学生時代は夜更かしをして遊ぶことも頻繁だったし、社会人になってからの方が規則正しい生活リズムを送っているはずなのに、、、
社会人となって仕事を始めてから10kgも急激に太ってしまった。
学生時代には夜更かししたり生活リズムもめちゃくちゃだったのに、意識しなくてもスリムな体型を維持することができてたのは何故なんだろう。
このように、社会人になって仕事を始めると多くの人が悩む一つの悩みに、「仕事を始めたら急に太ってしまった」という悩みがあります。
学生時代の友人と飲みに行っても、「この腹やばくない?社会人になった途端に5kgも太ってんけど」「接待で毎晩ビール飲んでたら、こんな腹出てきてもたー!」なんて会話は実際よく話題に出てきますしね。
そうやって社会人となり仕事を始めて太ってしまった原因は、実は生活リズムにあるのでも接待などで飲食する機会が増えたのでもなく、太ることにもっとも影響を大きく与えているのは「仕事のストレス」にあることが多く、この仕事のストレスを「食べること」によって解消しようとするから「肥満」という結果につながってしまっています。
ストレスやイライラを紛らわすためだけに、満腹なのにお菓子を食べてしまったり、夜食をガッツリ食べてしまったり。
それが度を過ぎると食べる量も抑えられなくなるうえ、気がつけば無意識で食べていたりするようになってしまって、気がついたら急激に激太りしてしまっていたことにつながるわけですね。
しかもこのストレス太りは、急激に激太りして見た目が悪くなってしまう他にも、体にとって多くの悪影響を与えているもの。
今回はストレス太りがどれぐらい自分の体に負担をかけているのか、そしてストレス太りにどれほどの悪影響があるのかをお伝えします。
免疫力が低下する
例えばお正月などの機関には、何日間か暴飲暴食が続いてしまう日もありますよね。
ですがそうやって何日か続けて好きなものをお腹がいっぱいになるほど食べた後には、喉が痛くなったり、体の調子が悪くなったり、風邪をひいたりした経験はありませんか?
毎日お腹いっぱいになるまで食べて、栄養は十分すぎるほどとっているのにも関わらず体調が崩れてしまうのは、それは冬の寒さのせいではなく、実は食べすぎることによって免疫力が低下しているからなのです。
当たり前ですが、何かものを食べると私たちの体内では、内臓が食べたものの消化作業を行い始め、その時には胃や腸、肝臓などの様々な内臓が動くわけですが、食べ過ぎていると休む暇なく内臓を働かせてしまうことになります。
運動すると体が疲れて休憩したくなりますが、消化活動を行うことで内臓も疲れてしまうのです。
ストレスでずっとものを食べる日が続くと、内臓も疲れ切ってしまっているのに無理をして活動させる日tが続くので疲れやすい体になり、そうして免疫力も低下してしまうので体調を崩してしまうんですよ。
腎臓の働きが悪くなる
腎臓という臓器は単に尿を作り出すだけでなく、体液の質と量を保ち、血液をろ過し、老廃物などを排出するという解毒の役割りも果たしてくれている臓器ですが、腎臓の働きが悪くなると尿の生成が滞ったり、血液のろ過が正常に出来なくなり、体の中の毒素が体に蓄積されてしまって尿毒症などの症状を引き起こす原因にもなります。
ストレスによって食べたくなるものといえば夜中のラーメンや、ついついつまんでしまうスナック菓子などが多いですが、これらの食べ物には大量の塩分が使われており、その塩分は腎臓から排泄されるため、摂りすぎることで腎臓に負担をかけます。
腰痛になりやすくなる
荷物を持つだけではなく、座ったり、立ち上がったりするだけでも腰を使いますし、腰には常に大きな負荷がかかっています。
というのも、座ったり立ったりといった動作をするだけでも、体重の2.5倍の負荷がかかるといわれていますから、体重が60kgだとすると150kgもの負担がかかっています。
ストレス太りして体重が増えると、それだけ腰にかかる負担がどんどん増えていくということになるのです。
また、肥満になるとお腹に脂肪がついてお腹が前にでてきますが、お腹がでると真っ直ぐ立つだけでもバランスを取るために腰に負担がかかりますし、そんなお腹では運動も十分にできないことから動かなくなり、さらに体重が増加して腰への負担を大きくさせていってしまいます。
胃が圧迫される
ストレス太りしてしまうとお腹の中にどんどん脂肪が溜まっていき、常に胃が余分な脂肪に圧迫されてしまう状況が続いてしまいます。
内臓に脂肪がつくと、その分胃や腸の臓器のスペースが圧迫されますから、そうやって胃が圧迫されていると、ものを食べた後に胃で消化されている途中に胃液の逆流が怒って食道の粘膜を傷つけてしまって胸焼けを頻繁に起こすようになります。
また、逆流性食道炎にもなりやすくなりますから、そうなってしまうと夜にぐっすり眠れなくなったり、気分が冴えなくなって仕事へのやる気がなくなってしまったりします。
仕事へのやる気が出なくて仕事がうまくいかないことにストレスを感じ、このストレスでさらに食べ物を食べることで悪循環になっていってしまいます。
脳への負担が増大する
太ることで体内に脂肪が溜まっていき、臓器のスペースが圧迫されると同時に、当然血管も圧迫されていきます。
血管が圧迫されると血管が縮んだ状態となり、血管を流れる血液の量も少なくなり、血液を流す心臓の機能も低下することによって脈拍が低下することになります。
脈拍が小さくなることが原因で十分な血液が全身に行き渡らくなり、血行不良に陥りますから冷え性になったり顔色が悪くなる他、臓器の機能不全など様々な症状を引き起こしてしまいます。
当然、脳への血流量も減って頭の回転も悪くなるので仕事を効率よく進めていくことができなくなったり、集中力が持たなくなってしまったりして仕事での成果を出すことができなくなってしまいます。
血行不良になると血栓が沢山できてしまったりしますし、とても危険です。
まとめ
学生時代とは違い、社会人になって仕事を始めると職場の人間関係に悩んだり、慣れない仕事や経験したことのないような新しいことにも取り組んでいくため、どうしても仕事でストレスは溜まっていくものです。
そんな仕事での毎日のストレスを解消するために、ついつい簡単に気分を変えることができる食べ物でストレスを解消したくなりますが、太ってしまうことによって見た目が悪くなるだけでなく、多くの悪影響を体に与えてしまうことになりますから注意しましょう。
肥満は万病の元、原因とも言われていますし、肥満は脳卒中や脳梗塞、心筋梗塞になる可能性を非常に高くしてしまいます。
ストレス太りをすることで、そのことがストレスになり、またさらに食べてしまっていると悪循環です。
ストレス太りしてしまうことの悪影響をよく知っておくことで、ものを食べるときは体にどのような負担をかけるのかなと少し考えながら意識して食べることができるようになり、ストレス太りから少し解消されるかと思います。
今回お伝えした、仕事のストレス太りが体に与える5つの悪影響を参考にしていただき、健康的に過ごしていけるように意識しましょう。
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