起業家として成功するために必要な3つの素質

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起業家として成功するために必要な3つの素質

2016.11.23 / 最終更新日：2016.11.23

起業したからって必ず成功するとは限らない

世の多くのサラリーマンの夢、それが起業して成功し、自由な生活を送ることですよね。毎日好きな時間に起きて、好きな場所で、好きな時間に仕事をし、自分の求める好きな金額を稼ぎ出す。会社に縛られる生活をしている人間にとっては憧れの生活のはずです。

では、「起業する！」と言って、起業すれば、すぐに自由になることができるのでしょうか？もちろん、そんなことはありませんよね。潤沢な資金と他の人が持っていないスキルを身につけているなら話は別ですが、最初は生活するお金を稼ぐのにも苦労する状態からのスタートのはずです。スキルや人脈だってないはずです。会社にいたころにつながりがあった人間も、会社の看板を外した途端に、あなたから離れていきます。

世間一般のイメージでは、起業すれば自由になれると思われがちですが、実際には、起業しても成功できず、会社員時代よりも少ない収入、長い労働時間を強いられる人の方が多いのも事実です。つまり、起業したからと言って、必ず成功するとは限らないのです。起業することは、ゴールではなく、単なるスタートにしか過ぎないのです。

起業家として成功する人に共通点はあるのか

では、起業家として成功する人にはどのような特徴、共通点があるのでしょうか？それさえ分かってしまえば、その共通点を真似て、自分自身に取り入れ、少しでも成功に近づくことができるようになるはずです。今回の記事では、そんな、起業家として成功する人に共通する3つの素質を紹介していきます。

これらは、特に難しいことはなく、特別なスキルや知識も必要ありません。あなたのマインドを少し変えていくだけで実行できるものばかりになります。しかし、成功するには、これらを「知っている」ではなく「徹底している」と言えるまでにやらなくてはいけません。あなたが本当に起業し、成功したいなら、次の3つのことを「徹底している」と言えるようになりましょう。

起業家として成功できる人の3つの素質

それでは、起業家として成功できる人の3つの素質を紹介していきます。1つはマインドセットについて、もう2つはノウハウに近い素質ということになります。

1：とにかく素直に真似する

まずは、とにかく成功している人の言うことを聞き、真似するということです。例えば、パソコンを使う仕事をしている場合、文章を書いたり、画像を編集したりするために、アプリケーションやソフトを使いますよね。自分は使いやすいから「A」という画像編集ソフトを使っている。しかし、知り合いの、実際に稼いでいる起業家さんは、「B」というソフトを常用している。そこで、起業家さんから、「画像編集するとき、このB使ったほうがいいよ。俺も使ってるし、周りの社長もみんなこれ使ってるから。」と言われたとします。

この時にとる行動は二択。
「いやあ、自分は今のAが使いやすいんで、このままいきます」
「わかりました。今からダウンロードしてそっちに切り替えますね。」
さあ、どちらの返事をした人間が成功できるでしょう。

もちろん、後者ですよね。現状で成功していない自分と、成功している起業家。どちらの環境が成功に近いのかは明らかです。本当に成功したいと思ったら、成功者のやり方、考え方をとことん真似することから始めなくてはいけません。どのレベルで真似するのかといえば、その起業家さんが、黒といったら、どんな白い物でも黒と言うくらいにです。それくらいに徹底して取り組んでいかないと、成功することはできません。

2：仕事量が足りている

成功している起業家は、とにかく仕事が速いです。サラリーマンが1日かかる仕事でも1時間で終わらせてしまうような感覚です。もちろん、最初からその早さで仕事ができたわけではありません。最初は、寝る時間や遊ぶ時間を削り、なんとか時間を捻出して、膨大な量の仕事をこなしてきました。起業家として成功できる人は、大量の仕事を速く終わらせます。

仕事量を増やすには以下の記事を参考に
↓
起業家を目指す人が知っておくべき残酷な現実

3：稼げるビジネスに取り組む

起業して、挫折しないで継続するには、自分の好きなビジネスに取り組むことが一番大切になります。しかし、いくら自分が大好きなビジネスでも、それが稼げないというのなら、永遠に成功することなんてできません。ビジネスのスタートは、自分が何を売るのか、ではなく、「お客さんが何を求めているのか」という視点です。どんなに素晴らしい暖房器具を開発しても、それをハワイのビーチでは売れませんよね。常夏の楽園では誰も石油ヒーターなんて求めていませんから。

成功する人は、そのことをしっかりと理解していますので、自分の好きなことに取り組みながらも、それが本当に稼げるビジネスなのかも常に意識しています。あなたが起業し、取り組んでいるビジネスで思うように稼げないという場合には、いま取り組んでいるビジネスが、本当に求められているかを見直してみましょう。