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やる気と無関係に自分を行動させる術

『やる気』は雲のような存在?

ダイエット、ジョギング、禁酒、禁煙など、
強い意志を持って自ら始めたはずなのに、
続かず失敗してしまう。

なぜ、続かないんだろうと思いながら、
結局やめてしまう。

その原因は、「やる気だけに頼っているからだ」
と言ったら信じられますか?

『やる気』は雲のように出たと思っても
すぐに消えてしまうものです。

雲

この『やる気』だけを頼りに行動するのでは
三日坊主が確定すると言っても過言ではありません。

それなので、気分に左右されずに行動するメソッドを
今回は書いていきたいと思います。

やめグセを知る

やめグセを知ることは、
長く続けるために大事なことです。

探す

人間関係で嫌になったとき、
忙しくて心身ともに疲れているとき、
仕事でうまくいかないことがあったときなど、

人それぞれにやめてしまうときのクセや
パターンというものがあります。

やめてしまうときのクセを知らずにいると、
続けられないことに悩んだり、
自分を卑下したりしてしまうものです。

そして、結局は「やる気」に頼ることになる。

ですが、「やる気」は
ずっと持ち続けられるものではないですよね。

実は続ける上で最もやってはいけないことだとも言えます。

だから、やめてしまいそうになるときの
パターンを把握して対策を立てることが、
続けることにつながるんじゃないでしょか?

何かを続けることは、
元々の目的に結びつかなかったとしても、
意外なところで役に立つこともあります。

「何か始めても、三日坊主で終わってしまう。」

そんな人は、習慣化する技術を駆使して、
決めたことを続ければ、良い結果に結びつくはずです。

続ける理由は?

続ける理由があると続けやすいのは当然ですが、
その数は1個よりも2個のほうが、
2個よりも3個のほうが
より続けようとする力が持続しますよね。

続ける理由に比例して、続ける力も高まります。

習慣に落とし込むために
『続ける理由・やめない理由をつくる』ということです。

続ける理由や、
やめない理由をたくさんつくることができれば、
これまでよりも続けやすくなるのは想像できますよね。

あなたが今まで「あのとき凄かったなぁ」
と思える時は、どんな時でしたか?

はてな

たとえば、誰かに約束したときとか、
期限が迫っているとき、人前に出たとき…

人によってパワーが出やすい条件は違うと思います。

あなたオリジナルの条件を覚えておくと、
いざ習慣化させたいときに
その条件を意識的に揃えていけば
自分をコントロールしやすくなります。

幻想と目標を見極める

幻想→まやかしの欲望で、
目標→自分が目指す所です。

その場限りの欲望は自分の目標から遠ざかりますが、
目標に向かって行動するときは
努力が必要になります。

成長するためには、必ず痛みが伴うものです。

逆に落ち着く場所にいて
成長することはありません。

今の自分のままで良い環境は
落ち着くし、“ありのまま”で
いられる気がします。

ですが、そういう場所や課題では
成長する必要性がないので
現状維持か堕落していきます。

どうやったら幻想か目標を見極めて
目標に向かって行動できるようになるでしょうか?

引き金に気づく

脳には行動と消費を促進するために発達した
「報酬システム」という部分があります。

脳は報酬が手に入りそうだと
認識すると、ドーパミンという神経伝達物質を放出して
報酬を手に入れようと行動を促進させます。

ドーパミンが放出されると神経が研ぎ澄まされて、
欲望で頭がいっぱいになります。

その働きで注意力は全てそこに向けられて
報酬のことしか考えられなくなるんです。

ドーパミンは行動的にさせてくれますが、
その作用で欲しいものを追い求めても、
満足や幸福感は得られないと言われています。

たとえば、スマホでフェイスブックやメールのチェック、
アプリのゲームを絶えずしているのは
ドーパミンが放出されています。

携帯

ここで気づかないといけないのは、
自分の目標と行動は一致しているのか?
ということです。

言い方を変えれば、
衝動に駆られているときは
ドーパミンが出ているときです。

「食べたい」という衝動で食べ過ぎてしまう、とか
「欲しい」という衝動で買いすぎてしまう、
とかです。

知っていても、快楽の誘惑(衝動)には
なかなか勝てないものです。

そういう時は、
あえて我慢せず楽しんでみるのも
ひとつの手です。

そうすると、思っていたよりも
少しの量で満足することに気づいたり、
期待していたよりも楽しくないことに気づけます。

自分を目標に近づける行動は本当の報酬で、
遠ざける行動はまやかしの報酬です。

自分の行動を観察してみて、
幻想と目標を見極めましょう!

「やりたくないこと」と
ドーパミンが出ることを結びつける

たとえば、1時間勉強したら
携帯を5分見ていいとかです。

もしくは、面倒な仕事はお気に入りのカフェで
片付けるのもいいです。

あとは、そもそも衝動に駆られるものは見ないことです。

近づかないようにするか、
さきほど書いたように「やりたくないこと」と結びつけるのが
いい選択ですね。

他人の夢を追わない

ついついメディアの影響や周りの影響で
他人の夢を追ってしまうことがあります。

あなたの夢は本当に自分の欲望と一致していますか?

あなたがしたいこと、なりたいもの、欲しいものを
書き出してみるといいですね。

その中で一番実現させたいものを選んで、
いつも見るようなところへ貼りつけましょう。

もしくは、携帯の待受画面にしてもいいかもしれません。

どんなに「やるぞー」と意気込んで
スタートしたものでも、
徐々に気持ちが萎えてしまったり、
日によってモチベーションが低くなることもありますよね。

向上心

それなので、
モチベーションが自然とアップするような
言葉や画像を見れるようにしておくと
グッとやる気が復活するようにしておきましょう。

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