節約をしてお金を少しでも多く残そうと思った時に手を付ける出費、その1つが食費です。食費は1ヶ月の生活費の中でも大きな割合を占める項目の1つですよね。私たち人間が生きていく上で欠かすことができない食事。また、人間にとって食事というのは楽しみの1つでもあります。そのため、出費の割合が大きいものの、減らすことができずに困っている人が多いのも事実ですよね。
特に、独身一人暮らしをしていて、仕事が忙しいなら、食費を節約するのは難しいと考えてしまいます。食費を減らすには一般的には自炊をするのが最も簡単で効果があるとされています。しかし、独身で一人暮らしともなれば、仕事で時間も圧迫されて、外食や惣菜に頼らざるを得なくなってしまいます。
しかし、たとえ独身一人暮らしだとしても、2つの方法を実践するだけで簡単に食費を節約し、かつ貴重な時間を確保できるようになります。明日からでもできる簡単な方法になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
食事の回数を減らせば単純計算で食費を節約することができる
最初に食事の回数を減らす、という食費の節約方法から紹介していきます。食事の回数を減らす、読んでそのまま、今まで3食食べていた食事を1日1食や一日2食に減らすだけです。単純な方法ですが、非常に簡単にできて、また、独身一人暮らしに効果的な節約方法なのです。
食事の回数を減らせばその分だけ食費を節約できる
食事の回数を減らせば単純にその分だけ食費を節約することができます。一緒に500円かけていた場合、1日2食に減らすことができれば500円、1日1食まで減らすことができれば1,000を1日の食費で節約することができるようになります。つまり、単純計算で食費を3分の1、または3分の2減らすことができます。1ヶ月単位で考えれば1万円や2万円の節約につながりますので、非常に大きな数字になりますよね。
食事の回数を減らすことによって時間を捻出することができる
食事の回数を減らすことは時間の節約、時短にも大きな効果を発揮します。自炊をしているなら準備から後片付け、外食なら食べに行って帰宅するまで。どんなに少なく見積もっても30分〜1時間程度の時間を使うことになりますよね。逆に言えば、食事の回数を一回減らすごとにこれだけの時間を節約することができるのです。
私たちは1日3食が健康に良いと何度も言い聞かされて育ってきました。そのためか、私たちはたとえ空腹でなくても、「健康のために朝ご飯食べなきゃ」「お昼だし、ご飯の時間か」と、お腹が空いているかどうかではなく、時間が来たからと食事をしているのです。しかし、最近の研究では1日3食は食べ過ぎだという結論も出ています。本当に1日3食が健康に良いかどうか分からないのなら、朝30分でも1時間でも長く寝て疲労を回復した方がいいですよね。
食材のまとめ買いをやめる
次に、食材のまとめ買いをやめることです。安い日に食材をまとめ買いしておこう。そんな風に考える人も多いですが、実は食材のまとめ買いは節約どころか、無駄な出費につながっている可能性が高いのです。その詳しい理由を紹介していきます。
まとめ買いで食材の廃棄が出れば節約どころか無駄な出費になってしまう
大家族なら安売りでのまとめ買いは効率的な節約方法になることもあります。しかし、独身一人暮らしでは買った物を消化しきれずに廃棄処分してしまう可能性が高くなります。その結果、お金を出して買った物を捨ててしまうことになるので、節約どころか、お金を捨てる行為をしているようなことになってしまうのです。独身一人暮らしの場合、食材のまとめ買いよりも、しっかりと消化しきれるかどうか、それを考えて買い物をすることが節約につながるのです。
食材のまとめ買いをやめることで1日の食費にいくら使ったのか把握しやすくなる
まとめ買いをやめて、食べる分だけ食材を買うようにすれば、1日の食費を把握しやすくなります。まとめ買いをしていると、数日分の食材を買います。そして、生活しているうちに足りなくなったらまた買い足して…というお金の使い方をすることになります。このようなお金の使い方の弱点は、1日の食費を把握することができなくなることです。まとめ買いして、さらに買い足して、捨てた分もあって、こんな風に使っているうちに、結局1日あたりいくら使っているのか分からなくなってしまうのです。
しかし、食べる分だけ買うようにしていれば、1回の食事にいくら使ったのかを把握しやすくなります。その結果、正確に自分の食費を把握することができるようになるのです。多少高くても、量の少ない物や買い切りタイプを買うことが節約のコツになるのです。
まとめ:独身一人暮らしの節約方法は家庭向けの節約方法が通じないこともある
今回紹介した節約方法は家庭向けの節約方法とは真逆のやり方だったかもしれません。しかし、独身一人暮らしと大家族では消費の量も違えば、節約方法が異なってくるのは当たり前です。少ない時間で、いかにして節約していくのか、それが独身一人暮らしでは重要な節約の方法になってくるのです。
この記事へのコメントはありません。