ビジネスマンとして、普段からしっかり仕事をこなして期日までに全てを仕上げるのは当然のことです。
しかし、急な依頼が入ってきたり、様々な事情で通常の勤務時間には到底終わらなそう……。
そんな時に、会社に泊まりこんで仕事をする場合もあるかと思います。
そんな納期が厳しい時、栄養ドリンクをがぶ飲みして、徹夜で仕上げたとしても身体がガタガタになってしまいます。
しかも翌日も仕事だったら……?
そこで今回は、どうしても会社に泊まりこみをしなければならない時、どんな物を使って夜を快適に過ごせばいいのか、お伝えしようと思います。
1 仮眠をとる
「翌朝までに仕上げなければならないのだから、徹夜で頑張るぞ!」と意気込むのもいいですが、その翌日はどうでしょうか?
翌日が休みなら徹夜で必死に頑張るのも一つの手なのですが、次の日も仕事があるのならば必ず寝ておかなければなりません。
どんなに仕事が詰まっていても最低3〜4時間は寝ておきましょう。
それだけでも翌日の疲れ具合が変わってきます。
暖かい毛布を1枚用意しておくと、快適に眠ることが出来ます。
会社の大きめのデスク、あるいは床でもいいですが、段ボールを下に敷いてその上で毛布にくるまって寝ましょう。
これで体が冷えること無く安眠できます。
2 横になる
「ちょっとだけ椅子に座ったままで寝よう」などとうたた寝しても、疲れは取れません。
必ず横になって寝ましょう。
小さな仮眠を何度もとるぐらいなら、しっかりと数時間寝てから気合を入れて仕事に取り組むほうが効率が上がります。
何度も泊まりこみをする可能性があるのなら、自分用の枕も常備しておくといいですね。
枕があるのと無いのとでは、熟睡度合いが全く変わってきます。
寝袋などもあるとさらに快適ですが、ここまで揃えると逆に泊まり込みが常習化しかねませんので、自分で判断して揃えてください。
3 シャワーを浴びる
シャワーを浴びるだけでも疲れが取れます。
社内にそういった設備が無いとしても、近所の漫画喫茶などで浴びることも出来ます。
泊まりこみが頻繁にあるのなら、近所の漫画喫茶などの設備を全て調べて把握しておくと便利です。
もし浴びることが出来ないのなら、濡らしたタオルで全身を拭くだけでも違います。
4 着替える
下着や肌着は常に置いておくと便利です。
忙しすぎてシャワーを浴びることが出来なくても、下着類を交換するだけでもかなり快適です。
特に夏場はニオイ対策として必ず替えるようにしましょう。
最近ではコンビニでも下着・肌着・靴下まで売っていますので、簡単に揃えることが出来ます。
5 起床時間を設定する
他の社員が出社する時刻にまだ寝ているなんてのは論外です。
忙しいとはいえ、あくまでも会社という場なのですから、朝には他の人と同じ行動ができるようにしましょう。
6 洗面用具と歯ブラシを用意する
着替えもない、シャワーも浴びれない、という緊急事態でも、洗面用具や歯ブラシはコンビニで買って来ましょう。
それだけでも不快感は消えますので、快適に仕事をすることが出来ます。
7 エアコンの温度設定に注意する
仕事中と寝るときでは身体の冷え方が違います。
寝るときは毛布などをかぶって、エアコンの温度設定を自分の体調に合わせて変えましょう。
仮眠をとったのに風邪をひいたのでは全く意味がありません。
8 加湿する
冬に寝るときは加湿器を付けましょう。
会社内は思っている以上に乾燥していますので、目や喉がやられます。
加湿器を用意したり、濡れタオルなどを近くに干してから寝てください。
マスクなども効果的です。
9 暗くして寝る
できるだけライトを消して、暗くしてから寝てください。
明るいままで寝ても、あまり熟睡できません。
明かりを消すことが出来ないのなら、アイマスクなどを用意したり、デスクの下に潜り込んで出来るだけ光を遮断しましょう。
10 栄養ドリンクはギリギリまで我慢する
「さぁ頑張るぞ!」などといきなり飲んでしまうと、カフェインで完全徹夜になってしまいます。
その翌日に反動が来てフラフラになりかねませんので、翌日に思い切り寝ても平気な場合だけにしましょう。
あくまでも最後の手段です。
まとめ
泊まりこみをするときは、翌日に疲れを残さない。
これが鉄則です。
可能な限り仮眠をとって、一気に仕事を仕上げる。
そうして身体を綺麗に整えて、翌日の仕事に向かう。
他の同僚に泊まり込んだことを気づかれないぐらいが理想です。
もちろん就業時間内に仕事を終えるのが正しいビジネスマンの姿ですが、どうしても泊まらなければならない時は、快適に過ごせるよう工夫してください。
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