください。
二日酔いの時に薬はOKなのか？ロキソニン編
まずは頭痛薬・痛み止めの定番となっているロキソニンからです。以前は医師の処方が必須だったロキソニンですが、現在では薬局やドラッグストアでも手軽に買うことができるようになりました。テレビCMでもおなじみのロキソニンは二日酔いの時にOKなのでしょうか？
体への負担を考えたら飲むのをやめた方がいい
ロキソニンは胃への負担が少ない痛み止めとしても有名です。しかし、薬である以上、胃や肝臓など、臓器に負担がかかるのも事実です。二日酔いの時はアセトアルデヒドという毒素の分解のために肝臓がフル稼働しています。そんな時に、また肝臓に負担をかける可能性のあるロキソニンを飲むのはあまり勧められたものではありませんよね。
また、ロキソニンの注意書きにも、飲酒時の服用は避けるように書いてあります。体への負担や副作用が気になる人は、二日酔いの頭痛をロキソニンで治すのはやめた方がいいでしょう。他にも二日酔いの治し方はいくらでもあります。
二日酔い時に実際にロキソニンを飲んでみた感想
実は筆者は二日酔いが酷いときにロキソニンを飲んで頭痛を治そうと考えたことがあります。基本的にロキソニンはどんな痛みにも効くと聞いたことがあったので、二日酔いの頭痛でも大丈夫だろうと思ったのです。実際に飲んでみると、多少痛みが和らぐような感じはしました。副作用と言えるような症状もありませんでした。
また、二日酔いの状態は「お酒で酔っている」状態とはまた別の状態です。厳密には飲酒時ではないので、服用しても問題ないのかもしれません。もちろん、自己責任で飲む必要はあります。しかし、どうしても頭痛の痛みが激しいとき。また、すぐにでも頭痛を治したいという場合にはロキソニンを服用するのもありだと筆者は考えます。
二日酔いの時に薬はOKなのか？バファリン編
ロキソニンと同じくらい定番のバファリンです。薬局やドラッグストアでも気軽に入手できるバファリン。二日酔いの頭痛へも効果があるのかどうか、調べてまとめてみました。
二日酔いの頭痛にも効果的な成分が入っている
頭痛薬として有名なバファリンには、アセトアルデヒドが原因となる二日酔いの頭痛にも効果的な成分が含まれています。そのため、二日酔いの頭痛を和らげたり、解消する効果も期待できるはずです。胃や粘膜を保護する成分も含まれているようなので、内臓が弱っている二日酔いの状態でも使いやすいかもしれません。
しかし、薬である以上、お酒との飲み合わせは勧められていません。二日酔いではなく、まだ完全に酔いが覚めていない状態なら服用を辞めるべきでしょう。また、他にもロキソニン同様に、薬による体への負担を心配する場合には服用を避けるべきでしょう。
ロキソニンで効かないならバファリンを使ってみるのもあり
筆者はロキソニンは試したことがありますが、バファリンはまだ試したことがありません。どちらも同じ頭痛薬ではありますが、成分は違いますし、試してみる価値はあると思います。もし二日酔いの頭痛に対してロキソニンの効き目がイマイチだと感じた場合には、次からはバファリンを試してみるのもいいでしょう。もちろん、その場合も副作用の危険性があることを理解して自己責任で服用する必要がありますが。
まとめ：医師の間でも噂レベルでしかない
ロキソニンをはじめとして、頭痛薬が二日酔いに効くかどうかはまだ医師の間でも噂レベルでしかないようです。人それぞれ効果には個人差もありますし、実際に試してみるのが一番としか言いようがありません。もちろん、薬ですので、飲まないに越したことはありません。しかし、どうしても我慢できない場合や素早く頭痛を治したい場合には使ってみるのもいいでしょう。
実際に筆者はロキソニンを二日酔いの時に使ってみましたが、特に副作用を感じたりはしませんでした。また、知人の看護師からも、二日酔いで頭痛が酷いときにロキソニンをすすめられました。危険性はゼロではありませんが、どうしても酷い症状ならリスクを覚悟の上で試してみるのもいいでしょう。
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