あなたは決断力はありますか?人は毎日色々な決断をしています。どちらの服にしようか、昼ごはんは何を食べようかなど小さな決断から今後の人生を左右する大きな決断もあります。今日は、何も決断しなかったという日はありません。決断力があれが自然とこ行動も早くなります。ビジネスにおいてとても重要にな力になります。決断力がないと責任感がなく物事を先延ばしにしてしまう傾向があります。そうすると時間だけが過ぎて納品が間に合わなかったり取引が中止になったりと信頼がなくなり機会損失が増えるだけです。決断力のある人の特徴と決断力を高める方法を紹介していきます。
立ったまま考える人は決断力と行動力がある
たったまま考える人はあなたの周りにいますか?たったまま考える人は決断力と行動力がある傾向にあります。これはミズリー大学のプルードン博士は立ったままの人と座ったままの人に意思決定をしてもらう実験を行いました。そうすると立ったまま考えた人のほうが座って考えた人より、33%も早く決断を行っているということが実験結果が出たのです。他にも南カリフォルニア大学バーカイン教授によれば、立ち上がることで体の血行が良くなり大脳が活性化する結果があるそうです。立った状態の被験者は、座った状態の被験者よりも、5〜20%の意思決定早くなるという結果がみられました。なのでたったまま物事を考える人は決断力と行動力があるといえるのです。もしビジネスで相手に早く決断してもらいたいときは椅子に座って話をするのではなくたったまま話を進めていくといいかもしれません。そうすると早く答えがもらえるかもしれません。
決断力を高めるための3つポイント
立って考えるようにしたからといって全てのことに最善の決断がいきなりできるわけがありません。良い決断をするには決断力を高めていかなければなりません。決断力を高めるには3つのポイントがあります。ポイントをしっかりと押さえて立って考えることで決断力が高められるでしょう。決断力を高める3つのポイントは「目的を明確にする」「必要な情報を集める」「メリット、デメリットを考える」になります。
目的を明確にする
決断がなかなかできない人によくあるのが正しい答えを見つけようとします。答えを見つけても行動次第でいくらでも変わってしまいます。このように答えだけを意識しすぎると視野が狭くなってしまうので周りが見えなくなってしまいます。なので、思考が停止してしまって、決断ができなくなるか偏った選択をしてしまいます。決断する時に重要なことは、「何が目的なのか」ということです。目的が明確でないと決断ができません。目的さえしっかりと明確にすれば、どこでどう決断すればいいかわかってくるはずです。自分の目的がはっきりとわからないままでは決断できません。なので答えを探してしまうようになってしまいます。
たとえば、転職は人生で大きな決断ですよね。転職をしようと考えて迷っているのに、「転職をするか?会社に残るか?」とは考えません。転職をしたら自分は将来どうなりたいのか?を考えるはずです。目的は転職なのでそこが明確になったのであれば、転職するべきかどうかは自然と見えてくるでしょう。しかし「転職をするか?会社に残るか?」と考えていたのなら、頭の中にこの二択しか思い浮かばなくなります。そうすると思考停止になってしまい他のことに頭が回らなくなって、本来の目的や決断するのに重要なポイントが見つからなくなってしまいます。大きな決断をするときは必ず最初に目的を明確にしておきましょう。
決断の判断材料となる情報を集める
何も知らないことは決断できません。決断するための情報が必要になります。目的についての情報がたくさんあると決断がしやすくなりいい方向に向かえる決断ができます。なので決断に必要な情報を集める必要があるのです。転職しようと考えている時も転職したい業種や希望の会社も情報を集めますよね。その業界の人や会社の人から話が聞けたらかなりの有益な情報となり決断する材料になります。雑誌やネットで集めた情報とも比べることができ精度の高い決断ができるようになります。
スムーズに決断をするためには幅広く色々な情報を集めておいた方が良いでしょう。今は必要ない情報でも、いざという時にその情報が決断するための有益な情報になるかもしれません。なので偏った情報でなく幅広く情報収集をしていくようにしましょう。
急な決断をしなければいけない時に迷ってしまってギャンブルみたいになってしまうのは情報が少ないからです。日頃からしっかりと情報を集めていればこのような時も素早く決断をすることができます。自分の決断に対して自信を持たなければなりません。なので日頃から情報取集をすることを習慣にしておきましょう。
メリット、デメリットを考える
自分が決断をしたことで、どんなメリット・デメリットがあるのか考えなければなりません。メリット・デメリットを考える時に客観的な目で見極めるようにしましょう。しかし客観的にメリット・デメリット考えることが出来ない人は意外と多いですメリットにしか目が向いてなかったり、デメリットを気にしすぎたりどちらかに考えが偏りすぎて決断ができなかったりします。
人には見栄やプライドがあります。これが決断をするのを邪魔しています。人は自分をより良く見せたいと思い間違った判断をする人がいます。主観的に見てしまうと見栄やプライドのために今ある自分の能力以上のことを決断をしたりしてしまいます。このように間違った判断をしないためにも客観的にメリット・デメリットを考えるようにしてください。
まとめ
立って考える人は決断力と行動力があります。難しいことではありませんので決断を急いでいるときは立って考えてみるのもいいかもしれません。
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