クタクタに疲れて乗り込んだ電車。
座席に座った瞬間、1日の疲れがドッとでて、
なんだか眠くなってくる経験は、
ビジネスマンなら誰でも持っていることでしょう。
そこで注意したいのが、電車での寝過ごし。
疲れていると、帰りの電車で座った瞬間、
電池が切れたかのように一瞬で深い眠りに落ちてしまって、
気付いたら目的の駅を通りこしていた・・・
そんな経験をしたことがある人もいるでしょう。
折り返しの電車があればまだ良いですが、
電車がなければタクシーで帰るハメになり、
時間とお金を無駄に使うことになってしまいます。
最悪の場合、タクシーも見つからず
家に帰れなくなったなんてことは絶対に避けたいですよね。
せっかく気持ちよく眠っていたのに、
そんなことになったら精神的にダメージが大きいです。
そこで、電車での寝過ごしを防止するための
対策方法を紹介します。
電車でよく寝過ごしをしてしまう人は、
参考にしてみてください。
どうして電車の中で眠くなるのか
通勤時間を利用して少しでも睡眠の補充にあて、
疲労を回復しようと考えるのは、ごく自然な発想です。
そのようの考えているから眠くなるということもありますが、
電車での眠気は、実は振動が深く関わっているのです。
というのも、体がゆっくりと単調なリズムで揺れた場合は、
脳が眠くなることがわかっています。
たとえば、赤ちゃんを抱っこしたり、
ゆりかごに入れてゆっくり揺らすと気持ち良さそうに
スヤスヤ寝ていますよね。
これは大人も同じで、体がゆっくりと
単調なリズムで揺れた場合は脳が眠くなります。
電車の中は、調な振動がゆっくりと起こる空間なので、
電車の椅子に座っているとだんだん眠くなるのです。
睡眠不足だったり、疲れがたまっていると、
余計に眠くなることでしょう。
電車での寝過ごしを対策しよう
電車の振動が眠気を誘うからといって、
振動を止めることはできません。
自分でできる、対策方法をお伝えします。
・なるべく立ったまま過ごす
座席に空きがあっても、疲れていても、
まずは座るのを強い意志でグッと我慢。
誘惑に負けないように。
疲れているときなどは、どうしても座りたくなる気持ちもわかりますが、
終電などで寝過ごすわけにはいかない場合は、
座らないようにすることが一番の対策となります。
人はふくらはぎとあごの筋肉を使っているときは、
脳が活性化されて眠くなりません。
眠気覚ましにガムを噛んだりするのも、
そのためですね。
だから、立っているようにすれば、
眠くなっても眠ってしまうことを防ぐことはできます。
さすがに立った状態でスヤスヤと眠れる人はいませんよね。
ただし、壁に寄りかかっていると、
不意に睡魔に襲われることもあります。
立っているときは、壁に寄りかかったりせず、
自分の足だけで立つようにしましょう。
・なにか作業をする
何か作業に集中していれば、脳を活性化することができ、
眠気を吹き飛ばすことができます。
たとえば、明日のタスクリストを作っておく。
眠ってしまうことも防げますし、
明日のための準備もできて一石二鳥です。
その際には、ガムを噛みながらやると、より良いですね。
眠気に負けることがないように、
時間を有効活用していきましょう!
・スマホのアラームを設定する
それでもどうしても眠くて仮眠を取りたい場合には、
スマホのアラームをセットしておきましょう。
仮眠を取るつもりなら、電車に乗る前に目的の駅の到着時間を調べ、
到着の2分前に設定しておくといいです。
1分前だと気付いて起きることには、
目的の駅をもう過ぎてしまっていることもありますし、
余裕を持った5分前だとまた寝てしまう可能性が大きい。
だから2分前に設定するのがベストです。
また、カバンにスマホをしまってしまうと、
気付かないこともありますので、
手で握っておくようにしましょう。
とはいえ、音が鳴ると迷惑なので、
バイブレーションのみに設定してくださいね。
音の出ないアラームアプリなども多数リリースされているので、
それらを使うのも効果的です。
■ 強力無音タイマー(iPhone)
■ 無音タイマ(Android)
参考にしてみてください。
まとめ
電車で寝てしまい、目的の駅を通り過ぎてしまった時は
ほんとにショックですが・・・
問題はそれだけではないのです。
もし目的地で起きられたとしても、眠ってしまった分、
生活のリズムが後ろにずれることになり、
家に帰ってから寝つけなかったり、
寝ても疲れが取れないといった状態になってしまいます。
そうやって疲れを解消できないでいると、
また次の日も居眠りしてしまう・・・
という悪循環になってしまう。
昼の電車で、少し居眠りするのは、
体にとっても少しの休息として眠気がとれて良いのですが、
夜の時間帯は注意が必要。
夜に電車の中で眠くなった場合は、
できるだけ帰宅するまで我慢しましょう!
そのためにも、普段から睡眠をよくとっておき、
疲れを溜め込まない生活をしていくことが大切。
その上で眠りにくくする工夫や、
もしも眠ってしまっても起きられる方法を
見つけておけば安心です。
ぜひ、参考にしてみてください。
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