年末年始やお盆などの季節になると、新幹線をはじめ、公共交通での長距離の移動が多くなりますよね。移動する距離によっても時間は変わってきますが、一般的に2時間〜3時間、またはそれ以上の長い時間乗車しているいことが多いと思います。普段使っている電車や地下鉄の移動と違い、2時間や3時間となると、まとまった時間が確保できることになります。しかも、新幹線の場合、指定席やグリーン車を予約しておけば、混雑する時期だとしても、着席した上で、快適に移動することができます。
家族や友人との旅行の場合は、食べ物や飲み物を購入して、楽しく過ごすことになると思いますが、1人での移動の場合、何をすればいいのか迷うことってありませんか?せっかくまとまった時間があるのだから、仕事をしたり、勉強をするべきなんだろうけど、でも、具体的にやるべきこと、新幹線での作業に向いていることが思い浮かばないということがあるかもしれません。そこで、今回は、新幹線での移動時間もムダにしないために、稼げる人が新幹線の中でどのような仕事や勉強に取り組んでいるのかをご紹介します。
新幹線で仕事をする場合の制約
新幹線で仕事をする場合、いくつかの制約も発生してきます。例えば、新幹線の座席では携帯電話の通話は認められていません。つまり、この時点で、電話をかける用事については済ませることが出来ないことになります。他にも、多くの乗客がいますので、大声でしゃべったり、大きな音を出す作業もできませんよね。このように、着席できて、快適な空間があるといっても、新幹線は完全なプライベート空間ではありませんので、いくつかの制約が発生することになります。
その中でも特に重要なのが、「インターネットの接続」です。一部新幹線の一部区間ではWi-Fiのサービスがあったりもしますが、基本的に新幹線は山間部なども走行するので、テザリングやモバイルルータなどの環境があったとしても、インターネットについては決して快適な環境とは言うことができません。では、そのような環境の中で、どのように仕事や勉強を進めていくのが効果的なのでしょうか?
今回は、新幹線の中でも快適に行える仕事、そして、勉強の方法をそれぞれご紹介します。せっかくのまとまった時間を無駄にしないためにも、ぜひ参考にして、新幹線での時間を有意義に過ごして下さい。
インターネット接続の必要がないライティングの作業
実は、パソコンを使う仕事の中にも、インターネット接続がない状況でも行うことができる作業があります。それが、「ライティング」の作業です。メールマガジンを書いたり、ブログ記事の下書きをしたり、広告文を作るコピーライティングなど、インターネット接続がなくても、メモ帳やテキストエディタなどのソフトがあれば問題なく行うことができる作業です。
インターネットに接続できないということは、考え方によっては、余計なインプットがなくなる分、これらのアウトプットに集中しやすい環境ということにもなってきます。ライティングに必要な資料(WebページやPDFファイルなど)はパソコンのストレージに保存しておいたり、紙に印刷しておくことで、インターネット接続がなかったとしても、閲覧できる状態にすることができます。これらの資料さえしっかりと準備できていれば、インターネット接続が不安定な新幹線の中では、かえってライティング作業に集中出来る可能性もあります。
1冊の本をある程度深く読むことができる
次に、新幹線の中で向いている勉強(インプット)の方法についてもご紹介します。前述しましたが、新幹線の乗車時間は2時間〜3時間と比較的長時間であり、しかも、インターネットの接続が不安定だったり、座席で携帯電話での通話ができないなど、外部からの影響を受けずに何かに集中できる環境ということになります。そこでおすすめできるのが、「読書」です。
特に、2時間〜3時間というまとまった時間が確保できますので、細切れ時間を使って読む本よりも、まとまった時間にしっかりと読もうと思っていた本を持ち込むのがおすすめです。読書のスピードには個人差がありますが、これくらいのまとまった時間がある場合、よほど分厚い本ではない限り、1冊の本をしっかり、深く読むことができるはずです。特に、普段忙しくて、読書のためのまとまった時間が確保できていないという人にはおすすめの過ごし方になります。
まとめ
私たち人間にあたえられた時間は1日24時間です。それは、お正月だろうと、お盆だろうと、旅行中だろうと変わりはしません。仮に片道2時間の距離を新幹線で移動した場合、そこには4時間の時間が発生することになります。1日24時間のうちの6分の1の時間に相当します。その時間を生かすも殺すも私たち自身の行動にかかっています。だらだらと弁当を食べて寝て過ごすのも幸せかもしれませんが、ライティングや読書など、自分のための時間として過ごすことができることも覚えておきましょう。
この記事へのコメントはありません。