仕事をしていると、凹んだりイライラしたり、モヤモヤしたり、嫌な気持ちになってしまうことも少なくないと思います。私たち人間は感情を持っている動物ですので、そのような気持ちになってしまうのも仕方ないことです。しかし、凹んだまま、イライラしたまま、モヤモヤしたまま、そんな状態を引きずるのは生産的とは言えませんよね。
今回は、凹んだりイライラした時、モヤモヤした気持ちを次の日に引きずらず、その日のうちにすっきりするための方法を紹介していきます。ちょっとした工夫で人は簡単に凹みから立ち直ることができます。また、イライラやモヤモヤをその場で解消することだってできてしまいます。もし、あなたが仕事や生活の中でどうしても上手く行かずにイライラ、モヤモヤして引きずってしまいそうになったら、ぜひ今回紹介する方法を試してみてください。
なんとなくモヤモヤするなら気持ちを別の方向に向けてみる
最初に、なんとなくスッキリしない、なんとなくモヤモヤするという時の対処法です。そんなに大きく凹んでいるわけではなく、少し納得がいかない、という状況に使うことができる対処法になります。そんな時には、自分の気持ちを切り替えられるように、別の方向へと意識を向けてみましょう。具体的には、趣味や副業などです。
趣味や副業の場合、基本的にあなたが好きで始めたことや、興味があって始めたことですよね。そのような活動ならば、意識を集中させることができるはずです。そうして集中しているうちに、いつの間にか趣味や副業に夢中になり、モヤモヤも薄れていくはずです。
比較的軽い凹み方やモヤモヤならば、この方法が一番おすすめです。趣味や副業も捗りますし、モヤモヤした気持ちも薄れていきます。もし、なんとなくスッキリしない、気分が晴れない、モヤモヤする、という場合には、今あなたが夢中になっていることに打ち込んでみてください。
ストーリーのある小説を読んだり映画を観ることで現実逃避をする
次におすすめするのが、小説を読んだり映画を観ることです。小説や映画はストーリー性があり、物語がよく練られた構成になっています。ですので、私たち人間の感情に働きかけ、現実を忘れ夢中になることができます。趣味や副業が手に着かないくらいに凹んでいたり、気分が落ち込んでいるなら、小説や映画に逃げることがお勧めです。
また、小説や映画の多くはハッピーエンドで終わるように構成されているので、読後、鑑賞後は前向きな気分になれるはずです。前向きな気分になれれば、「ああ、自分はそんなことで凹んでいたのか」と、自分の悩み事が小さく感じることができるはずです。そうすれば、嫌な気持ちを忘れ、良い気分で眠りに就くことができ、翌日に持ち越す心配がなくなりますよね。
また、小説や映画によって、感動して涙を流すこともおすすめです。感動して、感情的になって流す涙には、ストレス解消の効果があるとも言われています。前向きな、ポジティブな映画もいいですが、「そんな映画なんて観たくない、小説なんて読みたくない!」という気分なら、感動作に触れるのもいいでしょう。ストレスが解消されれば、嫌な気分も少しずつ晴れてくるはずです。
どうしようもなく嫌な気分なら好きな物を腹一杯食べてぐっすり眠ってしまう
本なんて読みたくない、映画も観ていられない、そんな気分になってしまったら、さっさと寝てしまうことを考えましょう。一晩眠ってスッキリした、という記憶は誰にでも1つくらいはあるはずです。私たち人間の脳は眠っている間に記憶を整理すると言われていますので、一晩眠ってしまえば、嫌な記憶も整理され、スッキリするはずなのです。
しかし、イライラしていたり、どん底まで凹んでいたら、そのままスッキリ眠れるわけありませんよね。そんな時は思いきり好きな物を好きなだけ食べてしまいましょう。食事をとれば血糖値が上昇し、イライラした気持ちも和らいできます。また、食事をした後は、私たち人間の体は「副交感神経優位」という状態になり、リラックスモードになります。この副交感神経優位の、リラックスした状態というのは、眠気を誘う状態でもあります。つまり、イライラが収まり、眠くもなるのは、食事をした後、ということになります。
一般的に食べてから時間をおかずに眠るのは体に良くないと言われています。たしかに、空腹で眠った方が睡眠の質が向上するというデータは存在します。しかし、それはしっかりと眠れればの話です。イライラして、落ち込んで、眠ることができなければ意味がありません。さすがに毎日食っちゃ寝をするのは良くないですが、どうしようもない日に、1日くらい満腹状態で眠ってしまっても大きな影響はないはずです。
大切なのはとにかく翌日に持ち越さないということ
とにかく大切になるのが、翌日に持ち越さず、その日のうちに、その場でイライラや凹み、モヤモヤした気持ちを解決してしまうことです。もちろん、趣味に逃げたり、小説や映画でスッキリできれば問題ありません。しかし、現実にはそうもいかないはずです。そんな時は、暴飲暴食、とまでは生きませんが、食事やお酒に逃げるのもありだと思います。毎日飲み過ぎや食べ過ぎではどうしようもないですが、たまに、どうしようもない日だけ、というなら食事やお酒も上手に使ってストレスと付き合いましょう。
どうしようもなく凹んだ時に読んでみよう!
この記事へのコメントはありません。