「どうしても家じゃ怠けてしまう」
『やる気』というのは雲のように
フワフワしていて急に無くなったり、増えたりと
1日の中でも変化し続けます。
そんな中、いつでも集中して課題をやっていくのは
至難の業ですよね。
今回は『半強制的に集中させる秘訣』を書いていきます。
ダラダラした日から抜け出して
「やると決めたらやる!」
スマートな日々を送りましょう。
そもそも、
なぜ集中したくても
集中できない状況に陥るんでしょうか?
集中したければ、
集中できない理由を知っておくと
対策を練ることができますよね。
ということで最初に
人が集中できなくなる理由を解説していきますね。
集中できない3つの理由
1.静か過ぎるか騒音だから
静か過ぎてもストレスが溜まりますし、
うるさ過ぎても集中できず生産性が上がらないものです。
この2つは相反するようですが、
何事も適度な量が大事なんです。
アメリカのイリノイ大学のラヴィ・メータらが、
音の大きさによって人間の脳がどのような影響を
受けるのかという実験を行いました。
その結果として、
音がほとんどない静寂な場所では頭がボーっとして、
線路の近くのような騒音だと脳が刺激を受けすぎて
集中できない状態になることが分かりました。
教授によると、
「静かでもなく、またうるさくもない、
中間の音量が仕事をするには理想的だ」というわけです。
適度に脳に刺激を与える環境が
集中して課題をするのに適していると言えますね。
ちなみに、適度な音量は
70デシベルだとのことなので調べてみると良いですね。
最近ではスマートフォンで
どのくらいの騒音レベルか確認できるアプリもありますので
調べてみるのもアリですね。
2.他人の目がないから
1人の方が集中できる時もありますが、
ずーっと1人でいると
なぜか怠けてしまいませんか?
理由の1つとして、他人の目がないからです。
『見物効果』といって、他者から見られることで
やる気や仕事量、スピード、質が変化する現象があります。
名前の由来としてスポーツの試合で、
観客が多いと選手たちのやる気が増して、
白熱した試合になりやすいといった現象から
『見物効果』と呼ばれています。
これは普段の生活の場面でも、数多く見られる心理です。
あなたも職場で周囲に人が多いときほど、
無意識に張り切って作業が進んでしまう事はありませんか?
その逆に、同僚や上司がいないと、
なぜだかダラダラしてしまいがちだったり。
在宅勤務が難しいとされるのは、
『見物効果』が働かないので、
労働意欲が上がらないからだ、とも指摘されています。
仕事や勉強には正直しんどい部分もあり、
誰だってたまには放り出して、
楽な事だけをしていたいものですが、
そうした怠け心を抑えて能力以上にも
頑張らせてくれることもあるので、
これを利用しない手はないですね。
3.制限時間がないから
自宅以外の勉強場所としてカフェや図書館がありますが、
家よりも集中できることが多いですよね。
家とは違って閉店時間、
あるいはノートパソコンや無線LANルーターの
バッテリーの限界時間というのもあります。
これらの『制限時間』は一つの『制約』になります。
制約というのはある種のルールで、
これがあるとゲーム感覚になっていきます。
「あと2時間しかない」という感覚から、
「2時間でどこまでできるかやってみよう」
という発想が生まれてくるというわけです。
終わりが見えていることで
時間に対する意識が鋭くもなります。
家での作業だと今が夜の20時だとして、
「今日はまだあと4時間あるな」とか
「2時まで作業すれば、まだ6時間ある」と、
ズルズル作業開始時間が遅くなり、
結局、作業は手つかず、
という悲惨な事態が起きかねません。
こういう時間感覚の麻痺も、
限定環境ならば発生しにくいですね。
「なるほど、
でも自分の家の周りにインターネットのつながる
カフェや図書館がどこにあるか分かりません」
OKです。
これから、あなたの住まい限定の
ネットがつながる勉強場所の探し方をお伝えします。
これを知ることで家以外の場所で
パソコンを使った作業をサクサク進めることができます。
あなたのスマホに無料アプリ
『電源カフェ』をアップロードする
やる事は簡単です。
無料アプリの『電源カフェ』を
あなたのスマホにアップロードして
あなたの住まいの近くにある
ネットが繋がるカフェを見つければ良いんです。
電源(コンセント)が使えるカフェを探せる
電源カフェ専用ポータルサイトで、
Wi-Fiの有無やお店の混雑具合、
電源口数も掲載されています。
カフェの他にもバーやレストラン、
図書館や区民・市民センター、
新幹線の中やターミナル駅内特殊スペースなど
公共施設でも使える場所があります。
便利ですねぇ
これがあれば、出先でも
サクッと調べられてパソコンで作業することが出来ますね。
僕もこのアプリを使用してみて、
お気に入りのカフェや図書館を作業場所として
使わせてもらっています。
家以外にも作業できる場所があるというのは
自分の力を最大限に発揮できると思いますね。
良いカフェを見つけたら…
人には人格がありますが、
それは固定的なものではなくて、
場所に応じて変化してしまうものなんです。
この人格というのは、気分も含まれています。
あなたも職場でスーツを着ている時と、
家でパジャマでいる時の気分はきっと違うはずです。
例えば、集中していたりリラックスしていたりと、
その状況にあった気分が出てきているはずです。
作業モードに入りたければ、
同じような場所や作業できる雰囲気で行った方が良い、
となりますよね。
仕事で使っている手帳を開くと
頭が仕事モードに切り替わるように、
仕事モードに切り替えたいなら手帳を開けば良い、
ということです。
この流れを作ることができれば、
気分の切り替えを意識的に作れるようになります。
家で仕事などの作業を進める場合、
必要以上の休憩を誘うベッドや
あっという間に時間が過ぎてしまうネットサーフィンなど
様々な誘惑が家の中に潜んでいますよね。
たくさんの誘惑がある中で
1つ2つ誘惑に打ち勝ったからといって
徐々に意志の力は減っていくので
負けてしまうものです。
そして、一度負けたら
自己嫌悪に陥ってさらに手がつかなくなっては
悪循環そのもの。
こういう時に『書斎』などの
作業するためだけの場所を持たないと、
仕事モードになるのは難しいでしょう。
家族がテレビやDVDを見ていても、
作業モードが乱れてきますよね。
集中力が無くなるというよりも、
集中しようという気持ちが湧いて来ない状態です。
こういう場合に、
カフェが『書斎』のような場所になります。
ここに来れば作業をする、
ということを繰り返していると、
徐々にそこにいけば作業する気持ちが湧きやすくなる、
という現象が期待できます。
今まであなたが集中できなかった時があるのは
なにかの能力が低いからではなく、
仕事モードに入れていなかったからです。
この記事に書かれていることを知って
モードに入った状態で作業をすれば、
今までと違った結果が得られるようになるはずです。
環境を変えると
他にすることもなく、周りの目もあるので、
必然的に作業に追いやられて仕事が加速します。
あなたが集中できる場所を
家以外に何個か発見して
半強制的に集中力がキープできる流れを
作ってみてください。
自分の意識で好きな『モード』に入ることが出来れば
ガンガン作業が進んでいきますし、
あなたの目標にも近づくことが出来るようになります。
「頭がもっと良くなるにはどうしたら…」
という方はこちらの記事をどうぞ!
⇒ 大人になっても運動・勉強以外で脳細胞を増やす5つの方法
それでは、
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。
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