朝の散歩は体に良いって聞くけど、別にダイエットしてるわけじゃないし、自分には必要無い…そんな風に考えてはいませんか?実は朝の散歩はダイエット以外にも様々な効果が期待でき、忙しい人にこそおすすめしたい習慣なのです。今回は朝の散歩をすることで得られる3つの効果を照会していきます。なんだか仕事で忙しいな、そんな時こそぜひ朝の散歩を実践してみてください。
朝の散歩は運動不足の解消には最適な習慣
運動、と聞くとダイエットのイメージが強いです。しかし、ダイエットだけではなく、健康の維持という視点からも運動は非常に重要です。運動不足が続けば免疫機能が下がり、体調不良や病気を引き起こしやすくなってしまいます。体調を崩すわけにはいかない、という忙しい人にこそ、健康を維持するための運動は必要になるのです。
そして運動不足の解消に最適なのが朝の散歩、ということになるのです。朝起きてからすぐに散歩をすることによって、体を目覚めさせ、活動モードにすることができます。また、散歩、つまり歩くという行動は私たち人間にとって最も基本的な運動です。体に負荷をかけすぎることなく、適度な運動をすることができるのです。朝の綺麗な空気を体にいっぱいに吸い込みながら散歩をする、健康のためには最適な運動なのです。
体内時計をリセットして生活リズムを整えることができる
地球の自転は24時間周期で、1日の長さは24時間です。そのため、私たちの体内時計もそれに合わせて24時間なんだと思われています。しかし、実際には人間の体内時計は25時間周期だと言われています。もちろん、個人差はありますが、確かなのは、完全に地球の自転の周期と一致していることはない、ということです。そこで重要になるのが、強制的に体内時計をリセットすることなのです。
暗い寝室で眠っていた状態から、朝の太陽の光を浴びることによって、私たちの体内時計は一旦リセットされます。セロトニンという体内ホルモンが分泌され、体が活動モードに変わるのです。そして、このセロトニンは時間が経過すると、メラトニンというホルモンに変化します。メラトニンは眠気を誘うホルモンです。朝に散歩をしてセロトニンを分泌させておくことによって、しっかりと夜には眠くなります。こうやって、体内時計を地球のリズムに合わせて生活していくことができます。
朝の散歩はストレス解消にもつながる習慣
体内時計をリセットしてくれるセロトニンですが、私たち人間には他にも多くの効果をもたらしてくれます。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれています。その名の通り、幸福感をもたらしてくれるホルモンなのです。ストレス解消や情緒不安定を解消するなど、私たちの精神に非常に良い影響をもたらすと言われているホルモンです。
逆にセロトニンが不足してしまえば精神的にも肉体的にも様々な不調を引き起こしてしまいます。ストレスが溜まることによる過食症や不眠、逆に拒食や過眠などの症状が考えられます。食生活が乱れてしまえば体調不良の引き金になってしまいますよね。セロトニンの不足は私たち人間にとっては避けるべき事態と考えることができるのです。
忙しいを言い訳にせず、朝の散歩を習慣にするためにはどうすればいいのか
このように様々な効果が期待できる朝の散歩ですが、「朝の散歩に行くくらいなら1秒でも長く寝ていたい、俺は忙しいんだ」というのが本音ですよね。現代人はとにかく時間がありません。サラリーマン、起業家、学生、とにかく誰でも目の前のやるべきことで頭がいっぱいで時間に余裕なんてありません。そんな生活の中で特に朝は余裕がなく、1秒でもいいから時間がほしい、疲れた体を癒やすために睡眠をとりたい、と考えてしまうものですよね。
でも、朝の散歩をするといっても、別に1時間も2時間も散歩に時間を使う必要はありません。10分でも、5分でもいいのです。とにかく朝の日差しを浴びて、新鮮な空気を吸い込み、体を動かすだけでも効果が期待できるのが朝の散歩です。あと5分、そういってアラームのスヌーズ機能で眠ってしまうところから起き出して、散歩に出かければそれでOKです。近所のコンビニに朝食を買いに行くついで、ゴミ収集所にゴミを出すついで、そんな考え方でも大丈夫です。大切なのは、太陽の光を浴びること、深呼吸をすること、少しでも体を動かすことですから。
まとめ:朝の散歩の効果を実感してみてください
私も子供の頃から学生時代までは朝が苦手で、1秒でも長く寝ていたい、と思っていました。しかし、現在では朝の散歩のとりこになってしまっています。そして、晴れた日に朝日を浴びながら散歩をできた日というのはなんとなく調子良く1日を過ごすことができます。この記事を読んでくれたあなたもぜひ、朝の散歩の効果や魅力を実感してみてもらいたいです。
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