Mac、というと一昔前まではマイナーなコンピュータで、語弊を恐れずに言うなら、「一部の変わり者」が使うコンピュータだと思われてきました。しかし、それは以前の話。現在では一般的にも普及し、WindowsよりもMacを推奨する教育機関も出てくるほどです。それだけMacは一般的にも普及していて、Windowsを持っていなくても、Macさえあれば事足りることも増えてきている現状があります。
そうなってくると、当然、「Macで仕事をする」という人も増えてくるはずです。たしかに、現在では多くのソフトやアプリがMacにも対応し、対応していないとしても、同じような用途で使えるMac向けのアプリやソフトが出ています。また、Macは基本的に高性能ですので、よほど古いモデルをのぞいて、数年前までのモデルなら、十分に現役で利用できるというメリットもあります。
そうなってくると、プライベートも仕事もMacを使いたいという人も出てきますよね。Windowsよりもシステムがシンプルなので、Macの方が使いやすいと感じる人も多くなります。そこで、今回は、Macを仕事で使う場合にインストールしておくべきアプリやソフトをご紹介していきます。
まだまだWindowsが基準となっていることを理解しておこう
以前よりもMac向けのアプリやソフトが増えてきて、プライベートでも学業でも、仕事でもMacが使いやすくなってきたのは事実です。実際、起業や学校でMacを導入している事例も数多く存在します。それだけMacは利用しやすく、また、利用している人が増えているという事実があります。しかし、それでも全体を見れば、Macを利用している人はほんの一部であることが分かるはずです。
たとえば、WindowsやOS X、macOS、Linuxなど、パソコンのOSの統計を見てみれば一発でMacの利用率の低さが分かるはずです。9割以上をWindowsが占めていて、Macは全体の1割、10%の割合にも満たないという現実があります。たしかに、以前よりもMacの利用者数が増えて、Macが一般にも普及してきたのは事実ですが、まだまだ世の中はWindowsを基準に動いていることを理解しておく必要があります。
特に、仕事でMacを使う場合。仕事の相手のパソコンがWindowsであるということは非常に多いはずです。特に、規模の大きい会社や古くからある会社を相手に仕事をする場合、だいたいがWindowsのはずです。その場合、多くの場合は、少数派のMacを使っている側がWindowsに環境を合わせることになるはずです。
そこで、BootCampやParallelsを利用して、MacにWindowsのOSをインストールする方法が考えられますが、実は、通常の仕事くらいであれば、BootCampやParallelsを使わなくても、Windowsに合わせられるMac向けのソフトをインストールしておけば、Macを使ったままでも仕事ができる場合がほとんどです。
そこで、今回は、Macを仕事で利用する場合にインストールしておくべき3つのアプリ・ソフトをご紹介していきます。
Macで仕事するならインストールするべき3つのアプリ・ソフト
Microsoft Excel(エクセル)
まず最初は、Excel(エクセル)です。言わずと知れた表計算ソフトですよね。Macの場合、ある程度新しいモデルを購入すると、Office系のソフトとしてPages、Numbers、Keynoteが無料でインストールされています。このうち、PagesやKeynoteの場合、マイクロソフトのWord、PowerPointとそれぞれ、ある程度の互換性があり、十分利用することができるのですが、ExcelだけはNumbersとうまく互換できないケースが多くあります。
NumbersでもExcelファイルを開くことができるのですが、互換性がないばかりに、セルの値や設定が無効になってしまう場合があります。MacよりもWindowsの方がシェアが多いように、表計算ソフトはExcelが圧倒的なシェアを占めています。Macを仕事で利用するなら、Excelファイルを開けるように、Excelをインストールしておくべきでしょう。
Google Chrome
Macで利用されるブラウザといえば、Safariがありますが、一般的に利用されているブラウザはマイクロソフトのInternet ExplorerやEDGE、Google Chromeになります。この中で、Google ChromeならMacでもインストールできて、利用することができます。Safariに対応していないWebサイトがあっても、Google Chromeには対応しているという場合が多いので、Google Chromeはインストールしておきましょう。
MacWinZipper
最後に、MacWinZipperというソフトです。このソフトは、MacでZipファイルを圧縮・解凍するためのソフトです。MacのFinderにもZipファイルを圧縮・解凍する機能はありますが、その機能を使うと、Windowsで圧縮されたZipファイルが正常に解凍できなかったり、Finderで圧縮したZipファイルがWindowsで開けなくなってしまう可能性があります。Mac、Windows、どちらのファイルも圧縮、解凍できるようにMacWinZipperをインストールしておきましょう。
まとめ
Macが一般的になってきたとはいえ、まだまだ世の中はWindowsを中心に回っていきます。仕事をする相手がWindowsでも問題ないように、しっかりと、Mac、Windows両方に対応できる環境を作っていきましょう。
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