一人で起業する場合、まずは何を考えるべきでしょうか?
それは自分の価値を見極めることです。
自分の持っているスキルや体験などから、自分の価値を見極め、得意なジャンルで勝負することが重要になってきます。
得意なもの、好きなもの、今までに体験・経験したものだからこそ、一人でもやり続けて起業を成功に導くことが出来るわけです。
しかし、どうしても【自分の価値】というものが見つからない、という人が多くいます。
今回は、あなたの価値を確認して、起業に繋げる方法をお伝えしようと思います。
・気づいていない自分の価値
もちろん、最初から得意なものを把握していて
『自分はこれで起業します』
『これなら誰にも負けません』
という人たちは理想的です。
ぜひその得意ジャンルで勝負してもらいたいと思います。
しかし、起業するにあたって自分の得意ジャンルを見つけようとしても、
『とくにスキルが無いんです』
『才能もありませんし』
と自分を過小評価してしまう人がよくいます。
そういう人は、考え方を変えてもらいたいと思います。
最近多いのが『ノウハウコレクター』と呼ばれる人たちです。
教材などを買い漁るだけで、実践も勉強もしていない人たちのことを指します。
しかし、これを逆に考えてみれば『情報収集に長けている人』ということになります。
1つのことに集中して得意な人と違って、あらゆる情報を網羅していることもあなたの得意技になるわけです。
まずは視点を変えることで、あなたのこれまでの経験を見なおして、自分の得意なもの・スキルを見つけることが出来るはずです。
・他人はその情報を知らない
『知識もありませんし、得意なものも無いんです』
という人も、実は得意ジャンルを持っていることがあります。
自分だけが『大したことない』と思っていることが、実は他人にとってはお金を払ってでも教えて欲しい情報だったりします。
あなたにとっての「当たり前」が他人にとっても「当たり前」とは限らないのです。
誰かと話をしてみてください。
「こんなの、みんな知っているだろう」と思っていても、他人はその情報に驚くことがあります。
それこそ、あなただけが持っている得意ジャンルです。
その情報こそがあなたが起業すべきジャンルになる可能性があります。
『自分は食べることぐらいしか趣味がないし……』
そんな人はブログで起業してみましょう。
食べることが好きなら、その情報を発信してみてください。
市内の飲食店の食べ歩きを毎日書いてレビューすることで、その市内に住んでいる人から多大な評価を得ることが出来ます。
市内の食べ物に関して絶対に負けないほどの情報量を持っていると思われれば、地域の情報誌からライターの仕事が舞い込んでくるでしょう。
そこから料理専門のライターとしてプロを目指すことだって出来るのです。
自分では価値がない。
当たり前すぎてビジネスにならない。
そう思っていたことが、実はお金を生み出す金の卵だったりします。
あなたが失敗した過去の経験ですら、他の人が知りたかった情報になるかもしれないのです。
・まとめ
あなたの得意なものを見つけようとするときには、逆転の発想をしてみるべきです。
自分にとっての当たり前が、他人にとっても当たり前ではありません。
最初から決めつけたりせずに、先入観のない客観的な視点で見つめ直してみてください。
その上で誰かと話して、他人にとって欲しい情報なのかどうかを探っていきましょう。
自分だけで決め付けるのではなく、他人と話すことで初めてあなたの得意ジャンルが見つかるかもしれないのです。
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