仕事でもプライベートでも、人望がなくて誰からも好感を持ってもらうことのできない残念な人がいる一方で、人望が厚くて周りの誰からも好感を持ってもらえている人もいるかと思いますが、この人望がない人と人望が厚い人には大きな違いがあるということをご存知でしょうか。
プライベートなら人望がない好感を持てない人とは距離をおけばそれですみますが、仕事で人望のない人と関わらないといけなくなると、それだけでもストレスが溜まってしまいますし、特に人望のない上司を持ってしまったら最悪ですよね。
私たちは毎日の自分の時間の大半を仕事の時間に費やしているのに、人望のない上司の元で過ごさなくてはならないというのは本当に残念で仕方ありません。
そんな人望がない残念な上司がいる一方で、皆から好かれて信頼され、人望を集めている上司もいますし、仕事をする上で「人望がない、人望が厚い」ということは何か違いがあるはずですよね。
人望が厚い上司と人望がない上司、この両者の違いを知っておくことで自分も人望が厚い人や、将来は人望が厚い上司になることができるかもしれません。
逆に人望が厚い上司と人望がない上司の違いを知っていなければ、将来は人望がない上司になってしまい、自分が職場で孤立する運命になる可能性もあります。
できれば今すぐにでも人望の厚い人だと呼ばれたいかと思いますので、今回は人望が厚い人と人望がない人の違いをお伝えします。
自分がどちらに当てはまっているのかを確認し、人望のない人の特徴に当てはまっているようなら、人望が厚い人になれるようにすぐに改善するようにしましょう。
人望が厚い上司と人望がない上司の違いとは
しっかりとしたコミュニケーションが取れる
まず、しっかりしたコミュニケーションが取れるか、いまいちコミュニケーションが取れないかが、人望が厚い上司と人望がない上司とでは違ってきます。
仕事をしていく上では上司に限らず、先輩や同僚、部下など、仕事に関わりを持つ人全員とのコミュニケーションは絶対に必要になってきますが、人望がない人はコミュニケーションが下手であることが多いです。
例えば同僚であれば、コミュニケーションを取る態度が部下と上司とでは全く違っていたり、自分から挨拶をしないといった人は、周りからしてもコミュニケーションは取りにくいですよね。
逆に人望がある人はコミュニケーションを取ることが得意で、上司や部下に関わらず、誰とでもしっかりとしたコミュニケーションをとっています。
悪口を言うこともなく、信頼されているので、周りの人からしても気さくにコニュニケーションを取りやすいのです。
上司であれば特にこの気さくにコニュニケーションを取ることができるということは重要で、その時の機嫌によって言うことが変わったり態度が変わったりしていると、部下は上司の機嫌を確認してからしかコミュニケーションが取れないですし、人望を失っていきます。
人望が厚い上司はその時の気分に左右されてコミュニケーションを取ることもなく、自分から挨拶したり部下に声をかけていったりするので、部下からもコミュニケーションが取りやすく、さらにコミュニケーションをとっている時には相手の意見もしっかり聞きます。
このようなコミュニケーションの取り方の違いに、人望が厚い上司と人望がない上司の違いがあらわれてきます。
常に誠実である
コミュニケーションの取り方の違いの他にも、人望が厚い上司と人望がない上司の違いには誠実さが違ってきます。
何事にも嘘をつかなかったり、責任を他人に押し付けたりすることのない誠実な人は誰から見ても憧れの存在だと思いますが、人望がない人はふとした時に嘘をついてしまうことがあるのです。
どんなに小さくて些細な嘘でも、嘘はやはりいつかはバレてしまうものですし、上司であればなおさら嘘はついてほしくないものですよね。
普段、会話をしている中で「すごいな、さすがだな」と尊敬していても、それが見栄を張って発言していたことがわかってしまったら一気に幻滅してしまいますし、上司に原因がある仕事のミスを、他の人にも責任があるというような発言をしていることを聞くと、自己保身のことだけを考えている上辺だけの人だと判断されても仕方ありません。
逆に人望が厚い人はこのような嘘はつきませんし、常に誠実に等身大の自分で過ごしています。
謝罪すべきことは謝罪し、見栄を張ったような嘘も言いません。
自分が仕事でミスをしたのならミスをしたことを素直に謝れますし、そんな上司であるからこそ部下も信頼してついていこうと感じることができ、上司の指示も素直に聞くことができるのです。
このように、人望がない上司は自己保身を考えるので誠実さに欠けており、人望が厚い上司は常に誠実で等身大でいるわけです。
誠実かどうかは、いくらうまいこと言っていたとしても、少し一緒に過ごしていればすぐにわかってしまうものですし、誠実さがある人と誠実さがない人の違いは、人としての魅力の面で大きな違いとなりますよね。
自分の信念を持っている
トラブルや難しい選択など、仕事には様々な困難な出来事がつきものですが、こうした事態になった時にも、自分の信念を持っている人は感情に流されることなく冷静に対応をすることができます。
焦っておかしな判断をしたり、パニックになってしまうこともなく、仕事での様々な事態にこのような冷静な対応ができる上司は、誰だって頼りにしたいと思いますから人望が厚くて当然なのです。
一方で自分の信念を持っていないと、トラブルが起きた時には揺るがない自分を持っていないためにいっときの感情に流されてしまって混乱し、冷静に的確な対応をすることができないので、周りや部下を巻き込んで混乱させていきます。
自分に信念を持っていない上司は、そうやって混乱させるばかりかトラブルが起きた時の責任を責めたり、対応が悪くて混乱した原因を他の人の責任にしたりするので、人望をどんどん失っていきます。
自分に信念を持っている上司であれば、トラブルの原因が部下であっても、その部下を責めたりしませんし、むしろ逆に励まし一緒になってトラブルを解決しようと努力します。
そんな上司に人望が集まらないわけがありませんよね。
そこが人望の厚い上司と人望のない上司の違いなのです。
まとめ
人望の厚い人と人望がない人には、人との接し方や考え方に大きな違いが出てきています。
日常の行いの一つ一つに気をつけ、そしてその日常の行動を積み重ねていった結果、人望の厚い人になることができます。
そして人望の厚い人になろうと思うのなら積み重ねこそが大切ですし、人望の厚い人になろうと思ってもすぐになれるわけではありません。
ですから今回お伝えした人望が厚い人と人望がない人の違いを参考にして、自分がどちらに当てはまっているのかを確認し、そして普段の行動を見直し、人望の厚い上司への階段を一歩ずつ上っていけるように頑張りましょう。
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