インターネット上で商品やサービスを売るために必要なセールスレター。しかし、インターネット上のセールスレターを見ていると、なんだか胡散臭く感じることってあると思います。見る人を煽って商品を売ろうとしている。実際の商品の内容は大したことないんじゃないか。このセールスレターに書いてあること、本当なんだろうか。そんな風に感じるセールスレターってありますよね。
では、どうしてセールスレターを胡散臭く感じてしまうのでしょうか?実は、胡散臭く感じるセールスレターには、胡散臭く感じてしまう理由、原因があります。その原因をしっかりと理解しておくことで、あなた自身のセールスレターの作成にも活かすことができるはずです。今回は胡散臭いセールスレターの特徴、セールスレターが胡散臭くなってしまう原因を3つ紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
煽る言葉はターゲットを選ばないと胡散臭いセールスレターの原因になる
胡散臭いセールスレターの特徴として、煽る言葉を使っている、ということがあります。簡単に言うと、強い意味を持った形容詞です。「最強の〜」「〜の神髄」「禁断の〜を暴露」「あと●日で永久閉鎖」、このように、強い言葉をセールスレターで見ることがあると思います。そして、これらの言葉が胡散臭いセールスレターになってしまう1つの原因です。
セールスレターは、まず読んでもらえないと意味がありませんので、セールスレターを見た人の興味を引く言葉を使う必要があります。その結果、必要になるのが、普通は使われないような、上記の言葉になるのです。しかし、多用しすぎると、信頼性が欠け、胡散臭いセールスレターになってしまうのです。
煽る言葉もファンや顧客に対してなら胡散臭いセールスレターにならない
ただし、煽る言葉、強い言葉を使ったセールスレターも、ファンや顧客など、すでにラポールを構築できている、距離の近い人たちに対しては使っても問題ありません。すでに信頼性を獲得しているファンや顧客に対しては、積極的に強い言葉、普段は見ない言葉で興味を引くことが効果的になります。もちろん、それは著者のキャラに合わせて加減する必要はありますが。
証拠が足りずに胡散臭いセールスレターになる
2つ目の原因は、証拠が足りないことです。セールスレターでは商品やサービスがどんなに魅力的なのかを見せる必要があります。この商品を買えば、今セールスレターを読んでいるあなたの未来はこんなにも良くなります、とベネフィットを語るのです。しかし、どんなに素晴らしいベネフィットのある商品やサービスでも、「証拠」がなければ胡散臭いだけです。
私はこのノウハウで1000万円稼ぎました!、こんな風にセールスレターに書くことは誰にでもできます。だからこそ、その一分だけでは本当のことかどうか分からずに、胡散臭いセールスレターになってしまうのです。裏付ける証拠があることによって、はじめて実績やベネフィットを読む人から信じてもらうことができるのです。
証拠を出したとしても胡散臭いセールスレターになることも
ただし、最近では証拠を「創り出す」ことが行われることもあります。1000万円稼いだ、その証拠がこの銀行口座の残高です。といってキャプチャ画像や通帳の写真を見せれば証拠にはなります。しかし、残高1000万円を作る方法は1000万円を稼ぐだけではありませんよね。複数のローンを利用してお金をかき集め、一瞬だけ口座残高を1000万円にすることだってできます。
つまり、最近ではただ単に画像を出せばいいというのではなく、その画像によって本当に信頼できる証拠を提示できるのか、も求められるのです。
どんなに素晴らしい商品やセールスレターでも、販売者が信じられなければ胡散臭い
最後に、販売者、つまりセールスレターの語り手についてもお話しておきます。どんなに素晴らしい商品・サービス、そしてベネフィットや証拠など要素が詰まった素晴らしいセールスレターだとしても、販売者、語り手が信頼に足らなければ、一瞬で胡散臭いものになってしまいます。
「返金保証付き、住所も公開します、何かあれば何でも聞いてください」そんな風に語っている人が顔出しをせず、本名も公開していなければ、あなたは信頼できるでしょうか?なぜ住所を公開するのに顔を出すことができないのか、その住所、本物の住所なの?
そんな風に感じてしまいますよね。
ビジネスは人間対人間であることを忘れてはいけません。相手から信頼されて、はじめて成り立つのです。セールスレターの中でのあなたは、客観的に信頼される人物像になっているかどうか、もう一度確かめてみましょう。
まとめ:胡散臭いセールスレター3つの特徴
「煽ってばかりの言葉遣い」「証拠が提示できていない」「販売者、セールスレター内の語り手が信用に足らない」これらが胡散臭いセールスレターを作りだしてしまう3つの原因です。今後自分自身の商品を販売したり、セールスレターを書く機会があれば、ぜひ参考にしてください。
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