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ノマドワーカー必携のChromebook、その利点と欠点

会社を飛び出して、外で仕事をするノマドワーカーが増えています。

また、ノマドワーカーとはまでは言わなくとも、外回りの途中に喫茶店などで仕事をするサラリーマンの方も多いでしょう。

その時に使うPCはどんなものですか? Windowsノート? MacBook?

最近ではそのPCに新たな選択肢が増えてきました。
それがChromebook(クロームブック)です。

今回はChromebookの利点と、あまり語られることのない欠点についてお伝えします。

 

 

1 Chromebookとは何か?

 
Chromebookとは、検索エンジンで有名なGoogle社が開発した、新しいノートPCです。

世界中で使われているWindowsやMacOSとは違い、新しく作られたChromiumというオペレーティングシステムが採用されています。

このPCは、これまでのノートPCとは明らかに違う特徴を持っています。

1つは、データをHDDなどに保存せず、全てのデータをクラウド、つまりウェブ上に保存するということ。

もう1つは、これまでのパソコン用ソフトを使わず、インターネットブラウザ上で動くアプリケーションを使用するということです。

そしてこれらの特徴は、ユーザーにとって利点でもあり、欠点でもあるのです。
 
 

2 Chromebookの利点

 
外でノートPCを使う人にとって、Chromebookは大きな利点を持っています。
 

(1)SSDを採用している

 
SSDとは回転しないHDDのようなものです。
従来のノートPCにはHDD、つまりモーターで回転してデータを書き込むためのディスクが内蔵されていました。

しかし、SSDは回転モーターもありませんし、データを読み書きする時に動く駆動部分もありません。
動く部分がないことで、衝撃に強い構造になっているのです。

持ち運びを前提とするノートPCにとって、こんなに力強いことはありません。
 

(2)消費電力が少ない

 
SSDによって、モーターなどへの負担が無くなったため、無駄な電力を消費しなくなりました。
 

(3)動作音が静か

 
HDDが無いため、回転音などが全くありません。
 

(4)データの読み書きが早い

 
SSDはデータへのアクセスが一瞬で行われるため、待ち時間が殆どありません。
 

(5)起動時間が短い

 
これまでのノートPCは起動ボタンを押してから数十秒〜1分はかかっていましたが、Chromebookは10秒ぐらいで立ち上がってしまいます。
もちろん、シャットダウンも一瞬です。
 

(6)ウィルス対策が自動化されている

 
従来、ウィルス対策をするには自分でアンチウイルスソフトを買って来てインストールしていました。
ところがChromebookでは、それが自動で行われるため、自分では何もする必要がありません。

Chromebookでは起動するたびにウィルス対策が行われ、危険があればすぐにアップデートされるので、常に最新版のOSやソフトを使用することが出来ます。

もし不正なプログラムがすり抜けて入ってきたとしても、起動のたびにOSが自動で確認し、改ざんや破壊があった時には自動でOSが新品同様に戻してくれます。
 
 

3 Chromebookの欠点

 
外で使う人にとって利点だらけのChromebookですが、実は欠点も存在します。
 

(1)WindowsやMacのソフトが使えない

 
「使い慣れているソフトでないと仕事ができない!」という人にはChromebookは向いていません。
WindowsやMacで使用されている有名なソフトも、Chromebookでは使うことが出来ません。
全てGoogleが提供する、似たようなソフトを使う必要があります。

とは言え、普段からGmailやGoogleスプレッドシートなどを使っている人には何の影響もありませんので、普段通りに使うことができます。
 

(2)プリンタを使うことが出来ない

 
ChromebookにはUSBポートもありますが、プリンタを接続しても使うことが出来ません。
プリンタの製造会社がChromebook用のプリンタドライバを提供していないので、印刷をすることが出来ないのです。

プリンタを使うためには、インターネットを通じて印刷することのできる「クラウド対応プリンター」を使うか、
セブンイレブンなどでネットプリントをするしかありません。
 

(3)光学ドライブが使えない

 
DVDやブルーレイを使いたいと思っても、Chromebookには接続することが出来ません。
コレに関しては解決法がありませんので、WindowsやMacで使うことになります。
 

(4)有線LANに接続できない

 
Chromebookは無線LANを基本としていますので、家で有線LANしか使っていない場合には接続できなくなります。
クラウドに接続できないので、殆どの作業を行うことも出来ません。
 
 

4 Chromebookはどんな人に向いているのか?

 
利点も欠点も多いChromebookですが、結局のところ、どんな人に向いているのでしょうか?
 

(1)テキストメインで使う人

 
テキストを打ち込んだり、メモを取ったりするのがメインであれば、普通のノートPCよりもChromebookを持ち歩くほうが便利です。
軽く、バッテリーが長持ちなChromebookはノマドワーカーにとっては選択肢の1つになります。
 

(2)ウェブブラウザ上で仕事が完結する人

 
普段からGoogleChromeをメインに使っていて、Googleのアプリを使っている人なら何の問題もなく移行できます。
 

(3)サブマシンとして持ち歩く人

 
Chromebookをメインに使用するには時期尚早と言えます。
会社では普通のノートPCを使用して、外回りの時だけはChromebookを使う、といった使用法が最も向いていると思われます。
 
 

まとめ

 
Chromebookは使用法がかなり限定されます。
ネット環境がなければ何も出来ませんし、アプリも決められたものしか使えません。

しかし、バッテリーの持ちと軽さを備え、起動の早さや快適性を考えると、原稿を書いたり、執筆作業をしたりと言ったテキストをメインにしている人には最適のPCと言えます。

「ちょっと外で気分転換しながら企画書を作ろう」という時などに気軽に持ち運べるサブマシンとして、検討してみてはいかがでしょうか。

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