ずっと座りっぱなしで体を動かさないデスクワークの仕事をしていると、ついつい小休憩ということでおやつをつまんで食べている人も多いのではないでしょうか。
お菓子を職場の自分のデスクの引き出しの中に常備していたり、仕事中に食べているお気に入りのおやつがあったりする人もいますよね。
お腹が空いた時に食べるだけでなく、「小腹が空いたなー、ちょっと疲れたな」と感じた時におやつを食べると、それだけで満足できたり気分転換になったりと、おやつを仕事中のちょっとした合間に食べることは、緊張状態が続く仕事の合間のリラックスタイムにピッタリです。
少し前の時代では、仕事中におやつを食べていると「だらしない、やる気が感じられない」などと思われていたかもしれませんが、現在では職場で会社がおやつの販売をしているぐらいですし、仕事中におやつを食べることは、適度にリラックスしながら効率よく仕事を進めることに効果があると認識されています。
ですが実際、おやつを食べる時に、そこまでおやつの効果を考えながら食べている人は少ないかもしれません。
そこで今回は、仕事中に食べることで集中力を取り戻し、気分をリフレッシュさせて仕事の効率を上げることができるおやつをお伝えします。
毎日のデスクワークの仕事に取り入れることで効率よく仕事をこなし、仕事のできる人になっていきましょう。
仕事中に食べるおやつの効果
デスクワークの仕事をしている時に、メインで酷使している部分は脳になりますが、脳を働かせるために必要なエネルギーは血液中から取り込まれるブドウ糖のみです。
このブドウ糖が不足してくるようになると脳の活動も低下してしまうので、集中力や思考力が低下してしまい、仕事の効率が悪くなるわけですね。
しかも脳は、1時間に5gものブドウ糖をエネルギーとして消費していると言われていますから、お昼を過ぎた時間帯では、脳のエネルギーとなるブドウ糖が不足しやすくなります。
( ※ちなみに角砂糖はひとつで4gなので、脳のブドウ糖の消費量は相当すごいものだということがわかるかと思います)
その脳を動かすためのエネルギーが足りなくなったタイミングでおやつを食べれば、脳のエネルギーとなるブドウ糖を補給することができるので、脳の働きを活発にすることができ、集中力や思考力が取り戻されて仕事の効率も上がるわけです。
人間の集中力はせいぜい50分までしか持たないともいわれていますし、いくら集中しよう、思考力を働かせようと思ったところで、脳のエネルギー源となるブドウ糖が不足していれば効率は上がりません。
仕事中におやつでリラックスして、集中力を取り戻す、という仕事のサイクルは理にかなっているのです。
実はおやつには、「小腹が空いた空腹感が満たされる」「ちょっと仕事から離れて気分転換になる」ということ以外にも効果があったんですね。
仕事中に食べるべきおすすめのおやつ
あなたが仕事中についつい食べている、お気に入りのおやつはどんなものでしょうか。
チョコレートやクッキー、おかき、キャンディー、ガム、グミ、、、などたくさんのお菓子がありますが、デスクワークをしていてホッとしたい時に食べたくなるものといえば、甘いお菓子だと思います。
甘いお菓子を食べたら、脳も元気になるような気もしますよね。
ですがこの甘いお菓子には落とし穴があり、お菓子に含まれる糖を摂取することで体内に糖が急に増えると、人間の体は膵臓からインシュリンを分泌し、血糖値を下げようとしますが、このインシュリンが過剰に分泌されてしまうと、今度は逆に体内は低血糖の状態となってしまって眠気に襲われてしまうことになります。
しかも、甘いお菓子に使われている白砂糖は、吸収が良くてすぐに血糖値をあげてしまうため、このインシュリンによる血糖値の乱高下が起きやすくなります。
ですから、仕事の効率を上げるためにはむやみに甘いお菓子を食べるのではなく、デスクワークの仕事中には次のおやつを食べることをおすすめします。
バナナ
バナナはおやつに含まれますか?なんて質問を小学生の遠足の時に本当に質問した人もいるかもしれませんね。
遠足でバナナがおやつに含まれるかどうかといえば含まれないでしょうが、仕事中に食べるおやつとしてはバナナは最適です。
バナナには、ビタみにゃミネラル、食物繊維などの多くの栄養素はもちろんのこと、脳のエネルギーとなるブドウ糖も含まれており、食べた後にすぐエネルギーとなってくれます。
また、高ぶっていたり不安になっていたりする神経を落ち着かせてくれるセロトニンもバナナには含まれているため、リラックス効果も期待できますし、何よりバナナのカロリーは1本で約80kcalと低カロリーなところが良いですよね。
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→ オーガニックバナナ2kg
チョコレート
コンビニでも種類が豊富に取り揃えられているチョコレートは、交感神経の活動を抑え、副交感神経の活動を促進する作用があります。
そのため、一息つきたい時などにチョコレートを食べることで、仕事に向かっていた時の緊張感をスムーズに開放してくれ、すぐにリラックス状態になることができます。
また、チョコレートの原料であるカカオ豆には、脳を活性化させるテオブロミンや脳のエネルギーとなるブドウ糖が多く含まれています。
小休憩の際にチョコレートを食べておくことで、仕事を再開する時には、脳が回復された状態になっているので、集中力と思考力を持って取り組むことができますよ。
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→ ナポリタンチョコレート
アーモンドなどのナッツ
ナッツ類には脳のエネルギーとなるブドウ糖は多く含まれているわけではありませんが、ビタミンやミネラル、不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸が大量に含まれています。
不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸や、オメガ6脂肪酸は生活習慣病の予防に効果があることに加えて、抗鬱効果もあるとされているので、仕事中の思考力アップに役立ってくれます。
また、アーモンドにはビタミンEが豊富に含まれているので、冬に悩まされるしもやけにも効果がありますから、ナッツ類は仕事中におやつとして食べておくといいですよ。
ただし、ナッツには塩を使って味付けしているものもありますので、塩分を摂りすぎないためにも無塩のナッツを選んでくださいね。
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→ 無塩・無添加 素焼きアーモンド
ドライフルーツ
様々な種類のフルーツがドライフルーツになっていますし、しかも最近ではコンビニなどでも手軽に購入できます。
また、ドライフルーツは噛み応えもあるので脳も活性化しますし、気分転換にピッタリです。
ブルーベリーのドライフルーツなら、ブルーベリーには目に良いとされているアントシアニンが豊富に含まれており、デスクワークでパソコンを見つめ続けて疲れた目を癒してくれます。
いちじくのドライフルーツなら、生のいちじくの5倍もの鉄分が含まれており、鉄分不足による集中力の低下を改善してくれる効果が期待できます。
ゆずのドライフルーツなら、口に含んだときの爽やかな香りから、心と体をリフレッシュさせてくれますし、眠気を覚ますのにぴったりです。
ドライフルーツにはカロリーがほとんどなく、そしてコレステロールもありませんので、ドライフルーツをおやつとして食べると、健康的に仕事の効率を上げることができますよ。
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→ 5種のドライフルーツミックス
まとめ
なんとなく集中力が途切れてしまう、いまいち思考力が働かない、、、
という状態になっている時は、脳のエネルギーが足りていない時かもしれません。
仕事のできる人は、仕事を効率化させることができるおやつを選んで食べていますので、今回お伝えしたおやつを仕事に取り入れてみてください。
気分転換して気分をリフレッシュさせるためにも、そして脳にエネルギーを補給して集中力や思考力を取り戻し、仕事の効率をアップさせるためにも、仕事中にはおやつを食べましょう!
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