あなたは普段の睡眠で熟睡することができていますか?毎日の仕事や勉強に集中して全力で取り組むために大切な要素の中に睡眠があります。睡眠というと、睡眠時間にばかり注目されがちですが、本当に大切なのが、「睡眠の質」です。つまり、毎日の睡眠でしっかり熟睡できているかどうかがカギになってきます。
しっかり毎日熟睡することができていれば、たとえ短時間の睡眠でもしっかりと休息がとれますので、翌日の仕事や勉強に集中して取り組むことができます。しかし、逆に質の良い睡眠がとれず、熟睡できなければ何時間寝ようとも疲れがとれず、日中眠くなったり、仕事や勉強に集中して取り組むことができなくなってしまいます。
今回は、短時間の睡眠でも熟睡し、毎日の仕事や勉強に集中して取り組むためのコツ・方法をご紹介します。忙しく、長時間の睡眠がとれない場合は、短時間で熟睡するしか方法はありませんので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
短時間睡眠で熟睡するためには寝る前の行動が重要
短時間睡眠でも熟睡できるようにするために大切なのが、眠る前の行動や習慣です。もちろん、日中に昼寝をしすぎたり、体や頭を使わないでいれば、体に疲れが溜まらないので眠くならず、寝付きが悪くなってしまいます。しかし、たとえ昼間しっかり仕事や勉強に取り組んで疲れていたとしても、寝る直前の行動が熟睡につながらない行動ならば、熟睡することはできません。
ですが、逆に眠る前に睡眠の質を上げて熟睡するための行動をとることができていれば、睡眠時間が短くなってしまっても、しっかりと熟睡して疲れをとり、翌日の仕事や勉強に集中して取り組むことができるようになります。それでは、眠る前にはどのような行動をとれば熟睡することができるのでしょうか?眠る前に取るべき行動・熟睡のコツを5つご紹介していきます。
短時間睡眠でも熟睡して仕事や勉強に集中するための5つの行動・コツ
室温を調節する
まず最初は、眠る時の室温を調節することです。室温が高すぎても低すぎても熟睡することはできません。寝汗をかきすぎることなく、かつ体の冷えない最適な室温にしておくことが熟睡につながります。目安としては、夏場なら25〜27度、冬場なら15〜20度が理想的な室温になります。眠る前にエアコンやヒーターで室温をこれくらいの温度になるように調整しておきましょう。
なるべく暗く、静かな部屋で眠る
次に、眠っている間の光や音です。明るすぎる部屋や音が気になる環境では熟睡することができません。テレビを付けたまま眠ったり、就寝中に洗濯機を回したりすると、音によって熟睡が妨げられます。
また、真っ暗だと眠れないからと常夜灯を付けて眠る人も多いのですが、理想は全ての電気を消して、真っ暗にして眠ることです。どうしても窓からの光が差して真っ暗にできないという場合にはアイマスクを使うのも効果的でしょう。
糖質の多い食事を眠る直前に食べない
眠る直前の食事や飲み物も睡眠の質に大きな影響を及ぼし、熟睡できるかどうかを決めるカギになります。たとえば、眠る直前に大量の炭水化物を食べるのは、熟睡の妨げになります。就寝中に血糖値が高くなり、それによってインスリンが分泌され、低血糖を起こす引き金になってしまいます。低血糖状態では、睡眠が浅くなり、熟睡出来ない原因になってしまいます。
夕食にタンパク質の多い食事をしてトリプトファンを摂取する
アミノ酸の一種、トリプトファンは、精神を安定させ良質な睡眠を促すセロトニンという神経伝達物質の原料になります。ですので、夕食でしっかりトリプトファンをとっておくと体内のセロトニンが増えて、熟睡できるようになります。夕食ではトリプトファンを摂取できるように、タンパク質の豊富な肉や魚、乳製品を積極的に食べるようにしましょう。
カフェインやアルコールの摂取を控える
眠る前のカフェインやアルコールの摂取も睡眠を浅くしてしまう原因になります。カフェインを多く含むコーヒーやお茶、紅茶などは眠る前に飲むのは控えるようにしましょう。カフェインには脳を興奮させる覚醒作用がありますので、寝る前に飲んでしまうと眠りを浅くしてしまう原因になります。コーヒーなどから摂取したカフェインは一般的に6時間〜8時間覚醒作用が継続すると言われています。熟睡するためにも、夕方以降はコーヒーなどカフェインを多く含む飲料は避けた方がいいでしょう。
また、眠る前のアルコールも睡眠の質を低下させる原因になります。アルコールが肝臓で代謝される際に生成される「アセトアルデヒド」という物質が交感神経を刺激します。交感神経が働くと人は興奮して覚醒してしまうので、眠りが浅くなる原因になります。
まとめ
就寝前に眠る環境を整えておくこと、そして、眠る前の食事や飲むものに気を使うこと。これらが就寝前に熟睡できるかどうかを左右する要因になります。しっかりと熟睡するためのコツを押さえておき、日中の仕事や勉強に高い集中力を発揮できるようにしておきましょう。
熟睡するためには寝具にこだわることも大切になります。特に枕は眠りの質を大きく左右する寝具の1つです。もしあなたが現在熟睡できない生活を送っている場合、こちらの枕がおすすめです。
オススメ記事、関連記事はコチラ
→睡眠不足解消!忙しいビジネスマンがするべき5つの習慣
→ブラック企業勤務の睡眠不足対策に3種類の仮眠・昼寝のコツ
この記事へのコメントはありません。