午後からもビジネスに頑張って取り組もう!
と思ったときにやってくる、あの厄介な眠気。
忙しいビジネスマンは、毎日十分な睡眠時間を確保することができずに、
睡眠不足になっていることも多いと思います。
午後からもビジネスを頑張るために、
コーヒーなどのカフェインで眠気を飛ばそうとする人も多いですが、、、
眠気が高まったときには、それを排除しようと気合で乗り切るよりも、
実は少しの時間でいいので昼寝の時間を確保したほうが、
午後からの効率を上げる効果があると言われています。
小さな子供じゃあるまいし、と言われそうですが、
ナポレオンやエジソン、ケネディ大統領も昼寝の名人だったそうですよ。
昼寝は脳と体の疲労回復に役立つ
昼寝をするということは、コンピューターの処理スピードが遅くなったときに行う、
コンピューターの再起動の人間版というイメージで考えればわかりやすいと思います。
再起動した後のコンピューターは、
それまでの遅い動作が嘘のように快適に動くようになりますよね。
人間は昼寝をすることによって、午前中で疲れてしまった脳の機能が回復するので、
記憶力、集中力、創造性を朝起きた時と同じ状態にすることができます。
短時間だけでも昼寝をすることで、
睡眠そのものと同じように、脳の疲れを回復させる効果を得ることができますし、
昼寝をしたときの体力の回復力は、通常の睡眠時と比べて3倍とも言われています。
また、身体に与える影響も大きく、
血圧を下げることができたり、ストレスが軽減できたりすることで、
動脈や心臓へのダメージを受ける割合が少なくなるという研究結果も発表されています。
昼寝のメリットを感じて、昼寝をルールに組み込む企業も出てきているぐらいですから。
ただし、昼寝をしすぎると夜眠れなくなることにつながりますし、
間違った昼寝をするとかえって疲れてしまったりと逆効果になることもありますので、
正しい昼寝をしてビジネスの効率を上げていきましょう。
効果がある正しい昼寝の方法とは
ビジネスマンにとって昼寝のメリットは大きいですが、
昼休みに自分のデスクに座ったままで軽く昼寝をしても効果はイマイチです。
できれば夜に普通に眠るときと同じように、
横になって光を遮断できる環境で昼寝をするのが眠りにつきやすく、
かつ起きやすいのでベストと言われています。
また、昼寝はとにかく寝ればいいというものではなく、
昼寝に効果的な時間というのも判明していますので、順番にお伝えしていきます。
昼寝に最適な時間とは
昼寝をする時間は年齢によって少し変わってくるのですが、
10代〜40代でしたら10分〜15分、
50代以上の年代は20分〜30分がひとつの目安と言われています。
人の睡眠は、浅い眠りから始まり、時間とともに深くなっていき、
そして深い眠りからまた浅くなっていって、、、
といったサイクルを繰り返しています。
昼寝の時にあまり深い眠りまでいってしまうと、
昼寝から起きることが辛くなってしまったり、
そのせいで夜に眠れなくなったりと睡眠に影響を与えますので、
軽い眠りの状態の時に昼寝は切り上げるようにしましょう。
その深い眠りに入っていく手前の時間が、10代〜40代でしたら10分〜15分なのです。
ただし、人によってこの時間はまちまちですので、
昼寝から起きた時に倦怠感を覚えない程度の時間に調整してください。
おそらく、昼寝で起きることを意識しているので、20分程度で目が覚めると思いますが、
寝不足気味のときはそのまま何時間も寝てしまいますので、
アラームの設定を忘れないようにしてくださいね。
睡眠にふさわしい場所を選ぶこと
いくら昼寝だからといっても、
周りがガヤガヤうるさかったり眩しいほどの電気がついているところでは、
目を閉じているだけで眠れませんよね。
静かな薄暗い場所で、横になって眠れるのが本当はベストなんですが、
会社ではなかなか難しいと思いますので、
使っていない会議室や休憩室などの静かな場所で、
椅子に座って昼寝をするようにしてみてください。
周りでガヤガヤ話し声が聞こえる、自分のデスクで昼寝をするときとは、
昼寝の質が大きく変わりますので。
昼寝をする際の注意点
昼寝は疲労を回復させたり、脳をリフレッシュするのに効果がありますが、
毎日長時間の昼寝をすると、健康に悪影響を及ぼす可能性も指摘されています。
高齢者を対象にしたある調査によると、
30分以下の昼寝をしている場合は認知症が発病する危険性が5分の1に減るのに対して、
1時間以上の昼寝をする場合にはアルツハイマー型認知症の危険性が2倍に増えるそうです。
また、毎日昼寝を1時間以上もしていると、夜の眠りが浅くなってしまったりと、
健康にいいはずの昼寝が逆効果になる可能性もありますので、注意してください。
疲労回復に効果的な正しい昼寝の方法 まとめ
眠気に襲われたときに、コーヒーなどのカフェインで眠気を飛ばそうとしたり、
気合いで乗り切ろうと無理をするよりも、
たった20分程度の昼寝をすることで疲労回復に効果があり、
その後の仕事にも集中して取り組むことができるので、
結果的に効果を上げることができます。
正しい昼寝を取り入れて、快適に仕事を進めていきましょう!
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