「毎日ブログを書いているけど、特に反応がない」
「あれだけ文を書き続けているのに、広告は1つも踏んでもらえない」
とお悩みの方もいるでしょう。
どれだけ文章を書いても読者が動いてくれない。
どうして、と悩む前に、あなたの文章をもう一度見直す時期なのかもしれません。
さて、あなたの文章は「行動が起きる文章」になっているのでしょうか?
それとも、「行動が起きない文章」でしょうか?
あなたの読者が行動を起こしてくれないのは、あなたの文章に「あるもの」が足りていないからかもしれません。
1 行動を起こす要因
人のすべての行動は、要因があってのことです。それは、
「痛みから逃れるか」
「快楽を追求するか」
のどちらかです。
「痛みから逃れる」というのは、
・腰痛を治したい
・クリスマスを1人で過ごしたくない
・借金を返済したい
など、現状持っている辛い状態や出来事を何とか解消したい、ということです。
「快楽を追求する」というのは、
・世界の絶景を見に行きたい
・恋人と仲良くいちゃいちゃしたい
・お金を気にせず自由な生活を送れるようになりたい
など、自分が楽しい・嬉しいと思える状況を求めている、ということです。
読者が行動を起こすためには、「痛み」か「快楽」のどちらかが必要なのです。
2 感情のバランス
次に必要なのは、感情的なバランスです。
バランスを保つことではありません。
バランスを【壊す】のです。
感情のバランスがいい状態で保たれている場合、人は行動を起こしません。
しかし、感情的なバランスが崩れてしまうと、必死にそのバランスを取り戻そうとするのです。
それが「行動」なのです。
ほとんどの広告・販促は、他の広告と同じ商品を、他の広告と同じように伝えています。
これでは感情のバランスは崩れないのは当たり前です。
たとえば、彼氏がいる女の子に「あなたの彼氏、浮気してるよ」と言うとどうなるでしょうか?
もちろん、動揺します。感情のバランスが乱れます。
デスクワークばかりの人に「1日に6時間以上イスに座っていると、死亡リスクが40%増大するんだよ」と言ったら、聞き流せなくなります。
そして、「どうすればいいんだろう?」とその解決方法を探し、「行動」を起こします。
このように、文章で読者の感情バランスを壊さない限り、行動は発生しません。
痛みか快楽、どちらかの感情を刺激する。そして、バランスが崩れた後に解決策を提示する。
そうすると、行動が起きる文章になります。
3 限定された解決策
たとえば、タイタニックが沈没するとします。
(1)救命ボートがたくさんある
(2)救命ボートがわずかしかない
どちらが乗客の行動を促すでしょうか?
もちろん(2)です。
数が限られていることで、命が助かる可能性が低くなるからです。
これは極端な例と言えますが、実は解決策は限定したほうが、人々の行動を促します。
できるだけ少なく限るほうが、効果があります。
感情のバランスを崩した後に、解決策を。
いつでも誰でも解決できる方法ではなく、希少性・限定性を。
これが「行動を起こす文章」にするコツです。
4 まとめ
・行動は「痛みから逃れるか」「快楽を追求するか」が無いと発生しない
・感情のバランスが崩れると、行動を起こす
・解決策は限定したほうが効果がある
他と同じようなブログで、他と同じような文章では、読者の感情は崩れません。
感情が崩れない限り、行動を起こすことはありません。
「読者の感情を動かす」ことを意識して文章を書いてみてください。あなたの文章が激変することうけあいです。
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