眼精疲労で『うつ』になる
一日中PCやスマホを手放せない方は
非常に多いと思います。
目を使いすぎてしまった日は
ものや街頭が二重にみえてしまうこともあると思います。
ただの疲れ目だと思って
ほっておいていませんか？
実は眼精疲労は肩こりや頭痛だけでなく、
うつ病になることもある恐ろしい疲れなのです。
目が疲れる原因の第1に
『モニタ－の光が明るすぎる』という点が考えられます。
基本的にモニターは紙と違って、
黒い背景に白文字が目には一番良い
と言われています。
その方が光の量が少なくなるからですね。
あなたは以下の項目に
いくつ当てはまりますか？
多く当てはまるほど
眼精疲労している可能性が高いです。
□ モニター向かって行う作業時間が増えた。
□ モニターの色温度を調整していない。
□ 本来必要のない高コントラストの設定になっている。
□ 作業スペースより、余分なスペースが多い大型モニターを使用。
□ マルチモニターなどモニターの数自体が増えた。
そもそも『高画質で映画を見るモニター』と
『静止画用モニター』、『日常の業務に使うモニター』では、
求められる特性が違います。
『モニタは大きければ大きいほど良い』とか、
『作業スペースが増えるからとマルチモニタを安易に導入』
という行為が眼精疲労を招きます。
効率を上げるためにしたはずが、
実は作業効率を下げてしまっているのです。
さっそくですが、
目の疲れが溜まらないソフトを使いたい方は
下の動画を参考にしてください。
パソコン用メガネなんてもういらない！
無料でできる4つの疲れ目対策
ここ最近のパソコン環境が
疲れ目を引き起こすことが理解できても、
会社のモニターを手軽に変えることは中々できませんよね。
今回今すぐ手軽にできる疲れ目対策を紹介していきます。
1：画面の明るさ、コントラスト、彩度を下げる
なによりも、これが一番効果的な方法です。
まずは、３つを以下のように設定します
『明るさ20％』
『コントラスト10％』
『彩度10％』
某PC用メガネはブルーライトだけを
30～50％カットできると謳っているので
この設定を変えるだけで
PCメガネ以上の効果が得られてしまうというわけなのです。
試しに、ヤフーのトップページを上記の設定で変更してみました。
いかがでしょうか？
ほぼ見た目は変わらないですよね。
パソコンを手にしたときは
まずはここから調整してみましょう。
モニタは出荷状態では映画用の高輝度、
高コントラストの設定になっていることが非常に多いです。
調整したことが無いという方は、
この機会にぜひ調整しましょう。
2：モニターの解像度を下げる
文字が大きければ
モニターから離れた位置で作業できますが、
パソコンだとそれは中々難しいですよね
モニターはネイティブの解像度 (デバイス本来の解像度) が
設定されていて、不用意に解像度を変更すると
“にじむ”ことがあります。
しかし、モニタやビデオカードのドライバによっては、
文字のにじみを抑えて
解像度を下げられる場合があります。
【ソフト（OS）側で調整する場合】
■Windows XPの場合なら…
スタート＞コントロール パネル＞画面＞設定＞画面の解像度
のスライドを移動することで調整できます。
■Windows Vistaの場合なら…
スタート＞コントロール パネル＞デスクトップのカスタマイズ＞
個人設定＞画面の解像度の設定＞解像度
のスライドを移動することで調整できます。
■Windows 7の場合なら…
スタート＞コントロール パネル＞デスクトップのカスタマイズ＞
画面の解像度の調整＞解像度
のスライドを移動することで調整できます。
3：ソフト側で表示サイズを変える
モニタやOSで拡大表示ができなくても、
Windowsでは「Ctrl＋マウスホイール」または「Ctrl＋ ＋ or －」、
Macでは「Command＋マウスホイール」で拡大表示できます。
Internet Explorer、Firefox、Chromeなどの
主要ブラウザでは標準でサポートしています。
特にChromeではサイトごとに
ズームサイズを変更できるので、
サイトの文字サイズに合わせて倍率を変更できます。
テキストエディタなども変更できることが多いので
試してみてください。
画像はChromeで125％に拡大したところ。
4.壁紙を黒にする
壁紙は買った時のままではありませんか？
特に思い入れのない風景写真ではありませんか？
実はこの壁紙も目に負担をかけています。
目に余計な負担をかけるくらいなら
この際、純色の黒にしちゃいましょう。
OSによって多少違いがありますが、
以下の要領で変更可能です。
Windowsでは
「コントロールパネル＞個人設定＞デスクトップの背景」
で変更できます。
Macでは
「環境設定＞テスクトップとスクリーンセーバー＞無地の色」で変更。
それでも目は疲れる
目に疲れを溜めないためには…
ここでは6つの
目に疲れを溜めないためのポイントをご紹介します。
このポイントをしっかり押さえて、
しっかり目のケアをしましょう！
1. パソコンを見ない時間を
１時間に10分程度作る
パソコンやスマホが手放せない方は多いと思いますが、
1時間モニターを見たら10分程度、
目を休めるパソコンやスマホなどの
画面を見ない時間を作りましょう。
作業をしていると忘れがちになってしまうので
時間を決めて、意識的に取るようにしましょう。
一度に10分というのが難しい場合は、
時々モニターから目をはずして、
瞬きや遠くを見るなどの行動を心掛けましょう。
2. 目の周りを温める ・ 冷やす
眼精疲労を和らげる治療でも
目を温めたり、冷やしたりすることが推奨されています。
これらは自分でできる
目の疲れをとる手軽な方法の１つです。
それぞれ以下のような効果があります
『目を温める』
目とその周辺を温めることで血管が広がるので、
血液循環を良くし、新陳代謝をあげ
溜まった老廃物を流してくれます。
筋肉をほぐしリラックスさせて、
眼精疲労からくる頭痛や肩コリを
和らげる効果も期待できます。
簡単に目を温める方法は
タオルをお湯につけてもいいですし、
電子レンジで濡らしたタオルを軽く温めてもいいですね。
温めたタオルをのせるだけで
筋肉をほぐし疲れをとれるので、オススメです
『目を冷やす』
目や目の周りを冷やして
血管と筋肉をいったん収縮させることで、
元に戻ろうとする力を引き出す方法です。
この２つを同時に行うことにより
血管の拡張と収縮運動を行えるので
血液の流れを良くする効果もあります
これはクマの改善にも効果が期待出来ますよ。
温めるべき？冷やすべき？
目の症状によって、
温めるほうが良いか、冷やしたほうが良いか
対応は変わってきます
目を温めることは、
眼精疲労のひとつであるドライアイにも効果的です。
ですが、目が炎症を起こしていたり、
充血していたりする場合、
また急性の痛みを感じる場合には、
温めると症状を悪化させる可能性があるため注意してください。
目を冷やすことは
一晩休めば良くなるような
疲れ目に効果的です。
また、目が炎症を引き起こしていたり、
充血していたりする場合や、
急な痛みを感じるときにもオススメです。
3. しっかり睡眠を取る
しっかりした睡眠をとることが
目を休めるのには何よりも効果的です。
熟睡して光を感じない状態になると、
目はリラックス状態に入ります。
しっかり睡眠をとることにより
目と目の周りの筋肉をしっかりと休ませ、
次の日に疲れを持ち越さないようにしましょう。
4. 就寝前にはモニターを見ない
部屋の明かりを消しベッドに入ってからも、
ついついスマホや携帯でインターネットやメールを
チェックしてしまいしがちですよね。
目にとっても、自律神経にとっても
暗いところで液晶画面などを見ることは、
良くないことと言われています。
朝目覚めが悪かったり、
不眠になったりする可能性が指摘されています。
就寝の1時間前には、
電子機器類は触らないようにし
間接照明などで脳や神経をリラックスさせましょう。
5. コンタクトレンズは使用時間に注意
長時間に及ぶのコンタクトレンズの使用は、
目の乾燥を促進し、
ドライアイなどのトラブルに
つながる恐れがあります。
コンタクトレンズを使用する際には、
目を清潔に保ち、安全に使用しましょう。
6：目の体操
「寒くなるとクマが目立つなぁ…」
「最近疲れて目元がシワっぽい…」
誰しもが感じたことのある悩みだと思います
これらにはちゃんとした理由があります。
まずは
気温が下がると目も冷えるため
温度を一定に保とうと血管が収縮します。
そうすると目の周りの筋肉が固まり血流が悪くなり、
目に必要な酸素や栄養が不足し、
老廃物も溜まりやすくなります。
目の周りの皮膚はとても薄いため、
血流が悪いと老廃物が溜まったまま透けてしまう。
これがクマです。
筋肉が固まることによって
これがシワとなって現れてきます
あとパソコン、スマホをよく使用する人も
クマやシワができやすいと言われています。
血流を良くし、筋肉をほぐすには
前で話したように
ホットアイマスクや
蒸しタオルなどが一般的ですが、
どちらも一時的なもので効果が持続しません。
そこでおススメなのが目の運動です。
どこでも簡単にできて効果絶大なのでご紹介します！
１：目をパッと開いて眼球だけで真上を見ます。
顔は正面を向いたままです
２：つぎに目をギューッと閉じます
３：もう一度目をパッと開けて、眼球だけで真下を見ます。
顔は常に正面を向いたままです。
４：もう一度目をギューッと閉じ、目をパッと開けて左、右と見てください。
これを上下左右の4方向を1セットとします。
10秒ずつを目安に
目を開けたり閉じたりしてみてください。
１番効果があるのは起床した時です。
目の疲れを感じたときにも効果的なので
ぜひ試してみてください。
目の疲れ以外も改善させたい方は
この記事を読んでください。
⇒ 3つの疲労蓄積を吹き飛ばす
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