社会人なら誰でも、仕事ができない人だと思われるよりも、仕事ができる人だと思われたいと思って、毎日の仕事に取り組んでいますよね。
職場で上司や同僚、後輩から「この人は仕事ができる人だ」と思ってもらえたら嬉しいですし、初対面やたまに会う社外の人やお客さんに「仕事ができる人だ」と思われていたら、それだけで「この人は信用できそう」と思ってもらえるので受注も多く受けることができます。
また、このような仕事の成果につながる嬉しいことだけでなく、仕事ができる人だと思われていたら、仕事でミスをした時や、前日に遊びすぎて夜更かしをしてしまい遅刻をしてしまった時にも、「仕事ができるから、まあ大目に見といてやろう」と、それほど責められることもないものです。
同じことを仕事ができないと思われている人がやれば、こっぴどく怒られてしまいますから、仕事ができると思われる人になっておくと、何かと得なことが多いです。
もちろん、本当に仕事ができれば「仕事ができる人」として見られるのですが、仕事ができる人になろうと思っても、そう簡単には急に仕事ができる人になることは難しいですよね。
ですから、仕事ができなくても、周りに「仕事ができるな!」と思わせるようにしていきましょう。
今はまだ仕事ができなくても、先に周りの人たちに「仕事ができる人だ」と思わせておいて、そこに見合う実力を後からつけていけば、全く問題ありません。
そこで今回は、「仕事ができる人」だと思われるための方法をお伝えします。
仕事ができるキャラを定着させるためにも、ぜひ参考にして毎日の仕事の中に取り入れていってみてください。
仕事ができる人だと思われる方法
メールの返信を早くする
メールの返信を早くするようにすると、それだけでも仕事のできる人だと思ってもらうことができるようになります。
仕事のできる人は頭の回転が異常に早かったり、意思決定を超高速で正確にすることができたり、タイピングが普通の人の10倍早くできたりと、超人的な能力を持っているから仕事ができているわけではありません。
もちろん中には、このような超人的な能力を持っているビジネスパーソンもいますが、多くの仕事のできるビジネスパーソンは、仕事のできる思考パターンを持って行動しているから仕事ができているのです。
その中の一つが、この「メールの返信の早さ」にあります。
仕事のメールでしたら返信は必ずしなければなりませんが、内容を確認してから返信するまで、5分もかからないような作業です。
仕事のできる人は、なんとなく後回しにしようといったその場の気分や、今やっている作業の手を止めなければいけないから、といった目先のことにとらわれるのではなく、このメールの返信作業を後回しにしたりしません。
あとで返信しようと思っていると、またメールを読まなければいけませんし、二度手間になって余計に時間がかかってしまいますからね。
また、メールを出した人にすれば、すぐに返信が返ってくればその後の仕事も、返信が返ってきた時点で計画を立てることができたりしますし、相手も仕事をスムーズに進めることができるようになります。
自己都合で物事を考えず、他人の気持ちも汲み取った行動をすることができると、仕事ができる人だと思われて当然です。
時間を守る
時間をお金に換算して考えると言うことはビジネスにおいて非常に大切なことであり、仕事ができる人ほどこの考えが浸透しているものです。
会社の見積もりを考えてみればよくわかるのですが、見積もりには必ず人件費のことを考えて、作業時間がどのぐらいだからこれだけの金額はもらわなければいけない、ということを考えて見積もりは出されますよね。
ですから仕事をする中で、時間というものは切り離せないものですし、時間の大切さを知って行動している人は、お金を生み出している時間を無駄にしません。
自分の時間もそうですが、相手の時間も同様に尊重すべきですから、時間を守ることは相手のことを尊重することであり、信頼してもらえるようになるのです。
もしも約束の打ち合わせや会議に5分遅れて参加したとすると、それだけ待たせた相手には損失を与えることになりますよね。
時間を守ることができなくて、時間給が3000円の相手を5人待たせたとしたら、(3000円の12分の1の250円)×5人=1250円の損失です。
たかが5分と思うかもしれませんが、時間を守ることができないとそれだけ損失を出していくことになりますし、時間給の高い人を待たせたらそれだけ損失額も大きくなりますから、時間にはルーズにならないようにしましょう。
時間厳守は社会人としての基本中の基本のマナーです。
語尾をハッキリさせる
これは人間関係全般に言えることなのですが、遠回しな言い方や曖昧な言い方をしていては、相手に対して不安を抱かせ、不審がられてしまいます。
「〜だと思います」「〜のはずです」「〜のようです」「〜かもしれません」「おそらく〜」「◯◯さんは〜と言ってました」「なるべく〜」「時間があれば〜」「できる範囲で〜」「〜していきます」等の、あいまいな表現を使うということは、失敗した時の保険をかけているということです。
このように、自分の仕事に対して自信のない人が、仕事ができるとは思えませんし、信頼できませんよね。
逆に仕事のできる人は、たとえ自信がなくても裏付けがなくても、曖昧な言葉を使って話さないものです。
自信を持ってハッキリと言い切れば、絶対に自分の発言と違わないようにしていってくれるという安心感も与えることができますから、断言とまではいかなくても、語尾に自信を感じさせる話し方をすることで、仕事ができる人だと思ってもらうことができます。
まとめ
仕事ができる人だと思われると、職場でも有利な立場に立つことができるので、仕事のストレスも少なく、毎日楽しく働くことができるようになります。
また、仕事ができる人だと思われるようになると、それだけ重要な仕事も任せてもらうことができるようにもなるので、自分のスキルもドンドン上げていくことができますから、いいことだらけなのです。
今回お伝えした仕事ができると思われるための方法を実践し、仕事ができると思われる人をまずは目指していきましょう。
そして自分の仕事での伸びしろを信じ、本当に仕事ができる人に成長できるよう頑張っていきましょう!
詳細はこちら
→ こいつできる! と思われる いまどきの「段取り」
※ 関連記事、類似記事はこちら
→ 仕事の判断力がない人必見!簡単に的確な判断力をつける方法とは
→ 五月病で仕事を辞めたい⁉︎やる気の出ない春を乗り越える解決方法とは
この記事へのコメントはありません。