あなたは毎日、朝食を食べていますか?
「忙しすぎて食べてない」
「朝はあんまり食欲無いから」
などと言っているうちは赤信号です。
年収1000万を超える人の殆どが「朝食を欠かさない」と明言しています。
逆に年収の低い人にアンケートを取ると「ほとんど食べない」という回答が続出するのです。
これが何を意味するかお分かりですね。
あなたが仕事のパフォーマンスを上げて効率よく業務をこなし、年収を上げてできるビジネスマンになるためには朝食は必須というわけです。
今回は大事な大事な朝食についてお伝えしようと思います。
・朝食を抜くと何が起こるのか?
「昨日も残業で疲れたし、朝はギリギリまで寝ていたい」
と言って家を出る寸前まで寝て、大急ぎで着替えて走りだす。
なんて漫画のようなパターンの日々を送っているようでは仕事は全く捗りません。
何故かと言うと、朝食をとらずに仕事をしても効率が上がらないからです。
朝食を抜くとどうなるか。
エネルギーが脳に届かず、体温と血糖値が上がりません。
その結果、集中力は低下してしまい、午前中の仕事は全く進まなくなってしまいます。
「昨晩は飲み会でガッツリ食べたから」
なんて言っても無駄です。
脳のエネルギー源は、ブドウ糖のみ。
脳はブドウ糖を貯めておくことができませんので、脳を働かせるなら血液中からブドウ糖を補給しなければなりません。
血液中のブドウ糖は、一日の中で朝食前が最も低くなっています。
つまり、あなたが朝起きた瞬間が最も脳にエネルギーが届いていない状況なのです。
ですから、午前中からバリバリ働こうとするなら朝食は必須というわけです。
・朝食にふさわしいメニュー
仕事のためには朝食が必須、ということは分かって頂けたと思います。
では何を食べたらいいのでしょうか?
脳にエネルギーを届けるために必要なのはブドウ糖です。
そのためには血糖値を上げる炭水化物が理想的なのです。
主食のご飯やパンを食べることで、でんぷん(糖分)が消化吸収され、ブドウ糖となって血糖値を上げてくれます。
ただし、糖分が必要だからといって砂糖たっぷりの甘いものを食べても意味がありません。
糖類の中でも砂糖(ショ糖)は血糖値を急激に上げやすく、脳に安定的にエネルギーを供給することが出来ません。
ご飯やパンなどのでんぷんは砂糖に比べて消化吸収がゆるやかなので、血糖値の上げ方もゆっくりとなり、脳にブドウ糖を届け続けるのです。
また、でんぷんは食物繊維を一緒に食べることで、さらに吸収をゆるやかにしてくれます。
つまり、理想的な朝食メニューは、主食+食物繊維の多いおかずの組み合わせと言えます。
・食欲が無い時でもせめてこれだけ
「そんなに朝から食べられないよ」
「朝は全然食欲が無いんだけど……」
と言う人もいるでしょう。
朝食はお腹が空くから食べるものではありません。
体を目覚めさせて動かすためのエネルギーなのです。
とは言え、食べたくないのに無理にご飯を詰め込んでも逆に胃がきつくて仕事にならない人もいると思います。
朝からガッツリ食べられない人でも、せめて以下のメニューは食べておきましょう。
(1)バナナ
バナナにはセロトニンという成分が含まれています。
このセロトニンはイライラを軽減し、前向きな気分にしてくれます。
また、バナナは消化しやすいので、食欲が無い時でも胃に負担をかけることがありません。
(2)ヨーグルト
乳製品にも緊張を和らげてリラックスさせてくれる効果があります。
タンパク質も含まれていますので、バランスのいい朝食と言えます。
ヨーグルトも消化にいいので、サッと食べたい時にオススメです。
(3)ナッツ
固めのナッツを食べることで体の緊張をやわらげてストレスを解消してくれます。
あごを運動することで筋肉の刺激が脳に伝わるので、脳の働きを良くする効果もあります。
マグネシウムが含まれているので、朝から頭が痛い時にもオススメです。
(4)ココア
ココアに含まれるテオブロミンという成分は自律神経を安定させてくれます。
穏やかな気持ちで仕事を開始するために飲んでおくといいですね。
こういった軽いものを食べることで、朝から活動的に仕事をこなせるでしょう。
ただ、エネルギーが途中で切れてしまう可能性もあります。
そういった時には、朝の9〜10時ぐらいにもう一度軽食を取ると昼までエネルギーを持たせることが出来ます。
朝、起きがけに軽い朝食をとり、会社のデスクに付いて調子が上がってきてからおにぎりやサンドイッチなどの軽食をとると午前中はエネルギー切れの心配がなくなりますね。
・まとめ
朝食は現代のビジネスマンにとって欠かせないものです。
エネルギーが欠乏したまま仕事をしても全く進みません。
ゆったりと朝食をとって午前中から仕事をバリバリこなし、年収アップにつなげていきましょう。
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