コピーライターといえば、売れる広告文を書く、売れる広告を作るのが仕事ですよね。では、売れる広告を作るためには何が必要になるでしょうか?
文章を書くための文章力、人の心を動かすための心理学の知識、これらの知識、スキルは必須になりますよね。そして、重要なのが「マーケティングの知識」です。
今回は、マーケティングの知識の基礎でもあるマーケティングの用語の中でもコピーライターにとって大切な5つのマーケティング用語を解説していきます。
コピーライターならマーケティング、特にDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)の知識は必須
コピーライターになりたいと思ったら、あなたはまず何をしようと思いますか?コピーライティングの勉強をするのは当たり前ですが、特にどんな勉強に力を入れるべきでしょうか?
「良い広告、セールスレター、DMを大量に読み込む」とても大切なことですよね。
「お手本になるスワイプファイルを集めておく」確かに、セールスレターはスワイプファイルなしには書けません。
「人の心を動かすための心理学を勉強する」コピーライターの仕事は人の心を動かして、「買う」と決断させることですので、必要な知識ですよね。
「とにかく大量にコピーを書いてみて練習をする」それも大切です。何事も経験ですから。
でも、これらの他にもやるべきことがあります。それが、「マーケティング」特に「DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)」について知ること、勉強することです。
コピーライターの仕事である、セールスレターを作ることは、ダイレクト・レスポンス・マーケティングの流れの中の一部です。つまり、コピーライターはダイレクト・レスポンス・マーケティングを知らないと話にならないのです。
では、マーケティング、ダイレクト・レスポンス・マーケティングを勉強するには、何から始めればいいのでしょうか?
まずはコピーライターに必要なマーケティングの用語から覚えよう
まずは、マーケティングの用語、言葉から覚えていきましょう。マーケティング用語、言葉を知らないと、話について行けませんし、新しくマーケティングの勉強をしようにも、本を読んだりセミナーに行っても理解できない危険性が出てきてしまいます。
そのためにも、まずはマーケティングの用語、言葉を覚えることからはじめていくべきなのです。
とは言っても、マーケティング用語なんて、ハッキリ言って、膨大な数があります。それを全部覚えていては肝心のコピーライティングの勉強をする時間がなくなってしまいます。
そこで、今回は、マーケティング用語の中でも、特にコピーライターが覚えておくべきマーケティング用語に絞って解説していきます。
重要なものだけをまとめましたので、ぜひ、参考にしてくださいね!
コピーライターが知っておくべき5つのマーケティング用語
コピーライターが知っておくべきマーケティング用語1:フロントエンド
最初に「フロントエンド」です。「フロントエンド」とは、「集客商品」という意味で、売上を上げて利益を得るためでなく、新規顧客の獲得のための商品になります。
そのため、商品価格を安く抑え、とにかく大量に販売することを目標にしています。広告出稿やアフィリエイトも利用して、赤字になることを覚悟してとにかく大量に売っていく必要があります。
フロントエンド商品を売る場合、商品やブランドのことを全く知らない消費者が相手の広告・セールスレターを作るので、それを意識した、しっかりと商品の魅力、ベネフィットを伝えるセールスレターを書く必要があります。
コピーライターが知っておくべきマーケティング用語2:バックエンド
次に「バックエンド」です。バックエンドは先ほどのフロントエンドに対して、利益を出すことを目的とした高額商品や、月額のサービスなどを販売します。
フロントエンドで見込み顧客を集めて、そこに対して利益になるバックエンドを販売する。これがダイレクト・レスポンス・マーケティングでよく行われる流れになっています。
バックエンドの場合、フロントエンドと違い、商品やブランドについてよく知っている見込み顧客が相手なので、フロントエンドよりもセールスレターの作成が比較的簡単だと言われています。
コピーライターが知っておくべきマーケティング用語3:CVR(コンバージョンレート)
次にCVR、コンバージョンレイトです。CVRとは、成約率のことで、簡単に言えば、広告を見たお客さんのうち、何人のお客さんが商品を購入したかの割合です。
1,000人がセールスレターのホームページにアクセスして、そのうち10人がそのページから商品を購入すれば、CVRは1%ということになります。
CVRは広告を評価する上で重要な指標となります。
コピーライターが知っておくべきマーケティング用語4:AIDAの法則(アイーダの法則)
AIDAの法則です。元々は消費者の商品を購買するまでの知りプロセスを表したマーケティング用語で、
A:Attention(注意)
I:Interest(興味)
D:Desire(欲求)
A:Action(行動・購買)
この順番で消費者は行動して商品の購入に至るという論理です。
コピーライティングの場合、セールスレターの「型」として利用されることもあるので、覚えておきましょう。
コピーライターが知っておくべきマーケティング用語5:AIDMAの法則(アイドマの法則)
次にAIDMAの法則です。こちらもAIDAの法則同様に、消費者の商品を購買するまでの知りプロセスを表したマーケティング用語です。
A:Attention(注意)
I:Interest(興味)
D:Desire(欲求)
M:Memory(記憶)
A:Action(行動・購買)
このように、AIDAの法則に「Memory(記憶)」が加わった形になります。AIDAの法則同様に、セールスレターの基本の型となりますので、しっかりと覚えておきましょう。
まとめ
以上、コピーライターが覚えておくべきマーケティングの用語になります。もし知らなかった言葉があれば、この機会に覚えておきましょう。
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