あなたは毎朝スッキリ目覚めることができていますか?たっぷり睡眠をとったのに、どうしても朝の目覚めが悪い、朝起きてから動き出すまでに時間がかかってしまう。そんな悩みを抱えてはいませんか?今回は、朝の目覚めが悪い人のために、すぐにできて即効で効果のある対策・対処法をご紹介していきます。
生活習慣を変えたり睡眠時間を伸ばすのは難しい
朝の目覚めが悪い場合、その原因のほとんどは睡眠不足や生活習慣の乱れにあるはずです。ですので、本来なら、健康的な食生活を送って、適度な運動をして、十分な睡眠をとって体を休めるのがベストになるはずです。しかし、忙しい現代を生きる私たちはそんなことは言ってられませんよね。
たとえば、ブラック企業と呼ばれるような会社に勤めていれば、体に良いとされる7時間の睡眠を毎日とるなんて夢のまた夢ですよね。食事についても、時間がなければ外食や総菜、弁当で済ませるしか方法はなくなります。
そこで、今回は、生活習慣や睡眠時間、食生活を変えるのが難しい人のための、寝起きの悪さを改善する対策・対処法をご紹介していきます。起床後すぐに試すことができて、効果も即効で出やすいので、ぜひ試してみてくださいね!
寝起きが悪い人のための起床後すぐに効果が出る3つの対策・対処法
それでは、寝起きが悪い人のための対策・対処法をご紹介していきます。今回紹介するのは、起床後、短時間でできることばかりですので、忙しくて時間がないという人も、ぜひ、試してみてくださいね!
起きてすぐに糖質・糖分を摂取して血糖値を上昇させる
私たち人間は、基本的に寝起きは空腹状態で、血糖値が低い状態になっています。血糖値が低い状態だと、活動したり考え事をするためのエネルギーが不足してしまい、頭がボーッとしたり、体がだるい状態になったりしてしまいます。ですので、起床後、頭が働かない、体がだるいという人は、起床直後に糖質・糖分の補給をしましょう。
起床直後の糖質・糖分補給におすすめなのは、なるべく早く体内に吸収されて、血糖値を上げる物です。バナナや果汁100%のフルーツジュース、チョコレート、ラムネなど、食べた直後にすぐにブドウ糖が体内に吸収されて、体の血糖値が上がる物にしましょう。
行儀が悪く、あまり褒められる行動ではありませんが、枕元にバナナやお菓子を置いておき、起床直後、ベッドから出る前にそれらを食べるのも一つの方法です。血糖値が上がらず、だるくてベッドから出ることができないのなら、ベッドの中でその血糖値を上げてしまおうという考え方です。
外に出て新鮮な空気を吸って体や脳に酸素を送り込む
私たち、人間が生きていくために必要な物と言えば「酸素」ですよね。それは寝起き直後も同じです。寝起き後に外の新鮮な空気を思い切り吸うことで、体の細胞が活性化され、また、脳にも新鮮な酸素が送り込まれることで、体も頭もスッキリと目を覚ますことができます。
外が晴れている日は、軽く散歩に出かけるのもいいかもしれません。朝の新鮮な空気を全身に浴びながら、吸い込むことができます。また、太陽の強い光を浴びることによって「セロトニン」という脳内物質が分泌されることによって、自律神経のバランスが整えられて、脳が覚醒する効果もあります。
基本的に、締め切った部屋で何時間も眠った直後の寝起きというのは、酸欠の状態になっています。(まさか、窓を全開にして眠っている人はいませんよね?)酸欠になっていては、脳も筋肉もしっかりと働くことができません。起床後にしっかりと新鮮な空気を体内に送り込んで脳や筋肉を覚醒させましょう。
水分補給をして脱水状態から抜け出す
私たちは眠っている間にコップ1杯分の水分を汗によって失うと言われています。そのため、寝起き直後というのは、軽い脱水症状を起こしている状態だと言えます。
私たち人間の体を生成しているのは約70%が水分だと言われています。そのため、脱水症状を起こしてしまうと、体のいたるところで不調をきたすことになります。ですので、起床直後はなるべく早い段階で水分補給をするようにしましょう。
水分補給を目的とする場合には、体の温度に近い常温の水や白湯がいいとされています。ですが、便秘に悩んでいる場合には、冷水を飲むことも勧められています。起床直後に冷水を飲むことによって、胃や腸に刺激が与えられ、大腸がぜん動運動という動きをします。このぜん動運動によって、大腸内の老廃物が体外に排出されますので、腸内環境を洗浄することができます。
冷水、常温の水、白湯、いずれにせよ起床直後に水分を補給して体の脱水症状を改善するのが最も大切になります。起床直後は必ずコップ1杯分の水分をとって、就寝中に汗で失われた分の水分を体に補うようにしましょう。
まとめ
生活習慣を変えたり、睡眠不足を解消するなどの対策は難しいかもしれませんが、今回紹介した方法なら、起床後の数分や数十分でもできますよね。
■血糖値を上げ体のエネルギーになる糖質を補給する
■新鮮な酸素を思い切り吸い込んで体の酸欠状態を解消する
■寝ている間に汗として失われた分の水分を補給して脱水状態から抜け出す
これら3つの行動を意識してとるだけでも、寝起きは格段によくなるはずです。
もし、あなたが朝、ベッドや布団の中で目が覚めた後もしばらく体がだるくて、すぐに活動できないという場合は、ぜひ、今回紹介した3つの対策・対処法を試してみてください。お金も時間もかけずにできることばかりです。起床後の行動一つで朝の貴重な時間を活用できるかどうかが変わってきます。ぜひ、参考にしてみてください。
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