始業時間から仕事に全力で取り組むことができるように、
毎朝、早めに職場に到着するようにし、
休憩時間以外に席を立つこともなく、集中してミスをしないように正確に、
なおかつスピード感を持って真面目に仕事に取り組んでいる。
このように、自分が真面目に仕事に取り組んでいる一方、
始業時間ギリギリに出勤してきて仕事に取り掛かるのが遅かったり、
頻繁に席を立ってあっちこっち休憩しに行っていたりする同僚がいたら、
自分が真剣に仕事をしていればいるほどイライラしてしまうでしょう。
しかも、このような同僚に限って要領がよく、
上司がいる時だけは仕事に打ち込んでいるような態度を取ったり、
いかにも仕事をしているかのような報告をしたりして
真剣に仕事をしている人と同じような評価を得ますし、
普段の仕事への取り組み方を知っていると
余計にイライラしてしまうものです。
しかも、自分が集中して仕事を終わらせるものだから、
サボっている同僚の仕事まで手伝わなければならなくなったりすると、
給料も同じなのに悲しくなってきてしまいますよね。
仕事をしない同僚のことを気にしてイライラしていても疲れるだけですし、
ストレスが溜まって自分の仕事にも影響が出てきてしまいます。
そこで今回は、会社に仕事をしない同僚がいてもイライラせず、
ストレスを溜めずに自分の仕事に取り組んで行く方法をお伝えします。
仕事をしない同僚にイライラしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
同僚に期待をしないようにする
会社での仕事は一人だけで完結する仕事はほとんどなく、
多くの仕事は、1つのプロジェクトを動かすために、
手分けして共同で作業を進めて行く場合が多いです。
ですから、仕事をしないでサボっている同僚がいると、
その同僚のせいで連鎖的に作業が遅れていきますし、
周りの人がサボった仕事を負担して行う必要が出てくるので
イライラしてしまうのは仕方ないことです。
そんな状況の時には、自分の仕事の負担も増えて辛いでしょうが、
同僚に期待することをスッパリ諦めましょう。
自分が心の中で「なんでこの同僚はサボってばかりで仕事をしないんだ!」
と思ってイライラしていても、サボっている同僚からしてみれば、
「なんでこの人は、いつもこんなにカリカリしてるんだ」と思い、
のんきにダラダラ仕事をしているかもしれないのです。
それに、普段から仕事をサボっている同僚に仕事をさせても、
ミスばかりして余計に時間が取られるかもしれません。
「この同僚は、もうこれが限界なんだ」「これ以上は無理な人なんだな」
と、相手に期待することなく諦めると、
自分が思っていたよりもずっとイライラが少なくて済みますよ。
同僚の仕事を手伝わない
同僚が仕事をサボっていて期限に間に合いそうになくても、
それは全て自己責任ですし、
本来はその同僚がやらなければいけない仕事です。
その仕事を同僚がやっていたのでは期日に間に合いそうにないし、
自分がやった方が早く終わるからといって、
同僚の仕事までやってしまっているのでは、
その同僚はいつまで経っても成長することはなく、
同僚として、常に自分が尻拭いをして過ごしていくことになります。
それどころか、仕事をしない同僚の仕事をいつも手伝っていると、
自分がやらなくても、誰かがやってくれるし大丈夫だと思い、
同僚はますます仕事をしないようになっていきます。
会社には友達を作るのではなく、給料を得るために行っているわけですし、
同僚とは会社での仕事で付き合っているだけなので、
同僚に好かれようと嫌われようと、どちらでも構いませんよね。
ですから、同僚の仕事が遅れることで自分に直接被害がないのなら、
いつものようにあえて手を出さず、仕事を頼まれても断るようにし、
期限までに間に合わなければどうなるかというのを経験させましょう。
同僚の仕事を手伝ってあげて甘やかすのではなく、
自分の仕事は期限までに自分で処理しないと
誰も助けてはくれないということをわかってもらうように、
仕事をしない同僚は教育をする必要があります。
自分の考え方を変える
仕事はやった分だけ正当に評価されるし、見合った結果が返ってくる。
自分の中で、このように考えることができれば、
仕事をしない同僚に対して、
そもそもイライラする必要はなかったのかもしれません。
仕事をしなかったりサボっている同僚は、
真面目に仕事をしている、自分の引き立て役だと思っておきましょう。
もしも仕事をしない同僚がおらず、職場の人間全員が
真面目に仕事に取り組む職場だったら、、、
その職場で真面目に働くことは当たり前ですし、
全員が真面目に働いているんですから、
自分が真面目に働いていても、その他大勢と同じになってしまい、
仕事で大した評価を得ることはできないですよね。
でも、仕事をしない同僚がいるおかげで、
仕事に真面目に取り組む自分が引き立ちますし、
その姿は絶対に誰かが見ているわけですから、
プラスの効果を生むことはあっても、
マイナスになるとこは絶対にないわけです。
見ている人はちゃんと見ていますから、
後々、仕事への取り組み方に見合った評価が返ってくると考えて、
言い方は悪いですが、、、
仕事をしない同僚を自分の引き立て役に使っていきましょう。
まとめ
仕事は毎日するものだからこそ、仕事をサボって過ごすのか、
それとも真剣に真面目に取り組むかで、
後々に大きなスキルの差として表れてきます。
仕事をしない同僚がいることで、仕事を余分に取り組むことができ、
自分のスキルアップを磨くことにつながりますし、
その同僚がいるおかげで自分が引き立つとプラスに考えると、
仕事をしない同僚に対してもイライラしにくくなります。
仕事への取り組み方は、数年後には確実に大きな差となって表れますので、
仕事をしない同僚に期待することなく、
自分の仕事を淡々と進めていきましょう。
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