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質問力を飛躍させる5つの秘策

「何か質問は?」「…特にありません」

あなたは質問があるか聞かれた時に
よく「特にありません」と言っていませんか?

実はちょっと視点を変えるだけで
「こいつやるな」と思われ
自己成長にも繋がりますので、
今回は質問力を飛躍させる5つの秘策を書いていきます。

質問

質問をしないのは成長機会の損失に成りえます。

経営の神様と言われる
松下幸之助も質問することの大切さを話しています。

「成功した秘訣は何か?」と聞かれた時に
彼は「分からない事があったら人に尋ねることだ」
と答えています。

ですが、自分がたくさん話すことにばかり意識がいったり、
悪い質問をして悪い回答が返ってきたとしても
それに満足してしまうのはNGですよね。

また、本当に聞いてもいいのかな?
という思いや恥ずかしい気持ちで、
質問すること自体ためらったりするものです。

それが原因で自分自身の貴重な成長機会を逃してしまいます。

質問をしなければ分からないまま時間が過ぎてしまいますし、
意思疎通が上手くいかなくて
仕事の質も下がってしまいます。

同じ時間を過ごす中でも
自分の成長に繋がる質問ができれば
質の良い仕事が出来そうですね。

その答えは質問次第

質問をする時は、相手から何て言われるか
気になるものですよね。

その答えは、すべて質問の仕方にかかっています。

会議

たとえば、
「このチームのA君は接客が苦手そうだから
事務の仕事量を多くするべきだと思うんだけど、どう思う?」
と聞けば、

大抵は、「そうですねぇ」とか
「私もそう思います」と返答が来るものです。

誰でも経験したことがあると思いますが、
誘導尋問のような質問は答えが限られます。

自分が正しいと思い込んでいると
そういった質問になりやすいと言われています。

先程の他にも、
「順番を逆に変えた方がいいと思わない?」
「これ以上待つべきだと思う?」

と質問したら、

「明らかに順番を変えた方がいい」
「待つのはやめた方がいい」
と大抵は言います。

ごくまれに反対する人がいるかもしれませんが、
ほとんどの人は反論しません。

こちらが聞きたいと思っていた答えを間違いなく言います。

ではどう聞いたら良いか?

「順番はどうしたらいいと思う?」
「資料はまだ完璧じゃないんだけど、どうした方がいいと思う?」

こういった質問であれば
答えは限定されないので新しい解決策が見えてきます。

この新しい視点が自己成長に繋がると思います。

ついつい相手の答えを誘導してしまいますが、
新しい視点が欲しい時は
さきほどのように聞いたほうが良いですね。

質問力を飛躍させる5つの秘策

1:速攻質問

講義が終わったあとに、
「では最後に何か質問ありますか?」といった具合に
質問タイムになりますよね。

ほとんどの日本人は話が終わった所で
質問を考えるので、
すぐ手を上げる人はいないのが普通。

必死に考えようとしても、
講義が終わった瞬間から考え始めるから、
聞かれた時に少し間が空いてしまいます。

ですが、欧米だと講演が終わったら速攻で質問が出るようです。

手

これは頭の回転が遅いからではなくて、
もしかしたら学生時代の
悪い習慣のせいかもしれません。

先生の話を聞きながら
考えたり理解しようとするよりも、
とにかく必死にノートに写していた人は、
直後に質問することができないものです。

これからは話を聞きながら質問を考えましょう。

「どういうことだ?」
「よく分からないぞ」
「つまり、こういうことか?」

と思ったらメモをしておきましょう。

話を聞きながら質問を考えれば良いんです。
そして講義が終わった瞬間に質問をぶつければ
とても良い印象になります。

講義のとき以外にも
職場では限られた時間の中で
成果を出していく必要があるので
スパッと質問ができる方が仕事がスムーズになります。

…とは言っても
自分の考えついた事は
「変な質問じゃないかな?」と心配になりますよね。

不安がある中で質問しても
自信がないように見えますし、
そもそも質問ができないなんてことも考えられます。

次からは、その対策を書いていきます。


2:具体化&抽象化

抽象的な話になら
「具体的に言うとどうなるか?」と質問。

具体的な話が長すぎたら
本質的なテーマについて聞く。

この往復運動が質問のコツ。

たとえば、
「最近、身体動かすことにハマってるんだよねぇ」
などと抽象的な内容なら、

「具体的にどんな事してるんですか?」
と聞くことができます。

「テニスなんだよね」
とくれば、

「どこのテニスコートを使っているんですか?」
とさらに具体的にする質問ができます。

そして具体的になりすぎたら
また抽象的な話に戻していきます。

「スポーツと言っても球技が好きなんですか?」
「他にも運動をしてるんですか?」

抽象度

具体化&抽象化、
今どのレベルの話をしているか意識すると質問しやすいですね。

3:変化

相手の話に沿っていて、なおかつ本質を突く質問には、
変化を聞いてみる質問があります。

芽

変化について語ってもらうと
返答が豊かになることが多いんです。

「それによって、あなたはどう変わりましたか?」
「あなたがそのように変わった『キッカケ』が何かあったんですか?」
「先日お会いしたときに聞いたアレ、その後どうですか?」

こういった質問は簡単にできる上、
有益な答えが得られやすいので聞いてみてください。

4:単語を変える

オウム返しのように同じ言葉を反復するのはNG。

自分の言葉で言い換えれば、
「あ、この人は分かっているな」と
相手に感じてもらえます。

対話が無駄になっていないことが
相手にメッセージとして伝わるので、
あいづちやオウム返しよりワンランク上の技といえますね。

難しく考えることはなくて
相手の使っている単語を変えて
聞いてみれば良いんです。

「それはつまり、こういう事でしょうか?」

『内容確認』『理解を示す』ための質問ですね。

さらに発展すると、
相手の言ったことに対して、
「それは別のこれと似ていますか?」
と質問するのは、質問の王道。

相手の話している言葉を
繰り返しているだけでは進展しないですが、
別の何かを持ってくることで、
「この人は自分の事を分かってくれたんだ」と感動してくれます。

5:ゾーンを意識

質問する場所や時間によって
聞く内容も変わります。

自分が聞きたい事のみ優先させるのは
相手にイヤな思いをさせる危険があります。

次の図を見てください。

質問

縦軸は自分が知りたい事、
横軸には他の大勢が知りたいことです。

大勢の前での質問する際に
他の人は興味ない『マニアックな質問』よりは
『みんな知りたい質問』『大人の質問』の方が
印象が良いですよね。

時と場合によって使い分けてみてください。

ということで、
『質問力を飛躍させる5つの秘策』でした。

考えすぎても質問ができなくなるので
1つでも思い浮かんだら
質問してみてください。

そうすることで、
最初は的が外れた質問だったとしても
徐々にシンプルなのに深い質問が
出来るようになっていくはずです。

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